« ツッコミ処満載日経御用記事 | トップページ | 国民生活救わない高市経済政策 »

2025年12月27日 (土)

けもの道に迷い込む日本政治

2025年も残すところ4日。

2025年の日本政治を回顧する。

昨年の10月に衆院総選挙があり、政権与党の自公が大敗。

政権交代の可能性も浮上した。

自公が惨敗した主因は政治腐敗。

自民党の裏金不正事件に対して主権者が与党過半数割れというかたちで断罪した。

野党が結集すれば政権交代を実現できる。

日本政治刷新のチャンスだった。

しかし、政権交代の気運は広がらず自公政権が存続。

国会では野党が結束して大きな変革を実現できる状況が生まれたが、結果は皆無だった。

10月総選挙を挙行したのは石破茂首相。

総選挙で惨敗したが石破首相の責任は問われなかった。

自民惨敗の主因は自民党安倍派の裏金不正事件であったためだ。

その石破首相の手腕が問われたのが25年通常国会。

減税と政治資金規制の二つが最重要課題として浮上した。

しかし、石破内閣は二つの課題に対して意味のある解を示さなかった。

この「実績」を参院選に臨んだが、結果はさらなる大惨敗。

それにもかかわらず石破首相は首相の座にとどまろうとした。

人気ブログランキングへ

だが、世の中は甘くない。

石破首相は引責辞任に追い込まれた。

自民党は「解党的出直し」を掲げて党首選を実施。

高市早苗氏を新党首に選出した。

高市自民の最優先課題は「政治とカネ」への対応だった。

公明は党勢衰退の主因が「政治とカネ」への対応の甘さであることを認識して高市氏に企業献金の規制強化を申し入れた。

これに対して高石自民はゼロ回答。

公明は自民との連立から離脱した。

窮地に追い込まれた自民は維新との連立に突き進んだ。

ここで政治とカネへの抜本対応を示さねばならなかったが、驚くことに自維は連立合意書において「政治とカネ」への対応を事実上捨て去った。

当然のこととして高市新政権はメディアから集中砲火を浴びることになる局面だった。

ところが25年の最大の謎が発生した。

メディアが高市新内閣に集中砲火を浴びせるのではなく、新政権絶賛に転じたのである。

「政治とカネ」問題への対応は闇に葬られた。

闇に葬った高市内閣をメディアは連日連夜持ち上げる報道に徹した。

人気ブログランキングへ

高市新内閣の支持率が高水準で推移するのはメディアの絶賛報道によるもの。

付和雷同の日本国民が高支持率を形成する一翼を担う。

政権発足直後には「台湾有事が起こればどう考えても存立危機事態」との暴言を発した。

存立危機事態と判定できる状況はいくつも想定可能だが、

「台湾有事があればどう考えても存立危機事態」

発言は従来政府の立場から完全に逸脱している。

これまで積み上げてきた日中友好関係を根底から覆す発言と言ってよい。

その理由はこれまで詳細に解説してきた。

「「存立危機事態」と認定される状況が発生する可能性はある」

との答弁なら、従来政府の立場との整合性はぎりぎり取れる。

しかし、「どう考えても存立危機事態」発言は明らかな逸脱。

メディアがその根拠を精密に解説して報道すれば高市首相に非があることがすべての国民に理解される。

ところが、メディアが高市暴言を容認、あるいは絶賛するから国民は間違った判断を持つことになる。

その結果、高い支持率が残存している。

1年間の推移を振り返ると、日本がすでに国家全体として道を誤り始めているとの感が強い。

理性も論理も正統性も存在しない。

極めて危険な「けもの道」に迷い込んでしまった。

続きは本日の
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
第4290

「2025年日本政治の回顧」
でご高読下さい。

この機会にメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」ご購読をぜひお願いします。

https://foomii.com/00050

(お願い)
情報拡散を推進するために「人気ブログランキング」クリックをぜひお願いします。

人気ブログランキングへ

『ザイム真理教』(森永卓郎著)の神髄を深堀り、最重要政策争点財務省・消費税問題を徹底解説する新著を上梓しました。

『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』
(ビジネス社)

Mof02_20250612151801
https://x.gd/LM7XK

ご高読、ならびにアマゾンレビュー、ぜひぜひ、お願いします。

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」

https://foomii.com/00050

のご購読もよろしくお願いいたします。

メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、support@foomii.co.jpまでお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

 

価格:1,980円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

価格:1,870円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

価格:1,650円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

価格:1,650円 通常配送無料

出版社:株式会社コスミック出版
amazonで詳細を確認する

 

価格:994円 通常配送無料

出版社:詩想社
amazonで詳細を確認する

 

価格:907円 通常配送無料

出版社:発行:祥伝社
amazonで詳細を確認する


日本経済を直撃する「複合崩壊」の正体

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」~(TRI REPORT CY2018)

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

「国富」喪失 (詩想社新書)

価格:994円 通常配送無料

出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する


泥沼ニッポンの再生

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

« ツッコミ処満載日経御用記事 | トップページ | 国民生活救わない高市経済政策 »

金権腐敗自維連立政権」カテゴリの記事

有料メルマガご登録をお願い申し上げます

  • 2011年10月より、有料メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」の配信を開始いたします。なにとぞご購読手続きを賜りますようお願い申し上げます。 foomii 携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。

    人気ブログランキング
    1記事ごとに1クリックお願いいたします。

    ★阿修羅♪掲示板

主権者は私たち国民レジスタンス戦線

  • 主権者は私たち国民レジスタンスバナー

    主権者は私たち国民レジスタンスバナー

著書紹介

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2026年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

関連LINKS(順不同)

LINKS1(順不同)

LINKS2(順不同)

カテゴリー

ブックマーク

  • ブックマークの登録をお願いいたします
無料ブログはココログ