ワクチンと超過死亡激増の因果関係
2021年の日本の死者数は9月まで時点で前年同期比6万人増になった。
逆に2020年の9月までの死亡者数は前年同期比1万8000人減だった。
死亡者数が過去平均値よりも多い部分を「超過死亡」と呼ぶ。
疫病が流行し、その影響でどれだけの死者が発生したのかを知る一つの手がかりとして平年の死者数との比較=「超過死亡」が用いられる。
WHOは感染症の影響を比較・分析する指標として超過死亡を推奨している。
2020年はコロナ感染が広がったが死亡者数は前年比で減少した。
逆に2021年は、1月から9月までの期間の死亡者数が前年比6万人も増加した。
平年値との比較でも2020年は減少、2021年は大幅増である。
コロナ死にはコロナ関連死が含まれる。
死亡した人がコロナに感染していれば「コロナ死」としてカウントされる。
高齢者の場合、通常の死がコロナ死としてカウントされている場合も多いようだ。
2021年は東日本大震災=フクシマ原発事故があった2011年と比較しても超過死亡が多い。
2021年の特殊事情はワクチン接種した人が多いこと。
日本の人口1億2666万人のうち、少なくとも1回接種した人は12月10日時点で9309万人。
全人口の73.5%が接種を受けている。
65歳以上人口は3577万人で接種を受けている人の比率は92.0%。
多数の国民がワクチン接種を受けた。
詳細な分析が必要だが、ワクチンが超過死亡激増の要因になっている可能性を否定できない。
厚労省審議会報告によると、11月26日時点までに報告された新型コロナワクチン接種後急死者数は1387人。
接種後重篤化者数は11月14日時点までで5949人。
副反応報告事例数は同じく11月14日時点までで2万9453人。
しかし、これらの数値は「副反応疑い」として報告されたものだけで、ワクチン接種後に急死した人のすべてが計上されているのではない。
「副反応疑い」として報告されていない接種後急死者が多数存在すると考えられる。
新型コロナワクチン接種後急死者数は季節性インフルエンザワクチン接種後急死者数と比較しても驚くほど多い。
2018-19年シーズンの季節性インフルエンザワクチン接種後急死者数を接種人数当たりに換算して比較すると、新型コロナワクチン接種後急死者が270倍に達している。
極めて多数の国民が新型コロナワクチン接種後に急死している。
公表されている数値は「副反応疑い」で報告されたものだけだから、氷山の一角である可能性もある。
このことについて厚労省は新型コロナワクチンQ&Aサイトに
「新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。」
のQ=質問を掲載して説明している。
厚労省が示すA=答えは次のもの。
「「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。」
この表記は詐欺的。
国会での追及が必要だ。
サイトのA=答えを読んだ者は、「接種後急死の原因はワクチンではない」と理解するだろう。
しかし、これは事実に反する。
厚労省審議会は接種後急死の原因を「評価できない」としている。
ワクチン接種と接種後急死の因果関係は次の三つのいずれかに分類される。
1.ワクチンが接種後急死の原因である。
2.ワクチンが接種後急死の原因でない。
3.ワクチンが接種後急死の原因であるかどうか評価できない。
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