コロナ下二大重要選挙の緒戦沖縄県議選を制す
6月7日に投票が行われた沖縄県議会議員選挙で、玉城知事を「支持する」県政与党が過半数を維持した。
コロナ禍の下にある日本における近接する二つの重要選挙の第一弾において、まずは望ましい結果が得られた。
沖縄県の主権者の叡智に敬意を表したい。
6月7日の沖縄県はあいにくの悪天候に見舞われた。
辺野古のある名護市では時間雨量47ミリという猛烈な降雨があった。
島しょ部を含めて激しい雨に見舞われた地域が多かった。
投票率は前回より6.35ポイント減の46.96%と過去最低となり、初めて50%を下回った。
期日前に有権者数の19.38%に当たる17万1752人が投票し、過去最多を記録したが、投票当日は動きが鈍化した。
悪天候が強く影響したと見られる。
一般に、投票率が低下すると自公には有利に働く。
自公支持者は雨が降ろうと槍が降ろうと必ず選挙に行く人が多いと見られるからだ。
今回選挙では悪天候により投票率が大幅に低下したが、それでも玉城知事の政策方針を支持する勢力が過半数議席を堅持した。
玉城知事は県議会選挙結果を受けて、引き続き、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止を目指す考え。
選挙結果は、玉城知事を「支持する」共産党、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党などの県政与党が選挙前の26議席から1議席減らしたものの、過半数の25議席を確保し、過半数を維持した。
他方、県政野党の自民党は中立的立場をとる公明党などと合わせて過半数獲得を目指したが23議席にとどまり過半数に届かなかった。
選挙結果を受けて、玉城知事は8日未明、記者団に対し
「一定の評価を得たが、議席を減らした現実を踏まえて真摯(しんし)に県政運営にあたっていきたい」
と述べた。
県政野党陣営では公明党の佐藤茂樹選対委員長が、
「自民、公明勢力は過半数の議席を得られなかった。結果を真摯(しんし)に受け止め要因を分析する」
との談話を出した一方で、自民党の下村博文選対委員長は
「前回から大幅に議席を伸ばした結果、公明党、保守系無所属とあわせて、過半数まであと一歩に迫る健闘をした。」
との談話を発表した。
下村氏の発言からは選挙結果を真摯に受け止めるという謙虚な姿勢が感じられない。
悪天候という状況下で玉城デニー知事の県政与党が過半数を維持した意味は極めて大きい。
辺野古の美しい海を破壊して巨大軍事基地を建設する理由は存在しない。
辺野古基地建設を中止するとともに、普天間基地を早期閉鎖するべきだ。
この目標を実現するために沖縄の主権者のさらなる力の結集が求められている。
もうひとつの重要選挙が6月18日告示、7月5日投票の東京都知事選だ。
小池百合子都知事が10日にも再選出馬を表明する見込みである。
小池氏圧勝予想が支配的だが、そうは問屋が卸さないと言っている。
「天網恢恢疎にして漏らさず」
という言葉がある。
「老子」第73章にある言葉。
「天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむる」
という意味だ。
小池氏の前に巨大な敵が現れた。
石井妙子氏と郷原信郎氏である。
石井妙子氏が注目の新著を刊行した。
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アマゾンの新著定価販売では品切れになり、6月24日配本になっているが、発売たちまち大反響である。
内容については下記対談が詳しい。
「「学歴詐称疑惑」再燃の小池百合子…その「虚飾の物語」を検証する
『女帝 小池百合子』著者が真相を語った」
https://bit.ly/30gKir6
東京都知事選の投票権を持つ主権者は必読の書だろう。
学歴詐称問題について弁護士の郷原信郎氏が詳細な検証を行っている。
「小池氏「卒業証明書」不提示は、「偽造私文書」“行使罪”との関係か」
https://bit.ly/2XJWUFD
小池氏再選が危うくなり始めている。
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