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2025年7月24日 (木)

新政権樹立の三ケース

7月23日の石破首相と麻生、菅、岸田の元首相3氏との会談で石破首相の退陣が協議されたと見られる。

8月中旬まで政治日程が立て込んでいる。

1日に臨時国会召集。

参院議長選出が行われる。

6日に広島、9日に長崎で平和祈念式典が開催される。

15日には戦没者追悼式が開催される。

本年は敗戦から80年。

重要な節目を迎える。

日米関税交渉は概要が決着したが8月1日の発効が予定されている。

8月中旬まで現体制で進み、一連の政治日程が完了する段階で首相退陣が正式に表明されることになったと見られる。

それまでは出処進退問題を表面化させない可能性が協議されたと見られる。

しかし、方向が明確であるから、事態推移は前倒しになると予想される。

焦点は早くも自民党の次期党首選出および新しい内閣の枠組み作りに移行。

自民党次期党首選出では昨年の党首選に出馬した候補者が軸になると見られる。

高市、小泉、林、小林、加藤、茂木、河野の各氏の名が上がる。

問題は自公が衆参両院で少数であるため、野党の動向で自民党党首が首相に選出されない可能性があること。

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野党が結束すれば野党代表が首相に選出される。

参院選で自民党支持の極右層が参政党支持に回った。

党勢を回復するには極右支持層を自民党支持に引き戻す必要があるとの主張が示される可能性がある。

この場合に浮上するのは高市氏と小林氏。

この勢力が勝利するには候補者一本化が求められる。

しかし、この場合、参政党を除く野党が極右内閣誕生を阻止するために結束する可能性がある。

野党との連立を実現できる新党首を選出すべきとの主張も浮上する。

他方、衆参両院で自民が少数に転落したことを受けて、自民が野に下る選択をするべきとの主張も浮上している。

野党に政権を委ね、その上で捲土重来を期すとの考え方。

応仁の乱の参院選が終結して、政局は戦国時代に移行する。

政局流動化が何年続くのか。

石破首相は首相就任1年を経ずに退陣に追い込まれる可能性が高い。

2006年から2012年まで毎年首相が後退する時代が続いたが、この局面以上に混迷を深める政局戦国時代が到来すると想定される。

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今回参院選で参政と国民の伸長が際立ったが、両政党は有権者の一部にターゲットを絞る戦術を採用した。

過去の選挙実績において若年層の投票率が著しく低かった。

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逆に言えば、若年層において採掘可能な埋蔵票が大量に存在した。

この「若年埋蔵票」を掘り起こすと一気に情勢が変わる。

このことから、これまで投票率が低かった若年埋蔵票の掘り起こしを実行した。

これが効果を上げたと言える。

しかし、次の選挙からは各陣営が若年層に向けてのアピールを競い合うことになるから競争は激化する。

参政は自民党が石破氏を党首に選出したことで極右層が反発していた間隙を縫って極右層の取り込みを行った。

自民党旧安倍派が党外の政党に主戦場を移したとも言える。

自民党旧安倍派は統一協会とのつながりが深かったが、統一協会と幸福の科学が相乗りして参政の基盤に載ったとも考えられる。

しかし、政界全体で極右が主流を占めているわけではない。

したがって、今後の政権の枠組み創作は試行錯誤を繰り返すことになる。

考えられるケースは以下の3つ。

第一は自民が極右党首を選出し、参政、保守などと少数与党政権を創出するケース。

この場合、高市政権が樹立される可能性がもっとも高い。

第二は、自民が野党と連携できる新党首を選出し、一部の野党と連立政権を樹立する。

この場合、新首相には野党党首が起用される可能性が高い。

第三は、野党が連立内閣を創設するケース。

この場合は国民民主の玉木雄一郎氏を首班とする可能性が高いと見られる。

しかし、いずれのケースも順風満帆とならない。

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