123便事件に関する疑問点
日航123便墜落から40年が経過し、メディアが各種報道を展開した。
政府事故調は123便の圧力隔壁が損傷し、その結果として垂直尾翼が失われて123便が墜落したとした。
しかし、墜落原因は断定されていない。
事故調の報告書は「推定される」と表記しており、「認められる」としていない。
「墜落原因が断定できる場合」には「認められる」と表記されるが、123便の場合は「認められる」ではなく「推定される」にとどまっている。
123便墜落の原因として、123便に機体の外部から何らかの力が着力し、このことによって垂直尾翼が失われたのではないかとの見方が提示されている。
85年8月12日に日米合同演習が実施されていたと見られる。
この演習で使用した標的機やミサイルが123便に着弾してしまったのではないかとの疑いが提示されている。
その根拠とされているのが運輸省が公開した付属資料。
運輸省航空事故調査員会による
「62-2-JA8119(航空事故調査報告書付録)
(JA8119に関する試験研究資料)」
https://bit.ly/3KAt8Kr
この資料に〈異常外力着力〉が明記されている。
上記資料116頁に「異常外力の着力点」が図示された。
101頁に
「18時24分35.64秒ごろに前向きに、また、36.16秒ないし36.28秒ごろに下向きに、それぞれ異なる異常な外力が作用したことが確からしく考えられる。」
と明記された。
ここに記載された時刻の18時24分35秒、36秒は、123便ボイスレコーダー音声書き起こし資料において、
「ドーンというような音」
が記載された時刻と完全に一致する。
「異常外力着力」は機体の外部から異常に強い力が着力したという意味ではないとの反論もあるが、運輸省が「異常外力着力」という用語を公表したことは事実である。
123便犠牲者遺族が123便墜落の真相を知りたいとしている。
123便墜落の真実が明らかにされているとは言い難い。
犠牲者遺族が123便墜落の真相を知りたいと思うのは当然のこと。
政府の事故調報告や墜落後の政府対応、情報取扱いに多くの疑問点が存在する。
航空機事故史上最大最悪の重大事故であり、日本政府はすべての関係者が納得できる調査を行う責務を負っている。
重大な疑問点を列挙できる。
1.123便の垂直尾翼が墜落後、自衛隊によって直ちに墜落現場で細かく裁断された。
2.墜落地点は12日午後7時半ころには特定されたと見られるが、メディア報道では翌朝まで墜落地点が不明だとされた。
3.ボイスレコーダー、フライトレコーダーが完全開示されていない。
4.救出されたJAL客室乗務員の落合由美さんが、墜落直後のインタビューで
「墜落の直後に、「はあはあ」という荒い息遣いが聞こえました。ひとりではなく、何人もの息遣いです。そこらじゅうから聞こえてきました。まわりの全体からです。
「おかあさーん」と呼ぶ男の子の声もしました。」
と証言したが、政府の事故調査報告書には
「救出された4名以外の者は即死もしくはそれに近い状況であった」
と記述された。
5.2015年7月に静岡県東伊豆町の沖合約2.5kmの123便飛行ルート直下にあたる相模湾海底で123便の機体の一部と見られる物体が発見されたが、その引き揚げが行われていない。
6.異常外力着力が明記された付属資料が公開された。
重大な疑惑が存在し、政府事故調も墜落原因を断定できていない現状を踏まえれば、政府が真相を明らかにする努力を注ぐべきことは当然。
疑惑をかけられている自衛隊も、冤罪の疑惑汚名を注ぐためには、現時点で可能な真相解明の手段の行使を強く訴えかけるべきだ。
機体残骸の海中からの引き揚げとボイスレコーダー・フライトレコーダーの完全開示は極めて有効な手段。
自衛隊関係者がその主張を強く示さないことが疑惑を拡大させる原因になっている。
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