カテゴリー「金利・為替・株価特報」の50件の記事

2016年9月22日 (木)

予測通りの米利上げ見送りと進退窮まった日銀

9月20-21日の日程で、日米両国が金融政策決定会合を開いた。


米国では利上げ第2弾を実施するのかどうか、日本では金融緩和政策の「総括的検証」結果が示されることから注目が集まっていた。


結果は、米国は利上げの見送り、日本は新たな金融政策対応スキーム提示ということになった。


日米両国の金融政策決定の意味と今後への影響については、


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


2016年9月26日号


に詳述するので、関心のある方は、こちらをご高覧賜りたいが、これからの世界経済金融情勢を洞察する上で、極めて重要な会合になったと判断できる。


すでに『金利・為替・株価特報』


では、9月12日号に、FRBの9月FOMCでの利上げ見送りの予測を記述していた。


FRB内部に利上げ論が根強く存在し、利上げ決定を見込む見通しも多かったが、上記レポートでは、利上げ先送りの可能性が高いと記述した。


そして、私の見解として、利上げは見送るべきであるとの判断も示した。


「予測」と「こうすべきだ」という見解は分ける必要があるが、今回の米国政策判断については、利上げを見送ると予測すると同時に、利上げを見送るべきであるとの見解を示したのである。


米国では12月利上げ実施の可能性が色濃く残存することになったが、基本的に適正な判断が示されたものと評価できる。

人気ブログランキングへ

日本の政策は極めて変則的なものである。


日銀の行き詰まりと焦燥感を反映した政策決定になった。


日経平均株価は前日比315円高で取引を終了し、とりあえずは地上が日銀政策決定を好感しているが、手放しの楽観はできない。


日銀はいずれ迎えることになる困難な局面に対する警戒感、あるいは恐怖感と表現した方が適切であるかも知れないが、これに対応した。


しかし、その方法が極めて変則的なもので、金融政策運営の


ディシプリン


を歪める側面を多分に有する。


目先はその弊害が目立って表面化しないかも知れないが、いずれ「歪み」は全体に深刻な影響を与えることになるだろう。


日本のインフレ率はマイナスに転じている。


インフレ率がマイナスであることを


「デフレ」


と呼ぶから、日本はデフレに回帰した。


日銀も素直に


「残念ながらデフレに回帰してしまった」


と言うしかないと思われるが、いまの日銀はそうは言わない。

人気ブログランキングへ

「『物価が持続的に下落する』という意味でのデフレではなくなっている」


と言うが、デフレとインフレは対立概念であり、


物価が上昇するのが インフレ


物価が下落するのが デフレ


であって、


「持続的に」


という部分に意味はない。


「持続的に」


というのがどの程度の期間を指すのか、まったく分からない。


1ヵ月なのか、3ヵ月なのか、半年なのか、あるいは、1年、3年なのか。


苦し紛れの言い逃れにすぎない。


黒田日銀は2013年3月に、2年以内に消費者物価上昇率を前年比2%にまで引き上げることを宣言した。


岩田規久男副総裁は、実現できなけれ、辞職するのが責任の示し方だと国会で述べた。


その消費者物価上昇率が2016年7月時点で、前年同月比マイナス0.7%なのだ。


「デフレに回帰した」


というのが客観的事実である。


黒田氏や安倍晋三氏が


「もはやデフレではない」と言える状況になったと得意げに話していたが、現状は、


「「もはやデフレではない」ではない」


Cpi090816


である。


本年1月に突然、マイナス金利導入を決めたが、為替は円高に振れ、株価は急落した。


本年7月末には、追加金融緩和を決定したが、長期金利が跳ね上がってしまった。


そんなこんなで、進退窮まっている日本銀行が、新しい金融政策スキームを提示したのだが、かなり大きな矛盾を内包している。

人気ブログランキングへ

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」


http://foomii.com/00050


のご購読もよろしくお願いいたします。


上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。


http://foomii.com/files/information/readfree.html

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1546号「日銀新政策スキームが抱える重大な矛盾」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

                         
                       泥沼ニッポンの再生        

価格:1,512円 通常配送無料

       

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

      

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

安保法制の落とし穴

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社

href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062880598/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4062880598&linkCode=as2&tag=miyokotk2011-22" target="_blank">amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

2016年4月30日 (土)

円急騰・日本株急落で気になる連休後金融市場

ゴールデンウィークの連休入りと同時に金融市場の波乱が拡大している。


4月27-28日の金融政策決定会合で、追加金融緩和が決定されるとの観測が広がっていたが、もともと追加緩和策が決定される可能性は低かった。


日銀が追加金融緩和決定を見送ったことで、28日の日経平均株価は


前日比282円高の17572円の高値を記録した後、


前日比638円安の16652円まで下落し、


前日比624円安の16666円で引けた。


下4桁が6並びの数値となったが、


1996年6月26日の終値が22666円となって、これを起点に1998年10月9日の12879円まで2年3ヵ月にわたる株価暴落が始動したことが思い起こされる。


今回の日銀政策決定会合で追加金融緩和が決定される可能性がなぜ低かったのか。


それは、現在の日銀が中央銀行ではなく、安倍政権の権力機関のひとつに変質してしまっていることに理由がある。

人気ブログランキングへ

昨年12月以降の日経平均株価の推移を見てみよう。


Nikkei0430162m_2

昨年12月1日に日経平均株価は20012円を記録した。


これが、1月21日に16017円に下落した。


わずか1ヵ月半で4000円幅の急落が生じた。


ここで動いたのが日銀である。マイナス金利導入を決めた。


しかし、政策効果は3日で消滅し、日経平均株価は急反落して15000円を割り込んだ。


流れを変えたのがG20だった。2月末G20を契機に世界的に株価が反発した。


ところが、4月入り後、日経平均株価は急落した。不自然な急落とも言えた。


その株価が4月24日にかけて急反発し、17500円を突破した。


ところが、4月28日の日銀政策決定会合のバズーカ砲が空砲となり株価が急反落している。


4月22日終値が17572円。


4月28日終値が16666円。906円の下落。


シカゴ先物市場の日経平均先物は4月29日、15880円で引けた。


東京終値比786円安、4月22日終値比1692円安である。


週明け、5月2日の東京市場の株価下落が警戒される。

人気ブログランキングへ

三つのことを指摘できる。


第一は、日銀の政策運営が破綻していることだ。


これはアベノミクスそのものの破綻を意味する。


第二は、株価変動が政治日程とリンクしていることである。


4月初旬の株価急落は、その後の株価急反発を演出するための「準備作業」であった可能性が高い。


「ジャンプ」するための「沈み込み」であった可能性が高いのだ。


そして、4月28日会合で追加金融緩和策を決定しなかったのは、当面の「株価吊り上げ」の目標が達成されたからだ。


4月24日の選挙に向けて株価を吊り上げたのであって、これが終了すれば、株価吊り上げの支えを張りつつける必要はない。


第三は、日本経済が明確なダウンサイドリスクを抱えることになったということだ。


アベノミクスは破綻しており、これを修復するには、


「財政政策の活用」


が必要不可欠である。


その切り札となるのが「大型補正予算の編成」であったが、安倍政権は「大型補正予算」を排除して、1兆円未満の超小型補正予算編成を決定した。

人気ブログランキングへ

日本の金融市場の基本構図は、


「円高=株安」


に転換しており、この基本構図を排除するには、


「財政政策を活用する以外に道はない」


ことを、私は『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


に記述してきた。


内外の経済金融変動は、ほぼ見通し通りに推移している。


このなかで、日本経済の崩落を回避するには、安倍政権が経済政策の基本を抜本転換することが必要不可欠であることを説いているが、その政策転換が明確に示されていない。


ここに重大な問題が残されている。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1423号「日銀追加金融緩和見送りの背景と今後の展望」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

安保法制の落とし穴

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社

href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062880598/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4062880598&linkCode=as2&tag=miyokotk2011-22" target="_blank">amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社

2015年11月17日 (火)

景気後退に逆戻りしてしまった日本経済

11月16日、2015年7-9月期のGDP統計が発表された。


実質経済成長率は年率換算で-0.8%のマイナス成長となった。


4-6月期に続いて2四半期連続のマイナス成長となった。


米国の定義では、2四半期連続のマイナス経済成長に陥った場合、


リセッション=景気後退


としている。


日本経済は、再び不況に戻ってしまった。


日本経済は2014年に不況に突入している。


2014年4-6月期、7-9月期にマイナス成長に陥った。


昨年10-12月期、本年1-3月期にはプラス成長を記録したが、その後の4-6月期、7-9月期が再び2四半期連続のマイナス成長に陥ったわけだ。


年率換算の経済成長率は以下のように推移している。


2014年4-6月期   -7.7%
2014年7-9月期   -1.1%
2014年10-12月期 +1.2%
2015年1-3月期   +4.6%
2015年4-6月期   -0.7%
2015年7-9月期   -0.8%


そして、2014年度の実質経済成長率は-0.9%だった。


メディアは「アベノミクス」を絶賛し続けてきたが、アベノミクスの実績は明らかに落第点なのである。

人気ブログランキングへ

2012年11月14日は金融市場の変節点である。


この日、野田佳彦氏と安倍晋三氏による党首討論が行われた。


この日を境に金融市場が流れを変えた。


円安、株高が進行し、アベノミクスが絶賛された。


1ドル=78円、日経平均株価8664円が、半年後の2013年5月22日に1ドル=103円、日経平均株価15627円に上昇した。


この相場変動で第二次安倍政権が軌道に乗り、3年間に及ぶ長期政権に転じてしまった。


円安が進行した理由は、アベノミクスの第一の施策である金融緩和策強化が一因ではあったが、主因は米国長期金利の上昇だった。


米国10年国債利回りは2012年7月に1.38%の最低値を記録したのち、上昇トレンドに転じた。


この米金利上昇こそ、円安=ドル高進行の主因だった。


そして、為替レート変動に連動した推移を示してきた日本株価が円安に連動して跳ね上がった。


この金融変動のために第2次安倍政権の支持率が高まり、2013年7月参院選での与党勝利をもたらし、安倍独裁政治を招いてしまったのである。

人気ブログランキングへ

アベノミクスは金融緩和、財政出動、成長戦略を三本柱とするものだとされた。


政権発足当初は、金融緩和政策強化の方針が示されるとともに、13兆円の補正予算が編成され、この財政金融政策の発動が日本株価上昇をもたらしたとも言える。


前任の野田義彦政権が財務省主導の超緊縮財政政策を実施していたため、日本株価は理論的妥当値よりもはるかに低位に押し下げられていた。


この安くなり過ぎていた株価が財政政策スタンスの修正により、適正な水準に回帰し始めた。


このことが、株価急騰の背景であり、安倍政権はその幸運をそっくり手中に収めたのである。


しかし、財政政策の方針は2014年度に180度転覆された。


消費税大増税が強行されたのである。


その結果、日本経済は大不況に陥った。


このことが、2014年4-6月期から7-9月期の2四半期連続のマイナス成長にくっきりと表れたのである。

人気ブログランキングへ

窮地に追い込まれた安倍政権は、2014年末に、消費税再増税延期の方針を決定した。


そこに、原油価格暴落という幸運が日本経済に提供された。


日本経済は奈落に転落することを免れて、緩やかな景気改善の道筋に入りかけた。


しかしながら、2015年4-6月期、7-9月期のGDP統計が示すように、日本経済は再び不況に逆戻りしてしまった。


安倍政権の経済政策には根本的な誤り、構造的な欠陥がある。


この欠陥を是正しない限り、日本経済の本格浮上はあり得ない。


株価は上昇したが、日本経済は浮上しない。


そのメカニズムを解明しなければならない。

人気ブログランキングへ

『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


の11月16日号を以下の内容で発行している。


「中国崩落説・FRB利上げ・国内政治の行方」


<目次>
1.【概観】アベノミクス相場始動から丸3年
2.【米国】イエレン流「利上げの作法」
3.【日本】景気が回復しない理由
4.【為替】円安の終わりの始まり
5.【株価】株価は崩落するのか
6.【中国】周小川総裁が述べたバブルの意味
7.【政局】野党連合より主権者連合
8.【原油・金】米利上げ後を思案する原油・金
9.【投資戦略】小刻みな「逆張り」「利食い」の継続の方針


ご関心のある方には、ご購読を検討いただきたく思う。


メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」


http://foomii.com/00050


のご購読もよろしくお願いいたします。


上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。


http://foomii.com/files/information/readfree.html

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1295号「国民の幸福追求しない政権を支持できない」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

安保法制の落とし穴

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社

2015年9月30日 (水)

景気後退に逆戻りしている日本経済の真実

8月の鉱工業生産統計が発表された。


生産指数が2ヵ月連続の低下を示した。


より重要な変化は在庫率である。


季節調整済指数で、8月の鉱工業製品在庫率指数が


119.1


に跳ね上がった。


2011年5月以来、4年半ぶりの高水準を記録したのである。


2011年5月というのは、あの東日本大震災の直後である。


最終需要が一気に冷え込んで出荷が落ち込み、売れ残りが大量発生した。


このときに記録した在庫率指数が120.3.


これ以来の高水準を記録したのである。


093015


そして、明日10月1日に日銀短観9月調査結果が公表される。


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


に記述したように、この短観調査結果は要注目である。


日本経済を取り巻く環境が激変しているのだ。


2012年11月から本年6月までは、経済全体の推移は比較的順調だった。


日経平均株価は8600円の水準から20800円の水準にまで上昇した。


企業の利益が増えると、滴り落ちる利益のおかげで労働者の所得も増えるという


「トリクルダウン」


効果が現れるというのは、根も葉もないガセネタだったが、企業利益だけは増大した。

人気ブログランキングへ

背景には円安の進展があった。


円安で輸出製造業の利益が急増し、これが企業間でトリクルダウンした。


企業の利益は増えて株価は上がった。


しかし、労働者への分配はほとんど増えなかった。


他方で格差は拡大する一方であった。


したがって、大多数の一般庶民に景気回復の恩恵はほとんど回っていない。


これが2012年11月以来の日本経済である。


ところが、頼みの綱の円安傾向に変調が生じているのである。


大きな転換点になったのは、


8月11日の中国による人民元切下げ措置だった。


『金利・為替・株価特報』では8月11日執筆の8月17日号で、株式市場について、


「警戒警報」


を発令した。


「為替市場に、投機的な資本移動が大規模に発生するリスクが高まる。通貨が下落する余地のある国が投機のターゲットとされて、大規模な資本逃避=株価急落の連鎖が生まれる危険がある。グローバルな金融市場の連鎖に当面は最大の警戒を払う必要がある。」


と記述した。

人気ブログランキングへ

これ以降、「警戒警報」を発令したままの状況が続いているが、日本経済を取り巻く環境に重大な変化が生じている点についての洞察が重要になっている。


三つの重大な問題を指摘できる。


第一は、円安傾向に重大な変化が生じていること。


第二に、世界第二位の経済規模を誇る中国経済が急減速している可能性が浮上していること。


第三は、このなかで安倍政権が消費税再増税の計画を捨てていないことだ。


『金利・為替・株価特報』に詳述したが、為替市場では重大な変化が進行中である。


「円安傾向持続」の見方が一般的であるが、現実は違う。


企業収益の拡大は、円安傾向持続に連動するものだった。


為替市場での円安基調に変調が生じることは、日本企業の収益環境に激変が生じることを意味する。


明日発表の日銀短観における製造業業況判断利の現状と先行き見通しの変化に最大の注視が必要だ。


中国経済が急減速しているなら、その影響も軽視できない。


そして、極めつけは日本の巨大増税計画だ。


消費税率10%は最終的に断念せざるを得ない。


しかし、断念するまでは、強い警戒感が残存する。


日本経済再失速リスクの浮上を十分に警戒しなければならない局面だ。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1257号「日本経済環境急変で安倍政権がバラマキ策再演」 」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社

2015年7月 9日 (木)

週末に第2のヤマ場迎えるギリシャ債務問題

ギリシャへの金融支援が合意を見なかったことでグローバルに金融市場の動揺が広がっている。


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


2015年6月29日号(6月23日執筆)


に次のように記述した。


「6月に入りギリシャのデフォルトリスクが強く意識されてきた。


6月30日にギリシャは現行の救済プログラムの失効と国際通貨基金(IMF)への返済期日を迎える。


6月25日のユーロ圏財務相会合では合意に至らず、結論を持ち越した。


本誌が発行日を迎える29日には方向が明確になっている可能性が高いが、最終段階まで決着が見通せない状況が続いている。


6月24日に日経平均株価が2000年高値を更新したのは、ギリシャ問題で合意が成立するとの楽観論が広がったためだが、その後の揺り戻しが生じている。


この問題の決着が当面の金融市場動向を決定する最重要ファクターだ。」


「ギリシャと債権団との交渉決裂の場合、金融市場は大きな混乱に見舞われる。ユーロは急落し、他のユーロ加盟国の金融市場が揺さぶられる。


グローバルに株価の大幅調整が生じると考えられる。


逆に、金融支援再開合意が成立すれば、ユーロが上昇し、グローバルに株価が上昇傾向を強めると考えられる。


正反対の金融市場の反応が生じると見込まれるから、まずは、交渉の着地を見定める必要がある。」

人気ブログランキングへ

「双方の主張が対立したまま最終期限の6月末に近付いている様相は、チキンゲームにたとえられる。


2台の車を対面して発車させて、衝突コースから先に離脱した側を負けとするゲームだ。双方が譲らなければ衝突事故が起こる。


両者のスタンスを見るとギリシャの側の覚悟が強いように見える。


ギリシャ政府は最悪の場合には、交渉決裂、デフォルト発生をも辞さない覚悟で交渉に臨んでいる可能性がある。」


「ギリシャへの金融支援中止はギリシャ国債のデフォルト、ギリシャのユーロ離脱につながる可能性が極めて高いために、債権団の側が譲歩せざるを得ない客観情勢が存在していると見ることができる。


この客観情勢がギリシャ政府の強硬姿勢をもたらしている面があり、債権団サイドがこの点を不快に思い、交渉決裂の道を選択する可能性が生まれる。」


「金融市場では欧州金利反転上昇を背景にユーロが反発し、ドイツ株価が調整したが、ギリシャ楽観論が広がり株価が小反発した。


その後の交渉難航の影響は株価、為替には強く表れていない。金融市場は最終的には交渉成立を前提として動いているように見えるから、想定が覆された場合の反応は大きくなる。」

人気ブログランキングへ

以上が、6月23日時点で、ギリシャ情勢について『金利・為替・株価特報』に記述した内容の一部である。


金融市場では、


ギリシャと債権団との交渉で合意が成立する


あるいは


合意が成立しなくても各種手当が施されているから大きな混乱を引き起こさない


との楽観論が支配していたが、『金利・為替・株価特報』では、合意が成立しない可能性の高さを指摘し、その場合に、かなり大きな混乱が生じる可能性を指摘した。


現実は、強調したリスクが顕在化するものになっている。


『金利・為替・株価特報』の投資戦略の節で指摘したが、


「リスクが顕在化する局面で柔軟にリスク回避体制を採ることが重要」


である。


グローバルに金融市場は連動し、ひとつの問題が他に波及する


コンテイジョン=伝染


現象は、現代金融市場の一つの特徴にもなっている。

人気ブログランキングへ

ギリシャ問題について、グローバル強欲巨大資本側の報道は、


「ギリシャが悪い」


とするものがほとんどだが、ものごとの考察に必要なことは、多面的な思考である。


こちら側から見る状況と、あちら側から見る状況とがまったく違うことは少なくない。


ユーロの統合で最も利益を得てきたのがドイツであることは明らかである。


その利益を念頭に入れれば、ユーロという一つの統合体を維持するための、ドイツなどの負担は、その利益に対するひとつのコストなのである。


ギリシャに対して、財政再建の中身にまで口を差し挟み、政権を崩壊に追い込もうとする行為は、明らかに「内政干渉」である。


「弱肉強食」よりも「共生」を重視するチプラス政権を、グローバル強欲資本が敵視するのは十分に理解できるが、強欲資本の論理を押し通すことが、やがては、自分たちに大きなしっぺ返しをもたらすことを、強欲資本の側は十分に理解していないように見える。


この週末にかけて、ギリシャ問題は第二のヤマ場を迎える。


強欲資本の側が何らかの譲歩を迫られる可能性が徐々に拡大している点に留意が必要になるだろう。合意が成立すれば、金融市場の情勢は逆に一変する点に留意が必要だ。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1188号「ギリシャ債務問題で譲歩を迫られる債権団」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

2015年4月11日 (土)

株価上昇でも市民の生活実感は不況そのもの

4月10日、日経平均株価が一時2万円の大台に乗せた。


2012年11月14日の終値は8664円だった。


この日、野田佳彦氏と安倍晋三氏の党首討論があり、衆議院解散の判断が示された。


あれから2年半の時間が経過して、株価は2.3倍の水準に上昇した。


私が執筆している


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


では、本年2月12日執筆の2月16日号で株価見通しを「中立」から「上昇」に変更し、3月12日執筆の3月16日号で日経平均株価の目標水準を22500円と提示したから、予測通りの株価上昇が生じている。


Nikkei0409153_2


『金利・為替・株価特報』では、2013年11月に、


「年末にかけての掉尾の一振」



「年初からの株価下落基調」


を予測し、5月12日号で、


「下落」から「上昇」への転換の予測


を提示した。


10月14日号で見通しを


「上昇」から「中立」に転換し、


この2月16日号で「上昇」に転換した。


予測通りの市場推移が続いている。

人気ブログランキングへ

朝日新聞は株価上昇を、


「熱気なき株2万円 消費に慎重、好景気「ぴんと来ない」」


http://www.asahi.com/articles/ASH4B5HSLH4BUTIL04J.html


のタイトルで報道している。


市民に景気回復の実感はない。


株価上昇に「ぴんと来ない」と感じるのは実態に即していると言えるだろう。


それでも株価は上昇している。


その理由はどこにあるのか。


大きな理由が三つある。


第一は、2012年11月時点の株価が不当な安値であったこと。


野田政権の経済政策により、株価が不当に安い価格に抑圧されていたのである。


第二は、2012年11月以降、為替レートが大幅円安に振れたこと。


過去10年、日本の株価は為替レートに完全連動して推移してきた。


円安が株高、円高が株安をもたらしてきた。


急激な円安が進行したことで株価上昇が生じたのである。


輸出製造業の企業収益の為替感応度が高いことが大きな要因になっている。


そして、第三は、直近の株高の要因であるが、原油価格の大幅下落である。


世界的に株高が強まる現象が広がっているが、その背景として、世界的な金融緩和基調の強まりに加えて、原油価格急落の影響が大きいことを、実は無視できないのである。

人気ブログランキングへ

『金利・為替・株価特報』2015年4月13日号には、この点についての分析も示されている。


私はこれを「原油安の配当」と表現している。


株価は基本的に企業収益動向を反映するものである。


市民に景気回復の実感がないのに、株価が上昇するのは、株価が市民の景気実感を反映するものではなく、企業収益動向を反映するものだからなのである。


現代の経済政策における最重要のテーマの一つは、間違いなく


「分配」


の問題である。


フランスの経済学者であるトマ・ピケティ氏が


『21世紀の資本』


http://goo.gl/Kh4v0o


で分配の問題に焦点を当て、この問題が一躍脚光を浴びることになった。


私は2012年に上梓したジャーナリストの斎藤貴男氏との共著書


『消費税増税「乱」は終わらない』(同時代社)


http://goo.gl/8ncjJ


に、経済政策の主要課題が、


「成長」と「分配」


であることを指摘している。(66ページ)


経済政策上、「分配」の問題がおろそかにされていることを批判し、「分配」問題こそ、現代経済において、経済政策が最重要視すべき問題であることを主張した。


株価が上昇すること自体は、決して悪いことであると言わないが、問題は株価が上昇しているにもかかわらず、社会の主人公である「市民」の生活が改善されていないことである。


これは、「生産」の結果として生み出される果実である「所得」の「分配」に歪みが生じているからなのである。


株価が上昇するのは「果実」の収穫が増えているからなのだが、その「果実」を「労働」と「資本」に「分配」する部分に、大きな「歪み」が発生している。


経済政策が光を当てなければならないのは、この「分配」のあり方なのである。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1121号「日本株価上昇の理由と今後の問題点」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

2015年3月13日 (金)

官僚と大資本の生活が第一の株価上昇

日経平均株価が19000円台に乗せた。


筆者が執筆している


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


では、日本株価の見通しを、2月12日執筆の2月16日号で、


「中立」から「上昇」


とした。


2014年の年初に「下落予測」


2014年5月12日号で「上昇予測」


2014年10月14日号で「中立予測」。


を提示してきた。


それを、2月16日号で「上昇予測」


に転換した。


したがって、2月中旬以降の日本株価上昇は予測通りのものである。


今後の見通しについては、


『金利・為替・株価特報』2015年3月16日号


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


をご高覧賜りたいが、基本的には堅調な株価推移が見込まれる。

人気ブログランキングへ

2014年は消費税増税で日本経済が転落した。


「消費税増税の影響軽微」との日本経済新聞の大キャンペーンは完全な誤報だった。


消費税大増税によって日本経済は無残にも撃墜されてしまったのである。


昨年末に、2015年10月の消費税再増税実施を決めていたなら、日本経済はそのまま「奈落の底」に落ちてしまったと考えられる。


『日本の奈落』(ビジネス社)


http://goo.gl/48NaoQ


だが、安倍政権は消費税再増税を先送りした。


この結果として、日本経済は奈落に落ちることを回避できた。


だが、2017年4月に消費税率を10%に引き上げるなら、そのときに再び大きな問題が生じることになるだろう。


消費税再増税は凍結することが正しい選択である。


しかしながら、2017年4月までには、まだ丸2年の時間がある。


したがって、いますぐに問題は顕在化しない。


日本経済は2014年に景気後退に陥ったが、景気悪化は昨年7-9月期で一巡した。


当初の落ち込みが激しかった分だけ、大底に到達するのも早かったのである。


昨年の10‐12月期から、前期比成長率は小幅ながらもプラスに転じた。


4-6月期も前期比成長率はプラスを維持するだろう。


深刻な不況に陥ったけれども、事態は緩やかに改善に向かい始めているのである。

人気ブログランキングへ

日本の株価が上昇する理由を『金利・為替・株価特報』では三つあげている。


この理由を踏まえれば、日本株価の堅調は当面、維持される可能性が高い。


そして、2014年から2015年にかけて、日本株価の大幅下落が生じなかった最大の理由は、企業収益の好調さにある。


東証1部上場企業について見ると、企業収益の総額は、2014年度が2013年度を上回る見通しなのだ。


不況なのに企業収益が増加するということは、すなわち、所得分配において、労働者の受け取りが大幅に減少したことを示唆するものである。


労働は苦しんだが、資本はほくそ笑んだということなのだ。


とりわけ、大手の輸出製造業の企業収益は大幅に拡大した。


このことが、株価堅調の大きな背景になっている。

人気ブログランキングへ

労働者の賃金は増えていないが、企業収益が好調であったため、ボーナスは増えている。


所得関連統計を見ても、賃金所得は全体として減少し続けているが、ボーナスだけは増えている。


しかし、ボーナスで大盤振る舞いできるのは、大手企業に限られる。


つまり、分配所得の不平等は実は拡大しているのだ。


街角の声を聞いても、株価上昇に見合う景況感の浮揚は実感されていない。


「格差」の問題が一段と拡大しているのが現状なのである。


メディアは株価が15年ぶりの高値を記録したなどと、政策当局をもてはやすが、一番大事な「国民の生活」が本当に改善しているのかどうかをまったく検証しない。


国民全体が手を取り合って喜べるような経済改善は、実はまったく進んでいないのである。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1101号「ハゲタカ・ハイエナの跋扈と資本主義の終焉」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

2015年3月 4日 (水)

日本株価変動予測推移と現実の株価

筆者が執筆している


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


では、日本株価の見通しを、2月12日執筆の2月16日号で、


「中立」から「上昇」


に変更した。


日経平均株価の予想変動レンジを


16500~18500円


としてきたものを、


17500~19500円


に変更した。


その直後から株価上昇が勢いを強め、日経平均株価が15年ぶりの高値をつけた。

Nikkei0304153_2

人気ブログランキングへ

『金利・為替・株価特報』においては、日本株価見通しが次のような変遷を示してきた。


2012年10月29日号


第1節【概観】日本円の下落が引き起こす大きな変化


に次のように記した。


「日銀の政策決定後もいまの、円弱含み、株強含み、長期金利弱含みの流れが大きく変化しない場合には、金融市場の流れが大きく転換する可能性が生まれてくる。


①米国の長期金利がボトムに到達した可能性があること、②他方、日本の金融政策においてさらに量的な緩和措置が強化される可能性が生まれること、を考慮すると、日本円の中期トレンドが「円高」ではなく「円安」に転じる可能性を否定できない。」


政治状況が変化して、為替が円安基調に転換し、連動して日本株価が上昇波動に転じる可能性を指摘した。


この直後に、野田佳彦氏が衆院解散を決定し、2013年央に向けて急激な円安、日本株高が進行した。

人気ブログランキングへ

2013年1月25日号


第5節 株価が上昇する理由


にこう記述した。


「利回り格差が3%程度に縮小する場合、株式益利回りは3.7%となり、PERは27倍、日経平均株価は約16,000円になる。日経平均株価16,000円への上昇は十分に説明のつくものになる。日経平均株価が16,000~18,000円に上昇する可能性を念頭に入れておくべきである。」


日経平均株価は2013年央に16000円水準にまで上昇した。


そして、2013年末にかけて、金融市場では2014年株価に対する強気見通しが蔓延したのである。


このなかで、


2013年11月25日号


第2節 【政策】2014年度の政策逆噴射には最大の警戒が必要


第9節 【投資戦略】目先は掉尾の一振も大きなリスクが忍び寄る


に、


「2013年末に向けて、株価は「掉尾の一振」で上昇する可能性が高いが、2014年入り後は、消費税大増税を軸とする「政策逆噴射」による日本経済撃墜の見通しが強まり、株価は反転下落する可能性が高い」


との見通しを示した。


現実に、日本株価は2014年初から下落波動に転じたのである。

人気ブログランキングへ

2014年5月12日号


全体タイトルは


「大増税で超割安水準に下落日本株価に妙味」


であった。


第9節 【投資戦略】逆張り発想への転換


に次のように記述した。


「安倍政権の政策逆噴射で日本株価は下方圧力を受けているが、株価諸指標は日本株価の割安を示している。


日本経済を悪化させる要因が出尽くしとなれば、日本株価は底入れ反騰に転じる可能性がある。


「逆張りの発想」により悪材料出尽くしの巨大チャンスを取り逃がさぬようにしなければならない。」


株価見通しを「下落」から「上昇」に変更した。


実際に、日経平均株価は5月19日を境に、上昇波動に転じたのである。

人気ブログランキングへ

内外株式市場は10月に乱高下を演じた。


このなかで、


2014年10月14日号


に次のように記述した。


「日本株価について本レポートは、5月12日号で株価上昇見通しに転換したが、この株価上昇見通しを「中立」に転換する。


当面はなお乱高下が持続し、強弱感が対立すると想定するが、その後の方向は、12月までに決定される消費税再増税についての判断に依存することになる。


それまでの間の株価見通しを「中立」に転換する。」


そして、11月に入り、衆議院解散・総選挙が決定され、消費税再増税の先送りが決定された。


株価は乱高下を繰り返したのである。


その延長上で、


2015年2月16日号


第4節 【株価】日本株価予想変動レンジの上方改定


に次のように記述し、株価見通しを上方改定した。


「現時点での状況を総合的に勘案して、日経平均株価予想変動レンジを16500-18500円から17500-19500円に引き上げる。


前提は、①日本経済の緩やかな改善、②米ドルの底堅い推移、③日米長期金利の急騰回避、である。


背景には日本株価が理論的妥当値よりも下方に大幅かい離しているとの判断がある。」


現実に、日本株価は2月19日に2013年末高値を突破して、新領域に突入した。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1093号「経済政策最重要テーマは「成長」でなく「分配」 」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

2015年1月 7日 (水)

経済政策方針転換なければ『日本の奈落』が現実化

拙著『日本の奈落』(ビジネス社)


に対するアマゾン社の販売拒絶が続いている。


安倍政権にとって、知られたくない真実が盛り込まれているからだと思われる。


紀伊國屋ウェブショップでは取り扱いが行われているので、ご購読希望の方は、紀伊國屋ウェブショップでの入手をお願いしたい。


http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784828417752


中国で人権活動家の活動がさまざまな形で制約を受けているが、日本も大差がないということだ。


安倍政権の暴政、猛威はとどまるところを知らないようである。


年初来、日本株価が低調な推移を示しているが、腐敗したメディアは、その原因が日本自身にあることを一切指摘しない。


日本経済は2014年1月を境に景気後退局面に移行している。


年率換算の実質GDP成長率は


2014年4-6月期が -6.7%


2014年7-9月期が -1.9%


日本経済がリセッション=景気後退に移行したことがGDP統計にも鮮明に示されている。


何度か指摘してきたが、鉱工業製品在庫率指数の推移を見ても、日本経済が景気後退局面に移行していることは明白である。


ところが、NHKは

 


「緩やかな景気回復が持続」


との大本営報道を繰り返している。


株価が500円下落して、これを報道する際も、


「規制改革がカギ」


などを強調し、安倍政権の太鼓持ち、茶坊主に徹している。


NHKの経営委員会を茶坊主に占拠させたことの当然の帰結でもあるが、その劣化ぶりは目を覆うばかりである。

人気ブログランキングへ

ビジネス社から上梓した著書は、『日本の奈落』が第三作である。


TRIレポートと読んでいる会員制レポート


『金利・為替・株価特報』


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


の年次版として、2013年版から刊行を開始した。


2013年版『金利・為替・株価大躍動』


2014年版『日本経済撃墜』


に続くで、第三作が、


2015年版『日本の奈落』


である。


2013年版では、安倍政権の経済政策で日経平均株価が16000円まで上昇する予測を示した。


『金利・為替・株価特報』では、2012年11月に、すでに、政治の転換による、円安・株高への転換を予測していた。


その直後に解散・総選挙が挙行され、急激な円安と急激な日本株高が生じたのである。


2014年版では、安倍政権の消費税大増税により、日本経済が撃墜されることを予測して記述した。


2013年末は、日本中がアベノミクスの楽観論に包まれていた時期である。


日経平均株価は2013年末に16291円にまで上昇し、2014年も株高快進撃が続くとするエコノミストが大勢を占めた。


この時期に刊行したのが『日本経済撃墜』である。


当時の『金利・為替・株価特報』には、2013年末の状況が1989年末のバブルのピークの空気に似ていることを指摘した。


レポートでは、2014年年初からの株価下落基調への転換を予測して記述した。


大半のエコノミストの予想に反して、日本株価は2014年年初から下落に転じた。


そして、日本経済は、警告通り、2014年に撃墜されてしまったのである。

人気ブログランキングへ

『金利・為替・株価特報』では、2014年5月12日号で、日本株価見通しを「下落」から「上昇」に転換した。


そして、日本株価は5月19日を転換点に上昇波動に転換したのである。


その後、レポートでは10月中旬に、株価見通しを「上昇」から「中立」に転換した。


日本株価は10月前半に下落、10月後半以降反発したが、その後は横ばい推移を続けている。


年初来の日本株価下落の主因は、日本経済の足取りが悪いことの反映であって、この本質を見極めないことが、事態悪化を深刻化させる原因になるのである。


『金利・為替・株価特報』2015年1月13日号には、2015年の見通しを記述する予定である。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1051号「年末以降の日本株価下落の真因はここにある」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

2014年7月29日 (火)

株価上昇の先にある大きなリスク

会員制レポート『金利・為替・株価特報』では、すでに5月12日号で日本の株式市場見通しを下落から上昇に転換している。


http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html


レポートでは昨年11月に、年内株価は急伸だが、年初以降は株価下落の可能性が高いとの予測を記述してきた。


昨年末、金融市場では日本の株価について強気一色の見通しが広がっていたが、本レポートでは年初来の日本株価下落見通しを示してきた。


実際に、日経平均株価は昨年12月30日に16291円でピークを記録して、年初来、下落傾向をたどった。


安倍晋三首相は昨年12月30日の東証大納会で、


「アベノミクスは来年も買い」


と宣言したが、皮肉なことに、この発言の日が株価最高値になってしまった。


日経平均株価は4月11日に13960円に下落。5月19日には14009円の安値を記録した。

人気ブログランキングへ

このなかで、『金利・為替・株価特報』では、5月12日号で、日本株価見通しを「下落」から「上昇」に転換した。


消費税増税の影響は深刻に広がっている。


この影響で日本株価は下落基調をたどった。


しかし、株式市場は消費税増税の影響を織り込んだ。


逆に、このなかで際立っているのが、日本株価の「割安さ」である。


私は適正株価水準の算定の中軸に、株式益利回りと債券利回りとの比較を置いている。


リスク資産である株式の利回りと安全資産である債券利回りの較差=リスクプレミアムの標準値を3%と置いて適正株価の算定を行っている。


この視点に立つと、日経平均株価は24000円水準であって不当でない。


消費税大増税等の影響で日本株価は著しく安い価格に暴落してきたのである。


しかし、消費税増税の影響が株価に織り込まれてしまうと、それ以上の株価下落は生じにくくなる。

人気ブログランキングへ

安すぎる株価は適正水準に戻ろうとする力を受けるが、株式市場の環境がフォローでないと、株価修正は生じにくい。


日本の株式市場を取り巻く環境が、日本株価に対してフォローの状況が生じれば、日本株価の大幅上昇の可能性も浮上する。


抑えなければならないリスクファクターは、米国の金融引締め政策=金利上昇=米国株価調整、世界の地政学リスク、中国経済金融動向などであり、これらを考察して日本市場のゆくえを見定める必要がある。


詳しくは、『金利・為替・株価特報』をご参照賜りたい。

人気ブログランキングへ

日本では4月の消費税増税の影響を株式市場はすでに織り込んだ。


日本経済新聞は「消費税増税の影響軽微」のキャンペーンを展開してきたが、現実の影響は甚大だった。


家計調査で示された5月の実質家計消費は前年同月比で8.0%の激減となった。


1989年の消費税導入期、1997年の消費税増税期と比較しても、はるかに深刻な消費の減退が観察されているのである。


百貨店売上も4月に前年比-12.0%の激減を示したのち、4月は前年比-4.2%だったが、5月には-4.6%と減少率が拡大してしまった。


消費税増税の影響は深刻に広がっており、4-6月期のGDP成長率は大幅マイナスを記録した可能性が高い。


「消費税増税の影響軽微」の情報は虚偽であり、実際には「消費税増税甚大」である。


この虚偽の情報が流布されている背景に、財務省による情報統制=TPRが存在する。


財務省はマスメディアに圧力をかけて、消費税増税の影響が甚大であるとの真実を流布しないよう、「指導」しているのだ。


日本経済新聞は率先して政府の御用報道を展開しているのだと考えられる。

人気ブログランキングへ

消費の回復には時間がかかると考えられる。


消費が回復しない大きな要因として、実質所得の減少をあげられる。


家計調査は、6月の勤労者世帯の実収入が実質で前年比-6.6%となったことを示した。


名目所得は小幅増加に転じているが、インフレ率が上昇し、個人の実質所得が減少している。


消費税率が引き上げられた上に、実質所得が大幅に減少しているのだから、個人消費が伸びるわけがない。


日本国民の生活は極めて厳しい状況に追い詰められている。


今後のポイントは、2015年10月の追加増税を実施するのかどうかに移る。


この点に関して重大な問題は、安倍政権が追加増税の判断を8月に発表される4-6月期GDP統計を見て判断するのではなく、11月17日に発表される7-9月期GDP統計を見て判断するとしていることだ。


4-6月期のGDP成長率は大幅マイナスとなり、7-9月期GDP成長率は反動で大幅プラスになることがいまから分かっている。


そのプラスに発表される数値をもとに増税を判断するというのは、政策判断姿勢として著しく偏っている。


「増税ありき」の手順設定なのだ。

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第923号「安倍政権は追加増税凍結を早期に決断すべきだ」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:525円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

日米同盟の正体~迷走する安全保障 日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

「主権者」は誰か――原発事故から考える 「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体 原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:鹿砦社
amazonで詳細を確認する

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2010年9月民主党代表選 | 2010年沖縄県知事選 | 2014東京都知事選 | 2014沖縄県知事選 | 2016年参院選 | 2016年総選挙 | 2016東京都知事選 | 2016米大統領選 | 2017年総選挙 | NHK問題 | TPP | 「ぐっちーさん」こと山口正洋氏 | 「弱肉強食」VS「弱食強肉」 | 「戦争と弱肉強食」VS「平和と共生」 | 「東の豊洲」「西の豊中」 | 「柳に風」になれない「週刊新潮」 | 「貞子ちゃん」こと藤井まり子氏 | 『日本の独立』 | かんぽの宿(1) | かんぽの宿(2) | かんぽの宿(3) | アクセス解析 | アベノミクス | アベノリスク | アルファブロガー・アワード | ウィキペディア「植草一秀」の虚偽情報 | グローバリズム | サブプライム危機・金融行政 | スポーツ利権・五輪利権 | スリーネーションズリサーチ株式会社 | トランプ政権 | パソコン・インターネット | 主権者国民連合 | 企業献金全面禁止提案 | 伊勢志摩サミット | 偏向報道(1) | 偏向報道(2) | 偽装CHANGE勢力 | 共謀罪・新治安維持法 | 内外経済金融情勢 | 冤罪・名誉棄損訴訟 | 原発ゼロ | 原発・戦争・格差 | 原発再稼働 | 反戦・哲学・思想 | 国民の生活が第一 | 地球環境・温暖化 | 増税不況 | 外国為替資金特別会計 | 天下り・公務員制度改革 | 安倍晋三新政権 | 安倍暴政 | 対米自立 | 対米隷属派による乗っ取り | 小池劇場 | 小沢一郎氏支援市民運動 | 小沢代表・民主党(1) | 小沢代表・民主党(2) | 小沢代表・民主党(3) | 小沢代表秘書不当逮捕(1) | 小沢代表秘書不当逮捕(2) | 小沢代表秘書不当逮捕(3) | 小沢代表秘書不当逮捕(4) | 小沢代表秘書不当逮捕(5) | 小泉竹中「改革」政策 | 尖閣問題 | 尖閣海域中国漁船衝突問題 | 市場原理主義VS人間尊重主義 | 後期高齢者医療制度 | 悪徳ペンタゴン | 悪徳ペンタゴンとの最終決戦 | 憲法 | 憲法問題 | 政界再編 | 政界大再編の胎動 | 日本の真実 | 日本経済分析 | 日銀総裁人事 | 森田健作氏刑事告発 | 検察の暴走 | 検察審査会制度の不正利用 | 橋下徹大阪府知事 | 民主党の解体 | 決戦の総選挙(1) | 決戦の総選挙(2) | 決戦の総選挙(3) | 沖縄県知事選2014 | 消費税増税白紙撤回 | 消費税大増税=大企業減税 | 猛毒米流通事件 | 福島原発炉心溶融 | 福田政権 | 科学技術・スポーツ利権 | 竹中金融行政の闇 | 第二平成維新運動 | 築地市場移転問題 | 経済・政治・国際 | 経済政策 | 自主独立外交 | 自民党総裁選 | 菅・前原外交の暴走 | 菅直人政権の課題 | 菅直人選挙管理内閣 | 著書・動画配信紹介 | 西川善文日本郵政社長解任 | 言論弾圧 | 警察・検察・司法(1) | 警察・検察・司法(2) | 警察・検察・裁判所制度の近代化 | 財政再建原理主義 | 辺野古米軍基地建設 | 連合の解体 | 郵政民営化・郵政利権化(1) | 郵政民営化・郵政利権化(2) | 野田佳彦新代表 | 野田佳彦財務省傀儡政権 | 金利・為替・株価特報 | 金融政策 | 金融行政 | 集団的自衛権行使憲法解釈 | 高橋洋一氏金品窃盗事件 | 鳩山民主党の課題 | 麻生太郎氏・麻生政権(1) | 麻生太郎氏・麻生政権(2) | 麻生太郎氏・麻生政権(3) | 麻生太郎氏・麻生政権(4) | 2010参院選(1) | 2010参院選(2) | 2010参院選(3) | 2012年東京都知事選 | 2012年総選挙 | 2013年参院選 | STAP細胞 | [オールジャパン:平和と共生]三ツ星運動

有料メルマガご登録をお願い申し上げます

  • 2011年10月より、有料メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」の配信を開始いたします。なにとぞご購読手続きを賜りますようお願い申し上げます。 foomii 携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。

    人気ブログランキング
    1記事ごとに1クリックお願いいたします。

    ★阿修羅♪掲示板

主権者は私たち国民レジスタンス戦線

  • 主権者は私たち国民レジスタンスバナー

    主権者は私たち国民レジスタンスバナー
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

関連LINKS(順不同)

LINKS1(順不同)

LINKS2(順不同)

カテゴリー

ブックマーク

  • ブックマークの登録をお願いいたします
無料ブログはココログ