謀略で沖縄知事選歪めるな
沖縄の県知事選が9月13日に投票日を迎える。
選挙戦の情勢では読売と朝日が古謝玄太氏が先行と報道。
共同通信、毎日新聞は「横一線」と報じている。
ネットニュースでは読売の記事が大きく紹介されている。
現職の玉城デニー氏支持者に諦めムードを引き起こし、付和雷同で「勝ち組に乗る」行動を誘発するための「意図的報道」である疑いが濃厚。
沖縄自民は公明票を古謝氏に集めるために高市首相の沖縄入りを止めていると言われる。
公明は高市首相の「政治とカネ」無策を踏まえて連立離脱を決めた経緯がある。
知事選に出馬の意向を示していた下地幹郎氏は告示直前に出馬を取りやめた。
裏でカネが流れたとの見方もあるし、副知事ポストと引き換えに出馬を取りやめたとの説もある。
高市内閣は「カネの力」で沖縄県知事ポストを奪還する姿勢。
巨大なカネが舞い踊っていると見られる。
「カネ」の経路は二つある。
権力寄りの知事が誕生すると国家予算の配分で沖縄に手厚い資金投下が行われる。
国家財政の私物化である。
もう一つの経路はいわゆる金権選挙。
証拠を掴まないと検挙はできないが、巨額のカネがばらまかれていると見られる。
内閣の官房機密費が使われているとの見方もある。
地獄の沙汰もカネ次第と言われるが「カネ」の力は大きい。
しかし、「カネ」の力で県知事を決めてよいのかと言えばNOだ。
今回の沖縄県知事選は日本の命運を分ける選挙であると言って過言でない。
高市首相の暴走を加速させるのか、高市首相の暴走にブレーキをかけるのか。
その分岐点になる可能性が高い選挙である。
2010年の沖縄県知事選で仲井眞弘多氏が再選を果たした。
対抗馬は革新の伊波洋一氏。
この選挙のために尖閣海域中国漁船衝突事件が「創作」された。
2010年2月に来日したカート・キャンベル米国務次官補。
小沢一郎氏と会談してソウルに飛んだ。
ソウルから国務省に打電し、日本との交渉窓口を小沢-鳩山ラインから菅-岡田ラインに切り替える方針を伝えた。
キャンベル氏は小沢氏と会談する前に前原誠司氏と会談。
前原氏は「小沢氏を信用するな」とアドバイス。
さらに、辺野古の問題で前原氏は2010年の沖縄県知事選が重要になると指摘。
革新の伊波洋一氏が選出されることは大きなリスクだと指摘した。
このことがあり、前原国交相の下で尖閣中国漁船衝突事件が「創作」された。
日本政府は日中漁業協定に基づき、尖閣海域の中国漁船に対して領海外への誘導しかしてこなかった。
それを菅直人内閣が発足した2010年6月8日に、尖閣領有権問題は存在しないとの閣議決定を行い、尖閣海域の中国漁船への対応を「国内法基準」に変更した。
この変更によって中国漁船を追い回し、海上保安庁巡視船に中国漁船を「衝突させた」上、中国漁船船長らを逮捕、勾留した。
この事件を契機に「中国の脅威」が一気に叫ばれるようになり、その結果、11月の沖縄県知事選で伊波洋一氏が落選して仲井眞弘多氏が再選を果たした。
文字通り、謀略によって米国が求める沖縄県知事選結果がもたらされた。
今回の選挙で古謝氏が勝利すれば、高市内閣は沖縄の軍事要塞化を加速させる。
米国は東アジアで戦争を創作してウクライナ戦争に類する「二匹目のどじょう」を狙っている。
戦争が創作されるときに、真っ先に破滅を迎えるのは沖縄である。
したがって、カネで頬を叩かれて悪徳権力側の知事を誕生させてはならないのだ。
すべての沖縄有権者が投票所に足を運び、日本の運命を誤らぬ投票結果を生み出してもらいたいと痛切に願う。
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