木下剛志秘書参考人招致が必須
7月27日午前、衆議院予算委員会で集中審議が行われた。
疑惑のデパートと化す高市首相。
その疑惑を解明するには時間が短すぎる。
閉会中審査で集中審議を重ねる必要がある。
中道改革連合の後藤祐一衆院議員がサナエトークンについて質問した。
高市首相サイドが提出した木下剛志秘書の「陳述書」。
この「陳述書」のウソが露見した。
陳述書に木下氏は
「私には「暗号資産」という言葉を聞いた記憶はありません。」
と記述した。
しかし、この記述と異なる説明を木下氏はしていたことが明らかにされた。
この問題について詳細な検証を行っているのがジャーナリストの河野嘉誠氏。
『週刊現代』、『現代ビジネス』で多くの論考を公表されている。
河野氏による質問書に対する木下氏からの回答書が真相を解明する上での重要な手がかりになる。
国会でも問題になった4月3日付の木下秘書による回答書。
この回答書に明記された内容が重要な意味を持つ。
河野氏による質問と木下氏による回答の一部は次のもの。
――昨年12月17日に、木下様はチームサナエのA氏らとともに、ノーボーダーDAOの松井健氏らとリモート会議をしたということですが、これは事実ですか?
「12月17日のオンライン会議は、NoBorder側からの求めに応じて行ったもの。
NoBorder側の取り組みとして、国民の政治に対する声を集める『ブロードリスニング』に関する企画について話を聞いた。
詳細は記憶してないが、最新のインターネット技術の活用を検討しているという話の中で、参加者へのインセンティブとして暗号資産を配布するというアイデアについて説明があったのではないかと思う。」
こう明記している。
この回答書の内容について国会で問われた高市首相は、木下秘書に確認したところ、回答書の内容が誤りであったと答弁した。
しかし、その後にこの発言が事実であると国会答弁を一転させた。
4月3日の「回答書」記載内容が事実であると高市首相が国会で認めたのである。
この回答書のなかに、
「参加者へのインセンティブとして暗号資産を配布するというアイデアについて説明があったのではないかと思う」
と木下氏が明記している。
この説明があったとされるのは2025年12月17日のオンライン会議。
また、木下秘書は「陳述書」において、12月17日のオンライン会議で同席した松井健氏について、次のように記述した。
「その後の取材や報道を通じ、この時のオンライン会議の相手が『松井氏』であったのだろうと徐々に思い当たるようにはなりましたが、以上に申し上げたとおり、私としては、顔とお名前についてはっきりとした記憶のない方々の一人であり、お会いしたこともない方ですので、高市早苗代議士から繰り返し確認された時も、私からは『面識のない方である』旨を報告しております。」
高市首相が5月11日の参院決算委員会において松井健氏について
「私自身も秘書も面識のない方だ」
と答弁したことと辻褄を合わせる記述を陳述書に示している。
ところが、この「陳述書」における木下氏の記述に重大な矛盾があることを河野氏が指摘した。
二つの事実が指摘されている。
第一は河野氏質問に対する木下氏による3月10日付回答書
――松井健氏は周囲に「総裁選で高市選対のSNS戦略に携わった」旨を周囲に吹聴しているということですが、こうした事実はありますか?
「松井氏が勝手連で支援していただいていたことは認識していますが、選対として行っていたという事実はありません」
第二は河野氏質問に対する木下氏による3月24日付回答書
――松井健氏は、3月21日に自身のXで〈私どもが主体となって高市事務所とのやり取りを繰り返してまいりました〉と明かしています。木下剛志所長が主にやりとりしていたのは松井氏でしょうか? 松井氏といつどのように知り合ったのかについても教えてください。
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