総選挙に向けての国会イベント
裏金事件をあいまいに処理した自民党。
裏金事件は巨大組織犯罪だ。
自民党を巨大犯罪組織と認定することもできる。
政治資金規正法は
「政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため」に、
「政治資金の収支の公開並びに政治資金の授受の規正その他の措置を講ずることにより」、
「政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与すること」
を目的として制定されたもの。
したがって、政治資金の収支公開は「政治とカネ」問題に対応する一丁目一番地。
自民党は組織的に、かつ意図的に法律の根幹を犯した。
85名の議員が犯罪行為に手を染めた。
1000万円で区分しても21人が抵触。
しかし、検察は摘発の境界を4000万円に引き上げて、たった3人しか刑事責任を追及しなかった。
4000万円の理由は3526万円の二階俊博元幹事長をセーフにすることにあったと見られる。
政治資金規正法の最大の抜け穴は政党から政治家個人への寄附を認めていること。
同法21条の2の2項が政治家個人への寄附を禁止の例外として定めている。
この条項を削除することが法改正の最低ラインだった。
自民党では幹事長に年間10億円が寄付され、使途が一切公表されない。
21条の2の2項は規正法を有名無実化している条項だ。
ところが、国会の法改正で同条項が削除されなかった。
もぬけの殻の「ザル法改正」を強行した。
岸田首相が政治とカネ問題の責任を取って辞任するなら、後継を目指す候補者は政治資金規正法抜本改正を公約に明示すべきだ。
しかし、誰も21条の2の2項削除を公約に掲げない見通しだ。
表の顔を変えても裏の腐敗の泥沼はそのまま放置。
これが自民党総裁選の実相と思われる。
ここで期待しなければならないのが野党だが野党第一党が冴えない。
「昔の名前で出ています」を課題曲にした合唱コンクールを挙行するようにしか見えない。
自民党はトップを挿げ替えてイメージが新しい間に解散・総選挙に打って出るだろう。
その総選挙で主権者はどのように対応するべきか。
主権者は政策を基軸に、主権者が求める政策を明示する候補者に投票を集中させるべきだ。
衆院選に向けての対応を念頭に「ガーベラの風(オールジャパン平和)」は9月4日(水)午後3時から6時の日程で、衆議院第二議員会館多目的会議室で国会イベントを開催する。
参加は無料だが、事前申し込みが必要。
info@alljapan25.com
まで、お名前、よみがな、電話番号を明記の上、9月4日イベント参加希望と明記の上、メールをお送り賜りたい。
定員に達し次第、受付を終了するので、お早めにお申し込み賜りたい。
開催予定プログラムは以下のもの。
災害・食料・消費税
総選挙 で 日本 を アップデート
〝ガーベラの風″国会イベント
日 時:2024年9月4日(水)午後3時~6時
会 場:衆議院第二議員会館多目的会議室
主 催:ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)
プログラム(予定)
1. 日本政治の根本問題 元内閣総理大臣 鳩山 友紀夫
2. 原発・温暖化問題の真相 新ちょぼゼミ主宰 田中 一郎
3. 食料自給と食の安全 食政策センターVISION21代表 安田 節子
4. 独立・命・成長 衆議院議員 原口 一博
5. 消費税減税・廃止 衆議院議員 川内 博史
6. 消費税問題 衆議院議員 たがや 亮
7. 消費税減税・廃止 政治経済学者 植草 一秀
8. 日航123便墜落の真相解明 JAL123便訴訟原告 吉備 素子
9. 総選挙に向けての連帯 参議院議員 小池 晃(未確定)
10. 総選挙に向けての連帯 衆議院議員 末松 義規
11. 総選挙に向けての連帯 参議院議員 福島みずほ(予定)
12. 主権者国民による主体的行動と独立宣言 作家 真田 信秋
13. 種子法廃止違憲訴訟他 元農林水産大臣 山田 正彦
14. 総選挙に向けての〝ガーベラの風″イニシアティブ採択
123便墜落事故は2013年9月に重大新証拠が開示され、局面が全面的に変化した。
事故で最愛の夫を亡くされた吉備素子氏がJALに対してフライトレコーダー等の完全開示を求める訴訟を提起したが裁判所が請求を棄却した。
しかし、123便墜落の真相を解明することは日本国民の責務、日本の責務である。
イベントには原告の吉備素子氏が演壇に立ち、真相解明を広く呼び掛ける。
鳩山友紀夫元内閣総理大臣、山田正彦元農林水産大臣も生出演される。
早めにお申し込みを賜りたい。
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