カテゴリー「「柳に風」になれない「週刊新潮」」の3件の記事

2009年4月23日 (木)

「週刊新潮」論評と『知られざる真実』第5刷出来

1987年に発生した朝日新聞阪神支局襲撃事件などの実行犯を名乗る人物の手記を2月5日号から4回にわたって掲載した週刊新潮。結局、内容はねつ造されたものであった。

週刊新潮4月23日号は、この世紀の大誤報問題について、「『週刊新潮』はこうして『ニセ実行犯』に騙(だま)された」と題する記事を掲載した。ねつ造記事を掲載しておいて、「騙された」と被害者を装うのだからお話にならない。この媒体の体質がよく表れている。

同誌に、私のブログに対する低劣な誹謗中傷記事が掲載されたが、この記事について、文藝評論家の山崎行太郎氏が同氏の政治ブログ『毒蛇山荘日記』に「「週刊新潮」の「植草元教授罵倒記事」を読む」と題する記事を掲載くださった。

山崎氏は次のように指摘する。

「そもそも、銭湯における窃盗疑惑で、社会的に抹殺されようとしている高橋洋一氏の「窃盗事件」の真相と背景こそ、ジャーナリストが、今、追及すべきことではないのか。高橋氏は、単なる窃盗犯なのか、それとも窃盗常習犯なのか。

何故、今、高橋洋一という今後の政府の経済政策にそれなりの影響力を持つかもしれないような、話題の人物が、この時期に、このタイミングで逮捕されたり、書類送検されたりしなければならないのか。裏で、政治的意思を持つ組織か、何かが動いたのではないか、と考えるのがジャーナリストではないのか。」

高橋氏は逮捕されず、書類送検されたことだけが伝えられており、その後、検察がどのような措置を取ったのかも明らかにされていない。勾留されていないとのことであるから、本人からメッセージが発せれるのが自然だが、本人からのメッセージが出されていない。本人の声を聞くまでは、「真相」を測りかねるのが現状だ。

私の自宅前で軽部元氏をはじめとする取材陣が丸三日間も張り込み取材を敢行するマンパワーがあるなら、高橋氏への取材に力を入れるべき局面と思われるが、週刊新潮の狙いはおそらく別のところにあったのだろう。

この点については、「植草事件の真相」様掲示板に同サイト管理人のgigi様が、次のように指摘されている。

「今回の植草さん記事にしても、赤報隊誤報顛末に対する売上げを見込んで同時期に掲載し、「イタい植草教授」を世間にアピールする目的があったと私は見ている。
 内容はいたって低レベル。お馴染みの植草叩きのライターのコメントを取り、植草さんのブログを無断引用し、ライター個人の感想を載せただけ。まあ、週刊誌なんて昔からそうだから今さら驚くこともないのだが、最近劣化が激しさを増しているようだ。」

メディアの劣化が日本の民主主義の危機をもたらす大きな原因になっている。権力の走狗になり下がる媒体が、「正義」を脇に追いやり、権力に尾を振る狗(いぬ)たちを増殖させている。因みに「お馴染みの植草叩きのライター」とは、横田由美子氏を指していると思われる。

また、
「まつろわぬ旅人」様が「先週発売してた週刊新潮の記事で。。。。」に、
「昼行灯」様が「植草一秀元教授のブログ」に、
Daily Cafeteria」様が
「「週刊新潮」的「文学的妄想力」は、現在のジャーナリズムに必要か?2」
に、問題を指摘して下さった。すべての問題指摘記事を紹介することができないが、記してお礼申し上げたい。

私は日本の現状、私が巻き込まれた冤罪事件、人を救済する「無償の愛」、望ましい社会のありかた、警察・検察権力の諸問題、などについて、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』に書き記した。

132日間におよぶ勾留期間中に、限られた資料をもとに執筆したものであるために意を尽くせなかった部分も多い。しかし、私の考えを網羅して包括的に執筆したものであるので、一人でも多くの方が目を通して下されれば嬉しく思う。

拙著をお読みくださった方が、amazonサイト22のレビューを投稿くださっているが、4月12日にアダモ様が新しいレビューを掲載くださったので紹介させていただく。

「かつて、私は著者に対して偏見を抱いていた。そう、「お馬鹿なミラーマン」と。そして、著者を応援する人達に対しても疑問を抱いていた。それでも、「支持者がいるのなら」と思い、著者のブログを読んでみた。それなりに納得のいく内容ではあったが、どこかポピュリズムで書いている印象がぬぐえなかった。

しかし、この本を読んでその先入観は全て雲散霧消した。植草一秀は本当に腐敗した権力と戦う「サムライエコノミスト」だったのだ。

未だに著者を「痴漢」として見ている人も、先入観を捨てて一度この本に書かれている「知られざる真実」を自らの目で確かめてみるべきだ。おそらく、大半の人はその内容に戦慄を覚えるに違いない。

もっとも、この本に書かれている内容も「知られざる真実」の氷山の一角に過ぎないのだろう。故に著者のブログだけではなく、「知られざる真実」の続編を熱望する。」(転載ここまで)

過分なお言葉を賜り、心から感謝申し上げたい。拙著を本ブログで紹介させていただいている理由は、ブログでは表現しきれない考えの総体、あるいは事件の詳細を理解していただくには、拙著にお目通しを賜ることが不可欠と考えるからである。

第4刷が完売に近づき、第5刷重版が決まり、月末には出来上がる見込みである。出版社名が代表者の交代に伴い、「イプシロン出版企画」から「明月堂書店」に変更になったので、併せてご報告申し上げる。

拙著は多くの方々の支援の力によって出版できたものである。この場を借りて、改めて心からのお礼を申し上げる。

また、Aobadai Life様が、
「植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省1」
「植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省2」
の二つの記事を執筆くださった。深く感謝申し上げたい。

最後になったが、「神州の泉」主宰者の高橋博彦氏が、拙著について、極めて奥の深い、過分な論説複数回分けて掲載下さっている。改めて感謝申し上げるとともに、ブログ読者にはぜひご高覧賜りたくお願い申し上げる。

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2009年4月18日 (土)

本ブログを「柳に風」で受け流せない「週刊新潮」

週刊新潮4月23日号掲載の「高橋洋一教授の「窃盗報道が少ない」と怒る「植草元教授」」と題する記事を読んだが、想像通り、まったく読む価値のない痛々しい記事であった。

一ブログに過ぎない本ブログの「週刊新潮」論評記事を「柳に風」で受け流せないところを見ると、「週刊新潮」はよほど切羽詰まった状況に置かれているのだと推察される。改めて明確にするが、週刊新潮は当該記事掲載に際して、私に対する直接取材をまったく実現できていない。

当該記事は、本ブログを閲覧したうえでの根拠に乏しい誹謗中傷の感想を書き連ねただけの低質な記事で、「週刊新潮」が、このような単なる「感想文」を写真付きの大見出しで報道するところをみると、老婆心ながら「週刊新潮」の先行きがとても心配になる。

本ブログ掲載記事には私の著作権があるが、「週刊新潮」は私に無断でブログ記事を転載している。まず、この点を明確にしておきたい。ブログ記事を無断転載するなら、せめてブログ名を偽りなく表記してもらいたいが、「週刊新潮」はブログ名すら正確に記載していない。

さすがは、朝日新聞阪神支局襲撃という重大事件について、完全な捏造記事を4週間も連続して掲載する雑誌だけのことはある。

「週刊新潮」は
「なかでも現在、ご執心のテーマは、先ごろ窃盗容疑で書類送検された、竹中平蔵氏のブレーンを務めた高橋洋一・東洋大教授についてである」
と記述するが、4月16日付記事
「「週刊新潮」4月23日号掲載記事について」
に記述したように、私が本ブログでこの問題を論評したのは3回に過ぎない。

最近の本ブログでの執筆主要テーマは、「かんぽの宿疑惑」、「小沢代表秘書逮捕問題」、「森田健作氏公選法違反疑惑」などであり、「新潮」記事の表現は事実に反している。

本ブログが重要な問題として提起している「警察の裁量権」について、当該記事を執筆したと見られる軽部元氏は、警察庁に問い合わせて、
「「逮捕については、犯罪構成要件の充足その他の理由、必要性、これらに関する疎明資料の有無、収集した証拠の証明力等を充分に検討して、慎重適正に運用しなければなりません」(広報室)とのお答え」
との「取材」結果を記し、
「つまりは個々の「裁量」とやらで逮捕の可否など決められないというのだ」
と記述し、警察庁の回答をもって「裁量が働くことはない」と結論付けている。警察庁への問い合わせが、当該記事での「唯一の取材」で、その回答をもって「論証」としている。小学生でもはるかにましな論証を展開すると思われる。

「神州の泉」主宰者の高橋博彦氏などが指摘されるように、政治権力はネット情報に対する監視を強め始めていると見られる。本ブログのプロフィールに、
「不撓不屈の精神で無実の真実を明らかにし、
言論弾圧に屈することなく、真理を追求し、
巨大権力の不正義を糾弾し続けます。」
と記したが、「週刊新潮」が、丸三日も私の自宅前に取材陣を車付きで張り込ませて取材活動を展開したことを考えても、私が再び言論活動を開始したことを、「権力」ないし「新潮」が、「柳に風」のように「受け流せなくなった」のだと思われる。新潮は私に対する「負のイメージ操作」を、連携する勢力から指令されたのだろう。

記事にコメントを提供している横田由美子氏が以前執筆した低劣な記事を目にしたことがあるが、横田氏は「推定無罪の原則」をご存じない様子であるとともに、記事記載内容に事実と異なる部分があり、今後の横田氏の行動によっては横田氏に対する法的対抗措置を検討する。

また、本記事を執筆したと見られる軽部元氏について、衆議院議員の平沢勝栄氏も同氏のHPに、新潮社などに対する警告等を行った事実を掲載しており、軽部元氏の問題行動は、私に対してだけのことではないことが窺(うかが)われる。

いずれにせよ、「当該記事」については、記事を読む価値が皆無であり、「週刊新潮」の行く末を他人事ながら、心底、心配に感じた、というのが私の率直な感想である。同じ週に刊行された週刊誌に、「森田健作の「違法献金」と「錬金術」」を大きく取り上げた「週刊朝日」がある。「晴天とら日和」様「YAMACHANの@飛騨民主MAVERICK新聞」様なども推奨される「週刊朝日」が、「週刊新潮」より、はるかに読む価値があるとの感を新たにした。

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2009年4月16日 (木)

「週刊新潮」4月23日号掲載記事について

「週刊新潮」4月23日号が「高橋洋一教授の窃盗報道が少ないと怒る植草元教授」と題する記事を掲載することが判明した。

週刊新潮記者を名乗る軽部元(かるべはじめ)氏から、以下の文面による取材要請がFAXで送信された。

前略

突然のご連絡にて失礼いたします。
弊社では、植草様が元東洋大教授・高橋洋一氏の窃盗事件についてブログで何度か言及されている件について、現在取材をしております。つきましては、以下の質問について、お電話もしくは直接お会いしてご回答をいただきたく存じます。

質問
①高橋氏と面識はございますか。
②高橋氏が逮捕されず書類送検となった点について、「逮捕すべきだった」など、改めてご意見を伺いたく思います。
③警察の「裁量権」について、改めてご意見を伺いたく思います。
④各紙報道で高橋氏に「容疑者」という呼称があまり使われないことについて、改めてご意見を伺いたく思います。
⑤弊誌と「週刊文春」での高橋氏についての記事が小さいという言及がございましたが、どのようにすべきだったとお考えでしょうか。
⑥ブログを始められたのは08416日の控訴審判決の日からでお間違いないでしょうか。
⑦近況(現在どのような仕事をやられているか、等)を可能な範囲でお教えいただければと思います。

質問は以上です。突然のお願いでまことに恐縮ですが、12日(日)の午後6時までにお返事頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

早々

本ブログでは、

3月31日「高橋洋一氏窃盗事件・検察警察の裁量とマスコミ報道」

3月31日「少ない高橋洋一氏報道と「かんぽの宿」疑惑」

4月1日「森田健作氏公選法虚偽事項公表罪で当選無効か」

4月2日「高橋洋一氏窃盗事件文春新潮記事が小さい理由」

などで、高橋洋一氏窃盗事件についての感想を記述してきた。

「週刊新潮」は事件報道が少ないと「怒る」と記述しているが、私は「怒って」いない。疑問を感じて問題提起をしているだけである。

取材依頼を読んだうえで私は取材に応じないことを決めた。「取材を受けない」ことを表明しても、「取材への回答」と解釈されかねないため、「取材を受けない」ことを通知もしなかった。理由は以下の通りである。 

①取材に応じても、最終的な記事内容をチェック出来ない。当方の考えが正確に伝えられるとは考えられない。見出しタイトルを含めて当方の意図に反する報道が行われても修復の方法が基本的にはない。中途半端に取材に応じて、記事が本人の意志によるものであると誤解を受けることを避けるには、取材に応じないことを選択するしかない。

②取材の質問事項から判断できる取材姿勢に同意できない。私はブログ記事において、「日本の警察権力のあり方」、「メディア報道と政治権力との関わり」、「事件報道のあり方」、などについて問題意識を持ってブログ記事を通じて意見を公表している。

しかし、取材は、私が高橋氏の窃盗事件について言及していることについて質問するもので、「高橋氏の窃盗事件を考察する」、「警察権力行使のあり方を考察する」、あるいは「事件報道における「呼称」のあり方を考える」、といったものではない。

高橋氏窃盗事件にかこつけて、ブログ記事を執筆した私個人を取材対象にしていることが伺われた。そのような問題意識に基づく取材に応じる考えはない。

③雑誌媒体が信頼のおける媒体であれば取材に応じる考えはある。しかし、大変申し訳ないが「週刊新潮」に対して、私はそのような信頼を置いていない。

「週刊新潮」4月23日号には、朝日新聞阪神支局襲撃事件について、「週刊新潮」が本年、4週にわたり、「実行犯」による「実名告発手記」を連載したことについて、そのすべてが誤報であることを認め謝罪する記事が掲載される。

「週刊新潮」は誤報の原因を「言うまでもなく裏付け取材の不足にある」とし、「雑誌ジャーナリズムへの信頼を大きく傷つけたことは慙愧(ざんき)に堪えない」としていることが報道で明らかにされた。編集長の交代も明らかになった。

残念ながら、「週刊新潮」は「雑誌ジャーナリズムへの信頼」を十分に確保していない。取材に応じるには、取材協力者の意向に沿って記事が執筆されるとの「信頼」が必要である。「週刊新潮」には、その「信頼」が不足していると思う。

  

「週刊新潮」の取材陣は4月11日から13日までの丸三日間、私の自宅前に車を停車するなどして、待ち伏せ取材体制を取り続けた。自宅を何度も訪問し、近隣住宅にまで聞き込みを行う「過剰な」取材姿勢を示した。近隣の子供にまで質問をして所在等を尋ねるのは、行き過ぎた取材姿勢であると言わざるを得ない。

多くの人が「過剰取材」で迷惑を蒙る。取材にあたっては良識をもった対応が望まれる。

このブログを通じて、取材要請書にある質問に言及しておく。

①まず、私が高橋氏と面識があるのかどうかは、私が提起した問題とは関係がない。

②警察が「逮捕するべきだった」との意見を有するのかどうかとのことだが、私はブログ記事でも「逮捕するべきだった」などとは一行も記述していない。

一般に逮捕するべき事案であれば逮捕するのが適正であり、その点における実情がどのようなものであったのかについて疑問を提示しただけである。「週刊新潮」が問題意識を持つなら、これまでのさまざまなケースを検証して、客観的視点から警察の対応を評価するべきである。それが「信頼されるジャーナリズム」の役割ではないのか。

③警察の「裁量権」についてだが、警察・検察の「裁量権」について考察することが極めて重要である。この問題については、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』(下記参照)第一章第7節「摘発される人・されない人」にも詳述したので、ぜひご高覧賜りたいが、警察・検察の「裁量権」を「法の下の平等」の視点から、じっくりと検証する必要があると考える。

小沢代表の秘書が「虚偽記載」の罪で逮捕、起訴されたが、まったく同じ事務処理をした、森喜朗氏、二階俊博氏、尾身幸次氏をはじめとする多数の自民党議員の事務処理は、これまでのところ、まったく捜査すらされていない。

2004年に私が巻き込まれた冤罪事件では、被害者とされた女性側から、「被害届を出した覚えもないし、起訴して裁判にしないでほしい」との上申書が検察庁に提出されたにもかかわらず、私は起訴された。

このような問題を考察することが、日本の望ましい警察・検察制度を構築する上で不可欠であると私は考える。個人的な恨みや怒りから問題を提起しているのではない。

④報道における被疑者等の「呼称」について私は従来から関心を寄せている。報道機関は「呼称」について、「内規」を有しているはずである。高橋氏を「容疑者」と表現した報道機関もあるが、「教授」の敬称を付して報道した機関も多数存在した。報道機関は「中立公正」な報道を実現するために、その基準を明らかにするべきだと考える。

3月31日付記事「高橋洋一氏窃盗事件・検察警察の裁量とマスコミ報道」に記述したように、SMAPの稲垣吾郎氏、小室哲哉氏、堀江貴文氏の報道などで、通常とは異なると感じられる「呼称」の使用があった。「週刊新潮」が「ジャーナリズム精神」を発揮するなら、このような問題について、掘り下げた「調査報道」を行うべきではないだろうか。

高橋洋一氏について、「時事通信」は当初「容疑者」と表記していたのを「教授」に切り替えた。この問題について、私は時事通信社に問い合わせしたが回答が現時点で得られず、
4月8日付記事「政治権力に歪められる警察・検察権力の行使」
に記述したように、質問を「公開質問」に切り替えたが、現時点で、時事通信社からは、まだ回答が示されていない。

⑤「どのようにすべきだったとお考えでしょうか」とあるが、そんなことは「週刊新潮」が自身で考えるべきだ。「こうすべき」と考えを述べたときに、その意見に従うわけでもないのだから、無意味な質問である。

 日ごろの熱心な事件関連報道が高橋氏の事件では影をひそめているように感じられた点について、感想を示したにすぎない。

⑥ブログがいつ始まったのかはブログを見れば分かる。2006年4月16日付記事が第1回投稿である。このことは、
4月3日付記事「3月アクセス解析と本ブログ執筆の目的」
にも記述している。本ブログ執筆の目的と併せてご高覧賜れればありがたく思う。

⑦私の「近況」も本題とは無関係だ。小規模ではあるが、スリーネーションズリサーチ株式会社という経済金融調査分析企業を経営し、優良な経済金融分析情報の提供に努めている。

ブログでの情報発信を継続しているが、その最大の目的を、4月3日付記事に記述したので、以下に転載する。

本ブログ執筆の最大の目的は、日本の政治をすべての国民の幸福実現を目指す方向に転換させることに、微力ながら力を注ぐことにある。無論、自分の力が微少であることは認識している。

しかし、明治の維新は当時3000万人の人口のなかの3000人の力で成し遂げられたと言う。志を重ねることのできる人々が力を合わせて、ネットから真実の情報を発信することによって、あるいは大きな仕事を成し遂げる、成し遂げるとは言わなくとも、大きな仕事を成し遂げる一助になることができるのではないかと考えた。

私は日本の政治の現状を嘆かわしく感じる者の一人である。政治屋、特権官僚、大資本、外国資本、電波屋の利権つながり連合を「政官業外電=悪徳ペンタゴン」と呼んできたが、特定の人々が政治を私物化し、特定の人々の利益ばかりを追求していると思う。

(中略)

私が巻き込まれた冤罪事件をも念頭に置きながら、警察・検察・裁判所のあり方、報道のあり方についても、メディアが伝えない真実と真相・深層をネットから発信したいと考えた。」

ブログ情報の領域でも、有料での情報提供が広がり始めている。情報発信者を支援する意味で、有料化は適切な方向であると思う。しかし、私は本ブログ「植草一秀の『知られざる真実』」については、無料での情報提供の方針を貫く考えである。その最大の理由は、本ブログ執筆の目的が、草の根の国民の力による日本政治の刷新=国民の側に立つ政権の樹立に、微力ながら貢献することにあるからだ。

「週刊新潮」の私に関する記事については、必要に応じて本ブログで情報を提供したい。したがって、本ブログの読者が「週刊新潮」をわざわざ購入して読まれる必要はないと考えるが、営業妨害をする考えは毛頭ないので、判断は読者に委ねたい。

このブログ記事についても著作権が存在することについては、「週刊新潮」も十分理解されていることと考える。「週刊新潮」4月23日号の私に関する記事について、私は一切の取材に応じていないことを明記しておく。

私が高橋洋一氏の窃盗事件に関連して提起したのは、「法の下の平等」、「政治権力による警察・検察権力の不正利用」という極めて重要な問題である。その問題意識の淵源はフランス人権宣言(1789年)の第6条にあるので、以下に引用する。「週刊新潮」には、少なくとも「フランス人権宣言」について言及したうえで記事を記述してもらいたいが、発売後にどのような記事が掲載されたかのかを確認したい。

フランス人権宣言(1789年)
第6条(一般意思の表明としての法律、市民の立法参加権)

法律は、一般意思の表明である。すべての市民は、みずから、またはその代表者によって、その形成に参与する権利をもつ。法律は、保護を与える場合にも、処罰を加える場合にも、すべての者に対して同一でなければならない。すべての市民は、法律の前に平等であるから、その能力にしたがって、かつ、その徳行と才能以外の差別なしに、等しく、すべての位階、地位および公職に就くことができる。
(太字は本ブログによるもの)

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