現実に素直に対応して明るく暮らす
海外男子メジャーのマスターズゴルフで松山英樹選手が優勝した。
日本人男子として初めてのメジャー制覇である。
コロナ禍でスポーツ界も甚大な影響を受けているが快挙に対する祝福が広がっている。
コロナ騒動が1年以上も続き、人々の間に疲労感が広がっている。
しかし、世界では太古の昔からさまざまなことが生じてきた。
小惑星が地球に衝突して地球の気候が激変したことなど、いま目の前に広がる変化とは比べようのない激変が地球を襲ったこともある。
変化する環境のなかで生きてゆくしかない。
地球上の最強生物として君臨していた恐竜は惑星衝突による大火災や寒冷化によって絶滅したと見られている。
惑星衝突による地球環境の激変に比べれば、現在のコロナ騒動など、些細な出来事とも言える。
コロナ感染者数と死者数から算出される致死率は約2%。
新型インフルエンザの0.5%より高いがエボラ出血熱などの感染症と比べれば、はるかに低い。
高齢でない健常者がコロナ感染しても重篤化するリスクは低い。
とりわけ、東アジアではそもそも感染する人の比率が欧米と比べて著しく低い。
過剰に恐怖を煽り立てることは適正でない。
ワクチン接種が推進されているが、ワクチンの副作用が未知であり、リスクを払拭できないワクチンの接種を推進するのは無責任だ。
感染すると重篤化しやすい人はワクチンを接種するメリットを有する。
ワクチン接種のメリットがリスクを上回る人もいる。
しかし、高齢でない健常者の場合は、ワクチン接種のメリットがリスクを下回ると考えられる。
この人たちはワクチンを接種しないことが賢明であると思われる。
ただし、最終的に判断するのはそれぞれの個人だ。
それぞれの個人が、自分の考え方によって決定するべきだ。
政府がこの判断に対して介入することは適切でない。
政府の責務は正確な情報を提供することだ。
政府の都合でワクチン接種を誘導するべきでない。
多数の国民がワクチンを接種することは権力者にとっての利益になっても、個々の国民の利益になるとは言い切れない。
ワクチンに重大な副反応が伴うことも確認されている。
国民の命を犠牲にして権力者が利益を得ることは正しい姿でない。
話が横道にそれたが、私たちは現実を悲観的に見過ぎないように注意するべきだ。
コロナの実態を正確に捕捉することが重要。
政府はコロナの詳細な事実を広く周知させるべきだ。
高齢でない健常者が重篤化するケースについての情報を細かく公開するべきだ。
他方、どのようなケースで重篤化する場合が多いかも知らせる必要がある。
現実を正確に捉えてこそ、適正な対応が可能になる。
ワクチンよりも重要性が高いのが治療薬だ。
ウイルスの変異スピードは速く、ワクチンの有効性が長期間確保される保証がない。
治療薬の開発が進展しているはずだが、ワクチン販売の妨げになるために、その認可を先送りしている疑いもある。
治療薬が開発されれば、その服用は感染者に限定されるから医療費の大幅な節約にもなる。
ワクチン利権を得ようとする者は治療薬開発を阻止するインセンティブを持つ。
コロナ感染は飛沫によるケースが圧倒的に多いと見られている。
このことを踏まえれば、マスクをせずに大きな声を出して会話をすることがリスクの高い行為ということになる。
飲食の方法を工夫しないと、このリスクを回避できない。
これも、考えてみれば飲食そのものが害悪ということではない。
そもそも、人間は飲食しなければ死んでしまう。
飲食は必要不可欠のもの。
その飲食の方法を工夫すればよいのである。
現実に素直に対応して明るく暮らす。
これがコロナ禍の適正な対応であると思われる。
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