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2023年12月17日 (日)

警察はふざけてんじゃないのか

木原誠二自民党幹事長代理の妻の元夫が、2006年4月に東京都文京区の自宅で死亡した事案で、警視庁が事件性は認められないとする捜査結果を東京地検に書類送付したと報じられた。

このことについて元夫の遺族は12月16日、「また期待を裏切られた」と心境を明かした。

2006年4月9日午後10時頃に変死した安田種雄さんは木原誠二氏妻の元夫。

安田種雄さんの遺族は本年10月に容疑者は不詳として、殺人容疑で警視庁に告訴状を提出し、受理された。

安田種雄さんの次姉は日刊スポーツの取材に

「警察からは『事件性はないと送付した』とは聞いていないが、報道を見て知った」

「かなり驚いている。何で受理をしたのか。ふざけてんじゃないのか。期待して待っていたのにまた裏切られた」

と述べたと報じられている。

安田種雄さんは2006年4月9日午後10時頃に死亡したと見られている。

警視庁大塚警察署は自殺として処理したが強い疑惑が存在する。

この事件に関する独自調査を始動させたのが弁護士の西脇亨輔氏。

本年10月までテレビ朝日法務部長を務めていた。

西脇氏の取材によると、亡くなった安田種雄さんの死体検案書が作成されたのは4月11日。

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死体検案書とは死者の死因を医師が遺体を検案(調査)して判断して記述するもの。

その日付は4月11日。

ところが、警視庁大塚警察署は医師による死体の検案が完了する前日の10日夕刻に種雄さんの実父に「事件性がない」と伝えている。

4月11日付の死体検案書には

「不詳の死」

と記述されていることを西脇氏が明らかにした。

西脇氏は、

「医師は〈自殺〉を選ばず、あえて〈不詳の死〉に丸を付けた。

これは医師が自殺とは判断できなかったことを意味している。

それなのに大塚署は「事件性なし」と早々に宣言した。」

と指摘している。

大塚警察署は安田さん死亡を自殺として処理したが、過去の事件ファイルを検証して不審に感じた大塚警察署女性刑事の指摘に基づき、2018年に事件が再捜査された。

再捜査に際して殺人事件捜査のエキスパートが投入され、事件捜査は佳境に差しかかった。

ところが、突如、捜査は中止された。

木原誠二氏が自民党情報調査局長に就任したタイミングだ。

この再捜査を担当したのが警視庁元警部補の佐藤誠氏。

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佐藤誠氏は本年7月に記者会見を開き、重要な証言をした。

佐藤氏は安田さん死亡が自殺であることを裏付ける証拠は存在しないこと、安田さん死亡には事件性があることを明言した。

その論拠も明示した。

これを自殺として処理することの不当性を訴えた。

週刊文春が事件を掘り下げて報道し、多くの事実が明らかにされている。

その事実から浮かび上がることは安田さん死亡が殺人であることだ。

現在、殺人に時効はない。

捜査当局は殺人の疑いが濃厚である事案を「自殺」として処理しようとしている。

告発状が提出され、警察は告発状を受理した。

当然のことながら、十分な再々捜査が行われなければならない。

ところが、12月に警察が「事件性なし」の捜査報告を東京地検に書類送付したということは、実質的に再々捜査を何も行っていないことを意味する。

警察にはどうしてもこの事案を自殺として処理したい理由があるということになる。

殺人事件にしてはまずい、重大な理由があるということだろう。

すでに明らかにされている事実関係から、問題を追跡、検証している人々には結論が見えている。

その結論を明らかにすることが警察にとって、よほど都合が悪いということなのだと思われる。

この事件の真相解明は日本の分岐点になる。

殺人事件の真相を絶対に明らかにしなければならない。

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