日本人民度は低いと解釈される麻生太郎発言
東アジア各国・地域の新型コロナウイルス感染症による人口100万人当たり死者数とPCR検査数は以下の通り。
(データ出所はhttps://bit.ly/3cynEwY)
1.フィリピン 9 3555
2.日本 7 2400
3.インドネシア 6 1345
4.韓国 5 19330
5.シンガポール 4 69864
6.マレーシア 4 17342
7.中国 3 NA
8.タイ 0.8 6026
9.香港 0.5 27084
10.台湾 0.3 3067
11.ミャンマー 0.1 583
12.モンゴル 0 4828
カンボジア 0 1345
ベトナム 0 2827
ラオス 0 1077
欧米と比較して人口当たり死者数が圧倒的に少ない。
欧州各国の人口当たり死者数は
1.ベルギー 826
2.英国 588
3.スペイン 580
4.イタリア 557
5.スウェーデン 452
6.フランス 445
7.オランダ 350
8.アイルランド 337
9.スイス 222
10.スクセンブルク176
米州では
1.米国 333
2.カナダ 202
2.エクアドル 198
4.ブラジル 160
5.ペルー 153
となっている(6月5日時点)
欧米と比較して日本の人口当たり死者数は少ないが、これは日本固有の現象ではなく、東アジア固有の現象である。
その東アジアの15の国・地域のなかで、日本はワースト2に位置している。
麻生太郎氏が死者数が少ない主因は「民度」と述べたが、この事実を踏まえると、日本の民度は東アジアのなかで最も低い国の一つということになる。
テレビメディアが日本のコロナ死者数の少なさを懸命にアピールするが、大本営に同調する戦時下の御用メディアと変わらない。
東アジアのなかで日本の人口当たり死者数が少ないなら、「日本モデルの成功」、「日本の民度の高さ」などと発言しても、体裁が保たれるだろう。
しかし、日本の人口当たり死者数は東アジア15ヵ国・地域のなかで下から2番目なのだ。
この事実を押さえずに「日本コロナ対策は成功した」と論評するのはあまりにもみっともない
現実を直視することもできず、事実を歪めて自画自賛している状況では未来は暗い。
東アジア諸国・地域における人口当たり死者数が非常に低い原因を突き止める必要がある。
生活習慣が影響している可能性もあるだろう。
あるいは、流行したウイルスの種類が欧米とは異なっていたのかも知れない。
ファクターXを明らかにすることは重要だ。
重要なことは、東アジア諸国・地域のなかで日本のパフォーマンスがワースト2であるという事実。
人口100万人あたり死者数がゼロの国さえ存在する。
日本の実態は東アジア諸国・地域のなかで突出して劣悪だ。
新型コロナウイルスによる感染は感染者との接触によって生じる。
したがって、人々が行動を抑制すれば感染拡大は鈍化する。
日本ではロックダウンという措置は取られなかったが、限りなくロックダウンに近い状況が生み出された。
その結果として新規感染確認者数が減少した。
しかし、人々が行動抑制を緩和すれば感染者数が再び増加する。
ゴールデンウイークが終了するまで極端な行動抑制が取られたが、ゴールデンウイーク明け後に行動抑制が緩和された。
その結果として新規感染者数の再拡大が生じている。
再び行動抑制を強化するべきかが議論の対象になる。
感染抑止と経済活動維持を両立させる方策を示す必要がある。
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