説得力ある温暖化仮説懐疑論
夏に猛暑が続くと温暖化が叫ばれるが、冬に記録的な寒波や豪雪が発生しても温暖化懐疑論は叫ばれない。
12月に早くも大雪被害が相次いだ。
米国では氷点下50度を超える寒波が吹き荒れている。
米国中部と北部の一部地域で気温が急降下し、強風と吹雪をともなう酷寒が襲っている。
イリノイ州シカゴで氷点下53度、テネシー州メンフィスで氷点下54度を記録した。
米国気象庁も「生命を脅かす寒さ」として警告を発している。
地球温暖化仮説が唱えてきたストーリーとは逆の現実が広がっている。
南極の海氷も南極大陸を覆う氷も増え続けている。
シロクマの総数も2005年から2015年にかけて増加を示している。
そもそも地球の気温は10万年周期で大きく変動している。
地球の公転軌道変化、自転軸変動の影響で大きな気温変化が生じていると考えられている。
この気温変化は化石燃料の消費量変動とは関係がない。
地球の気温変化に大きな影響を与えるものとして、これ以外に、太陽活動の変化、宇宙線の変化、これに伴う地球の雲の変化などが指摘されている。
超長期でCO2変動と気温変動の連動関係が確認されているが、因果関係としてはCO2変化が気温変化を引き起こすのではなく、気温変化がCO2変化を引き起こすと考えるのが順当であると考えられている。
10万年より短いサイクルでも氷期と間氷期が繰り替えされていることも判明している。
人類にとってより大きな脅威は寒冷化である。
温暖化は食料環境を含めて生存に好適だが、寒冷化は食料不足を招き、生存に過酷な状況を作り出す。
地球は現在間氷期にあるが寒冷化が迫っていることを警告する専門家も存在する。
ところが、圧倒的に多くの「自称専門家」が地球温暖化仮説を大合唱する。
その理由はどこにあるか。
「カネとポスト」だ。
まったく同じ図式であるのが「原発」と「安全保障環境」と「コロナワクチン」。
圧倒的多数の「自称専門家」はどちらが儲かるかで判断している。
「今だけ、金だけ、自分だけ」の「三だけ教」信者が圧倒的に多い。
温暖化仮説に賛成すれば「カネとポスト」が提供される。
「安全保障環境」も同じ。
日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増したと発言すれば利得がある。
ウクライナが正義でロシアが悪と発言すれば利得がある。
「原発は安全」と発言すれば利得がある。
「コロナワクチンは安全で有効」と唱えると国立大学教授のポストがあてがわれる。
私たちは財政のあり方を根本から疑う必要がある。
温暖化を盾に巨大な産業補助金がばら撒かれている。
個人に給付金を配ると「バラマキ」と批判するのに、産業界に巨大な補助金をばら撒いても「バラマキ」と批判しない。
コロナの医療関係に16兆円もの国費が投下された。
ワクチン購入費用だけで2.4兆円だ。
ワクチンの接種費用に2.3兆円。
ワクチン購入費用は8.8億回分。
5億回分が無駄になる可能性がある。
この巨大なお金が特定の利害関係者の懐に流れ込んでいる。
特定の利害関係者の懐に巨大な国費を注入するためにコロナを叫んできたというのが真相だろう。
世界規模で「温暖化仮説」が創作されたのは、このプロジェクトで巨大な財政資金をかすめ取ることができるからだ。
GX=グリーンデジタルトランスフォーメーションなどのカタカナ言葉を並べれば巨大な国費をかすめ取ることが可能になると浅はかに考えているのだろう。
その巨大な国費で原発を増設したり建て替えたりするというのだから噴飯ものだ。
予算規模は膨大だが、予算の使い道は二つだ。
庶民=国民に還元する予算と利権関係者に配分する予算。
財務省は後者の拡大を全面推進し、前者の削減を全面推進している。
「地球温暖化」ストーリーは巨大な財政資金を悪徳資本がかすめ取るためのプロジェクトであると考えるべきだ。
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