田久保より小池と高市
田久保眞紀元伊東市長は起訴された。
有印私文書偽造・同行使罪が問われている。
卒業証書が偽造されたというもの。
田久保氏は自分自身が作成したものではないと主張している。
田久保氏が東洋大学に学生として在籍していたのは真実。
しかし、卒業していなかった。
これが「経歴詐称」とされて大騒ぎにになった。
田久保氏は市長を辞任して出直し市長選に立候補したが落選した。
メディアは執拗にこの問題を追及している。
しかし、政治家の「経歴詐称」の疑いは他にもある。
小池百合子氏はカイロ大学を首席で卒業したと各種資料に明記してきたが、カイロ大学を卒業していない強い疑惑がある。
高市早苗首相はかつて国政選挙に立候補した際、選挙公報に「米国連邦議会立法調査官」の経歴を記した。
この職名は米国連邦議会に雇用されている正規の公務員のものと受け止められる。
ところが、実態は米国会員議員事務所で無給の研修生で在籍しただけである。
「米国下院議員事務所ボランティアスタッフ」
が適切な日本語職名である。
これを
「米国連邦議会立法調査官」
の経歴とすれば「経歴詐称」の指摘を免れない。
田久保市長は「卒業」していないが、間違いなく「在籍」していた。
「卒業」していないのに「卒業」としたら「詐称」であるが、田久保氏を執拗に追及するなら小池氏や高市氏を追及しないのはおかしい。
小池百合子氏の場合、カイロ大学が小池氏の卒業を認めるコメントを発表したが、カイロ大学が「真実」を述べている保証はない。
「政治的計算」から「虚偽」を述べている可能性がある。
問われるべきは、小池氏が本当にカイロ大学を(首席で)卒業したのかどうか。
カイロ大学がどのような説明をしようが関係ない。
「真実」=「事実」が重要だ。
小池氏がカイロ大学を卒業していないという関係者の証言が多数存在する。
これらの関係者は名前も出し顔も出して記者会見等を開いて見聞した「事実」を述べている。
小池氏はカイロ大学を卒業したとしているが、その事実に疑いが持たれている。
メディアは双方の言い分を正確に提示して真相究明を図るべきだ。
カイロ大学はエジプト政府と関係が深く、「政治的理由」で小池氏のカイロ大学卒業を認定した可能性がある。
カイロ大学の見解ではなく小池氏が本当にカイロ大学を卒業したのかどうかという「事実」が争点。
高市首相が「米国連邦議会立法調査官」の経歴を選挙公報に掲載したことは「虚偽記載」に該当する可能性が高い。
高市氏の勤務実態は上記のように、米国下院議員事務所に所属するボランティア・スタッフに過ぎない。
これを、正規の公務員職名と見なされる「米国連邦議会立法調査官」とすることは適正でない。
高市氏は有識者に相談して決めたとするが、最終責任を負うのは高市氏自身だ。
「都合の良い日本語名称」を提案されたことを口実にその名称を選挙公報に掲載したとしても、責任を問われるのは候補者本人である。
そもそも「英語に堪能である」のが事実なら、英語名の職名を日本語にするのに他人に相談する必要がない。
自分自身がどのような立場で米議員の事務所に在籍したのかを一番知っているのは本人だ。
「経歴詐称」に該当することは本人が一番よく知っていたはずだ。
メディアが田久保氏だけを取り上げるのはあまりにも不自然。
小池氏や高市氏の「経歴詐称問題」の方がはるかに重要性が高い。
関係者の証言を精査することにより、真相を明らかにすることは不可能でないはずだ。
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