これはだめかもわからんね
明らかにしなければならない闇。
闇に光は当てられるが闇の扉が開かれない。
41年前の8月12日。
日航ジャンボ123便が群馬県高天原山の中腹に墜落した。
乗員乗客520名(胎児を含めると521名)が犠牲になった。
4名が生還。
犠牲者遺族の小田周二さんが本年4月に東京・三軒茶屋で講演された。
「123便犠牲者遺族「魂の叫び」」
https://x.gd/KxFkD
「情報開示求めるべき自衛隊関係者」
https://foomii.com/00050
小田さんは油圧オールロスで制御不能に陥った123便を機長、副操縦士,機関士がエンジン出力制御で飛行させたことを説明された。
航空機が油圧オールロスになれば直ちに墜落しておかしくない。
ところが、123便クルーはエンジン出力制御だけで123便の制御に成功したという。
123便は横田基地着陸に向かったと見られる。
横田基地着陸に向かったが、着陸態勢に移行する寸前で進路を北西に変えて群馬山中に向かったと見られる。
この仮説を裏付ける分析書が公刊されている。
『フライトレコーダーは語る
技術者が挑む日航123便墜落の真相』
科学者の視点と分析による客観的なフライトレコーダー解析である。
1985年8月12日午後6時12分、123便は羽田を離陸。
午後6時24分に伊豆半島上空に差しかかる直前の東伊豆町沖相模湾上空で異常事態が発生した。
ここで垂直尾翼を喪失。
同時に油圧系統を失った。
油圧オールロスで機体が直ちに墜落する状況だったが、123便クルーの対応によりエンジン出力のみでの飛行に移行した。
123便は羽田への帰還を検討したと考えられるが、その後の飛行経路を見ると、123便は米軍横田基地への着陸を目指したと考えられる。
この点で重要になるのが山梨県大月市上空での123便の旋回である。
講演会で小田氏はこの点を指摘された。
大月市上空で123便は時計回りに旋回したが、これは横田への着陸に備えて123便の制御能力をテストしたものだと考えられるのだという。
飛行機は揚力を保つため必ず向かい風で離陸、着陸する。
この日は南風で、123便は羽田でも南向きに離陸した。
横田の滑走路は南北に設置されている。
123便は横田飛行場の西側から飛行した場合、着陸に際しては時計回りに旋回して北側から南向きに滑走路に侵入することになる。
上掲「フライトレコーダーは語る」はこのことを検証している。
これが、大月上空での時計回り旋回の意味。
私は123便が大月上空で旋回した意味が分からなかったが、この説明で理解できた。
横田着陸の際の時計回り旋回の能力を大月上空で「テスト」したということ。
ボイスレコーダー音声に高濱機長の
「これはだめかもわからんね」
という言葉がある。
この言葉が発せられたのは18時46分33秒。
123便が横田基地のちょうど真西の地点を飛行していたタイミングだ。
高濱機長の言葉は「123便が墜落してしまう」という意味ではなく、「123便に横田からの着陸許可が下りない」という意味だった。
『フライトレコーダーは語る』著者は高濱機長のこの言葉について
「横田飛行場への着陸許可が下りないかも知れないことを発言しているように思える」
と記述している。
123便は横田への着陸が認められず、群馬県山中に向かった。
誰がどのように誘導したのかが問題になる。
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