本当は怖いワクチンの話
新型コロナウイルスに感染して死亡した人が12月29日に全国で新たに420人報告された。
1日のコロナ死者数としては前日の12月28日に続き、過去最高を更新した。
「新型コロナウイルスに感染して死亡した人」と表現したが、この数値はコロナ感染症を主因として死亡した人の数ではない。
死亡した人がコロナ感染している場合、「コロナ死」として公表されている。
2020年6月18日に厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は全国自治体の衛生主管部(局)に対して事務連絡を発出した。
その内容は、
「厚生労働省としては、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から、感染症法に基づく報告による新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、亡くなった方を集計して公表する取扱いとしています。」
「したがって、事務連絡中の「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、都道府県等において公表するとともに、厚生労働省への報告を行うようお願いいたします。」
というもの。
つまり、コロナ陽性者が死亡した場合に、その死亡者数が公表されている。
亡くなった方がコロナ陽性であれば「コロナ死」として取り扱うということ。
「コロナが原因で亡くなった方」ではなく「コロナ陽性者で死亡した方」の数が公表されてきた。
「コロナ死」が水増しされて公表されてきたのである。
「コロナ死」の人数をできるだけ多く見せることが意識されてきたのだと理解できる。
しかしながら、公表されたコロナ死420人という数値は衝撃的だ。
このペースの死亡者数は10日で4200人、100日で42000人、365日で15万3300人という水準を意味するからだ。
死亡者の年齢分布に大きな特徴がある。
2022年8月31日から12月27日までの直近約4ヵ月間年代別死者数の割合を見ると、
80代 40.8%
90代 34.7%
70代 17.0%
となっており、70代以上の高齢者の比率が92.4%に達している。
ワクチン接種では1回以上接種の国民割合は12月28日時点で81.4%だが、65歳以上の高齢者における1回以上接種比率は92.6%に達している。
高齢者ほどワクチン接種比率が高い。
コロナ死の圧倒的多数が高齢者である。
その高齢者の93%がワクチンを接種している。
ワクチン接種すると重篤化や死亡の確率が下がるとされてきたが現実は異なるのではないか。
イタリアの免疫学者である荒川央氏は著書
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で次のように指摘している。
「新型コロナワクチンは自己免疫の仕組みを利用しており、ワクチン接種以降は自分の細胞がウィルスの一部分を細胞表面に保有することになる。体内の抗体はウィルスだけでなく自分の細胞をも攻撃する」
「コロナウイルスに抗体を持つ人はコロナウイルスによりかかりやすく、感染した場合、ウィルスの症状が暴走しやすくなる」
「遺伝子ワクチンは現在まだ研究途上の実験段階で、人間用に大規模で遺伝子ワクチンが接種されるのも史上初」
コロナ本体よりもワクチンに重大な問題があることが懸念される。
「コロナ死」としてカウントされている人について、ワクチン接種有無別の数値を公表するべきだ。
ワクチンを接種した人のコロナ死が圧倒的に多いと推察される。
日本全体の死亡者数は2020年には前年比で8338人も減少した。
2020年はコロナパンデミックが広がった年だ。
情勢は2021年に急変した。
21年の死者数は前年比で6万7745人増加。
第二次世界大戦後最大の死者数増加を記録した。
22年はその激増した21年比で死者数が11万人増加する勢いだ。
コロナの毒性は低下していると見られるがコロナ感染者の死亡数が激増しているのは、ワクチン接種を受けた高齢者がコロナ感染して死亡するケースが激増しているからだと推察される。
ワクチンのリスクを改めて精査する必要がある。
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