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2022年3月19日 (土)

議員会館でゼレンスキー講演会開催か

3月23日に日本の国会がウクライナのゼレンスキー大統領講演会を開催する方向で動いている。

演題は未発表だが、

「ロシアの軍事侵攻と日本の真珠湾攻撃」

になるのではないか。

西側メディアは、ロシアが悪魔でウクライナと米国が正義のヒーローであるかのような情報流布に懸命だが、実態はかなり違う。

先に手を出した点でロシアが集中砲火を浴びているが、ロシアが軍事行動を取るように米国とウクライナが仕向けた面を否定できない。

ウクライナと米国がロシアとの和平実現を希求しているなら、これまでのプロセスはまったく違ったものになっていると考えられる。

日本が和平実現に貢献することを考えるなら、ウクライナの主張を聞くと当時にロシアの主張にも耳を傾ける必要がある。

ゼレンスキー氏は米国での講演でウクライナの現状に関して、

「真珠湾を思い起こしてほしい。

1941年12月7日、あのおぞましい朝のことを。

あなた方の国の空が、攻撃してくる戦闘機で真っ黒になったときのことを。」

と述べた。

今回の日本での講演では、

「広島、長崎を思い起こしてほしい。

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1945年8月6日と9日、広島と長崎で一瞬にして15万もの罪なき市民が虐殺された日のことを。

あなた方の国の空に巨大なキノコ雲が覆い尽くしたときのことを。」

と述べるのではないか。

ウクライナでの軍事紛争が始まってゼレンスキー大統領はロシアと戦う姿勢を示し、西側メディアが絶賛しているが、この軍事紛争が発生したことについて、同氏が大きな責任を負っていることを見落とせない。

2004年以来のウクライナとロシアとの関係を踏まえたとき、ロシアが全面的に悪で、ウクライナと米国が全面的な正義とは、およそ言えない。

先に手を出したロシアは悪いが、ロシアの怒りを尖鋭化させたウクライナと米国のやり口に対しても批判が向けられる必要がある。

その責任の多くを負っているのがウクライナのゼレンスキー大統領である。

日本国内においても、中立公正の立場から、ウクライナや米国の非を指摘する声も存在する。

マスメディアの大合唱でかき消されてしまう声だが、この少数派の声のなかに「知られざる真実」が含まれている。

いまや人気絶頂に見えるゼレンスキー氏だが、ゼレンスキー氏が正義のヒーローというわけではないことを認識することが求められる。

ウクライナ問題を理解する上で、私たちが必ず知っておかねばならないことが二つある。

それは、2004年と2014年政変基本構造と、ゼレンスキー氏の背景だ。

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前者の問題を理解するには、オリバー・ストーン監督のドキュメンタリー映画『ウクライナ・オン・ファイヤー』の視聴が必須だ。

ネット検索では『ウクライナ・オン・ファイヤー』がはじかれて『ウインター・オン・ファイヤー』に乗っ取られるが、現時点ではまだ視聴が可能。

ぜひ、ご高覧賜りたい。

2004年政変と2014年政変のいずれも、米国が主導する政権転覆クーデターでだったというのが真相に近い。

外部からの工作活動によって親ロ政権が転覆され、反ロ=親欧米政権が暴力革命によって創設された。

2014年政変を契機にウクライナで内戦が勃発し、これを収束させるために「ミンスク合意」が調印された。

「ミンスク合意」は国連安保理で決議されており、国際法の法的拘束力を有するもの。

「ミンスク合意」でウクライナ東部2地域に対して強い自治権を付与することが定められた。

2019年に大統領に就任したゼレンスキー氏はミンスク合意履行による東部問題解決を公約に掲げた。

ところが、大統領就任後にこの合意を踏みにじり、ロシアとの軍事敵対姿勢を尖鋭化した。

その延長線上に今回のウクライナ戦乱が発生している。

この点を明確に押さえることが必要不可欠。

第2の問題はウクライナのオリガルヒ(新興超富裕層)であるイホル・コロモイスキー氏がゼレンスキー氏の背後に位置していること。

ウクライナのネオナチ化もコロモイスキー氏との関係抜きに語れない。

「ウクライナのネオナチズム」はフィクションではなく実体を伴うものである。

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