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2021年11月13日 (土)

コウモリな立憲が凋落の主因

主権者は国民。

選択権は国民にある。

その国民は正当に選挙された代表者を通じて行動する。

選挙で選ばれた代表者が内閣総理大臣を選出し、内閣総理大臣が国務大臣を任命して内閣を組織する。

行政権を担う内閣はこのようにして組織される。

この意味で主権者である国民が代表者をどのように選出するのかが重要になる。

政権をつくる政治勢力が与党。

これに対峙する勢力が野党。

現行の政治を刷新しようとする主権者は野党を支援して選挙で議会過半数議席確保を目指す。

その野党のあり方に二つの流派がある。

第一は現政権に正面から対峙する革新勢力。

第二は現政権と類似する政策路線を示す勢力。

両者は基本政策路線を異にし、対立する。

立憲民主党が今回の衆議院議員総選挙で惨敗した主因は基本路線が不明確だったこと。

落選した辻元清美氏が次のように述べた。

「立憲民主党の立ち位置、主張が明確ではなかった」

https://bit.ly/3omSbpu

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289選挙区のうち213で野党が候補者を一本化した。

共産党が候補者を取り下げたことが大きい。

共産党を含む野党共闘が実行されたおかげで立憲は多数の議席を確保した。

ところが、この野党共闘を全否定する発言が枝野幸男氏から発せられていた。

「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方からは使っていません。

あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体となって選挙を戦う。

共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で閣外から協力を頂く。」

共産党が候補者を取り下げ、立憲民主党が強い支援を得ながら、共闘の対象は連合と国民民主党で共産、社民、れいわは共闘の対象でないと言い放っていた。

これでは主権者が興ざめすることを防ぎようがない。

議席を確保するために共産党の全面的な支援を仰ぎながら、「共産党と共闘するのか」と迫る勢力の存在に怯えて、「共闘の対象は国民民主と連合で共産、社民、れいわと共闘しない」と叫んでいた。

この「二枚舌」が批判された。

辻元氏の「立ち位置、主張が明確ではなかった」の言葉は正鵠を射る。

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その場その場で自分が有利になるように鳥になったり動物になったりを繰り返したこうもりは両者から突き放される。

立憲民主を支持した守旧・極右勢力は維新に投票し、革新勢力は投票を棄権した。

この結果、立憲は改選前議席から13も議席を減らす大惨敗を演じた。

2017年選挙の「立憲+希望」獲得議席は選挙区36、比例69。

これに対して、今回の「立憲+国民」獲得議席は選挙区63、比例44。

野党共闘のおかげで選挙区選挙で獲得議席を大幅に増やしたが、比例代表選で議席を大幅に減らした。

枝野幸男氏の「こうもり対応」がもたらした比例大惨敗だった。

自公にすり寄る第二自公、極右・守旧勢力が存在してもいいだろう。

それを支持する主権者が存在するなら正当化される。

他方で、現在の自公政治を刷新するべきと考える革新派の主権者が多数存在する。

重要なことは主権者に適正な選択肢が提供されること。

立憲民主党は「極右・守旧の道」と「革新の道」のどちらか一つに無理やり方向を定めるのでなく、「極右・守旧の道を進む勢力」と「革新の道を進む勢力」に分かれるべきだ。

野党が極右・守旧勢力と革新勢力に二分されたとき、どちらの勢力が拡大するかを決めるのは主権者である国民。

立憲民主の極右・守旧勢力は維新・国民民主と合流するべき。

立憲民主の革新勢力はれいわ、社民と合流し、共産党と共闘体制を構築するべきだ。

「自公」、「革新勢力」、「第二自公」の三極体制に移行することが望まれる。

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