枝野幸男氏は野党共闘を肯定すべし
衆院選が公示された。
10月31日の投票日まで2週間弱の選挙戦が展開される。
自公政治の打破が求められるが、そのためには基本政策を共有する野党勢力が連帯して対応することが必要不可欠。
共産党を含む野党共闘体制の構築こそ政権刷新のカギを握る。
ところが、残念なことに野党第一党の立憲民主党代表の枝野幸男氏が野党共闘に否定的な発言を示している。
共闘する対象は国民民主党と連合であって、共産党、社民党、れいわとは共闘しないと述べている。
総選挙直前のタイミングでこのような発言をすることは極めて残念なこと。
立憲民主党は党勢を拡大するために共産党の支援を必要としているのではないか。
選挙直前のタイミングで「共闘するのは国民民主党と連合で、共産党、社民党、れいわとは共闘しない」と発言して野党共闘に弾みがつくとは考えられない。
日本政治刷新に向けて少し長い目で問題を捉える必要がある。
野党共闘を確立して政権を奪取するには立憲民主党の大改造が必要不可欠。
立憲民主党の党首交代も必要不可欠。
この点も視野に入れて総選挙に臨む必要がある。
総選挙を前に野党批判するのはどうかとの意見もある。
しかし、「どうか」の言葉で表現すべきは野党第一党の党首の姿勢であることを見落とすべきでない。
総選挙を前に、野党共闘の対象は国民民主党と連合であって、共産党、社民党、れいわは共闘の対象ではないと発言する野党第一党の党首の姿勢を「どうか」と考えるべき。
この姿勢では、残念ながら政権奪取は困難だ。
「オールジャパン平和と共生」=政策連合の活動を始めた2015年6月以降、一貫して政策を基軸にした連帯構築の必要性を主張してきた。
共産党とも基本政策を共有し得る。
平和主義の堅持
原発稼働ゼロ
共生の経済政策
の基本を共有して強固な野党共闘を構築するべきである。
この基本方針に背を向けているのが立憲民主党。
立憲民主党がこの姿勢を押し通すなら日本政治刷新の道を切り拓くことは極めて困難。
長い目で見て政治刷新を実現するには立憲民主党の大刷新、あるいは、立憲民主党に代わる「たしかな野党」の構築が必要だ。
立憲民主党の枝野体制を温存することは政治刷新を遠ざけることにつながる可能性が高い。
この点まで洞察して衆院総選挙に臨むことが必要だ。
野党候補を一本化した選挙区については野党統一候補を支援する。
しかし、野党候補を一本化しなかった選挙区については正しい考え方で対応する必要がある。
重要なことは野党共闘に背を向けた立憲民主党に対して厳しい姿勢で臨むこと。
共産党と候補者が重複する選挙区が多いが、共産党候補を支援するのが正しい対応になるだろう。
実質的な任期満了選挙であり、対応する時間は無尽蔵にあった。
しかし、野党第一党の立憲民主党は野党候補一本化に向けてリーダーシップを発揮してこなかった。
逆に共産党との共闘を攻撃する連合六産別の意向にばかり配慮し続けてきた。
立憲民主党は連合六産別の支配下に置かれている印象。
これまでに指摘してきていることだが、野党陣営の分断を指向し続けているのは米国の日本支配勢力だ。
日本の革新勢力が一枚岩で団結しないよう、分断するために1960年に民主社会党が創設された。
その民社党の支援母体とされたのが同盟。
「連合六産別」は「同盟」の系譜に連なる大企業御用組合の連合体だ。
民社党の系譜にそのまま連なるのが現在の国民民主党。
立憲民主党が連合および国民民主党と共闘するのであって共産党、社民党、れいわとは共闘しないと明示する以上、立憲民主党に政治刷新を求める主権者の投票が集中するとは考えられない。
この現実を冷静に見つめることが重要だ。
鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd
10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a
のご高覧も賜りたい。
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
のご購読もよろしくお願いいたします。
上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。
https://foomii.com/files/information/readfree.html
続きは本日の
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
第3058号「選挙の前に明らかにしておくべきこと」
でご購読下さい。
『アベノリスク』(講談社)
の動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。
2011年10月1日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。
創刊月2011年10-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。
メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.comまでお願い申し上げます。
価格:1,650円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,650円 通常配送無料
出版社:株式会社コスミック出版
amazonで詳細を確認する
価格:994円 通常配送無料
出版社:詩想社
amazonで詳細を確認する
価格:907円 通常配送無料
出版社:発行:祥伝社
amazonで詳細を確認する
価格:1,620円 通常配送無料
あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」~(TRI REPORT CY2018)
価格:1,620円 通常配送無料
価格:994円 通常配送無料
出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する
価格:1,620円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,512円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)
価格:1,728円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,728円 通常配送無料
出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する
« 「ルネサンスとはすべてを疑うこと」 | トップページ | 接種証明主張は「うましかの証明」 »
「2021年政治大決戦」カテゴリの記事
- 笹子トンネル崩落事件の闇(2021.12.02)
- 野党共闘潰しに血眼大手メディア(2021.11.03)
- 枝野立憲が大惨敗した本当の理由(2021.11.02)
- 自民大勝立憲惨敗維新躍進総選挙(2021.11.01)
- 野党共闘選挙区で自公大苦戦(2021.10.30)







