« 国民民主の正体見たり都知事選 | トップページ | 蓮池透氏コメント脇に追いやる御用メディア »

2020年6月 5日 (金)

日本人民度は低いと解釈される麻生太郎発言

東アジア各国・地域の新型コロナウイルス感染症による人口100万人当たり死者数とPCR検査数は以下の通り。
(データ出所はhttps://bit.ly/3cynEwY

1.フィリピン    9    3555
2.日本       7    2400
3.インドネシア   6    1345
4.韓国       5   19330
5.シンガポール   4   69864
6.マレーシア    4   17342
7.中国       3      NA
8.タイ       0.8  6026
9.香港       0.5 27084
10.台湾       0.3  3067
11.ミャンマー    0.1   583
12.モンゴル     0    4828
  カンボジア    0    1345
  ベトナム     0    2827
  ラオス      0    1077

欧米と比較して人口当たり死者数が圧倒的に少ない。

欧州各国の人口当たり死者数は

1.ベルギー   826
2.英国     588
3.スペイン   580
4.イタリア   557
5.スウェーデン 452
6.フランス   445
7.オランダ   350
8.アイルランド 337
9.スイス    222
10.スクセンブルク176

米州では

1.米国     333
2.カナダ    202
2.エクアドル  198
4.ブラジル   160
5.ペルー    153

となっている(6月5日時点)

人気ブログランキングへ

欧米と比較して日本の人口当たり死者数は少ないが、これは日本固有の現象ではなく、東アジア固有の現象である。

その東アジアの15の国・地域のなかで、日本はワースト2に位置している。

麻生太郎氏が死者数が少ない主因は「民度」と述べたが、この事実を踏まえると、日本の民度は東アジアのなかで最も低い国の一つということになる。

テレビメディアが日本のコロナ死者数の少なさを懸命にアピールするが、大本営に同調する戦時下の御用メディアと変わらない。

東アジアのなかで日本の人口当たり死者数が少ないなら、「日本モデルの成功」、「日本の民度の高さ」などと発言しても、体裁が保たれるだろう。

しかし、日本の人口当たり死者数は東アジア15ヵ国・地域のなかで下から2番目なのだ。

この事実を押さえずに「日本コロナ対策は成功した」と論評するのはあまりにもみっともない

現実を直視することもできず、事実を歪めて自画自賛している状況では未来は暗い。

東アジア諸国・地域における人口当たり死者数が非常に低い原因を突き止める必要がある。

生活習慣が影響している可能性もあるだろう。

あるいは、流行したウイルスの種類が欧米とは異なっていたのかも知れない。

ファクターXを明らかにすることは重要だ。

人気ブログランキングへ

重要なことは、東アジア諸国・地域のなかで日本のパフォーマンスがワースト2であるという事実。

人口100万人あたり死者数がゼロの国さえ存在する。

日本の実態は東アジア諸国・地域のなかで突出して劣悪だ。

新型コロナウイルスによる感染は感染者との接触によって生じる。

したがって、人々が行動を抑制すれば感染拡大は鈍化する。

日本ではロックダウンという措置は取られなかったが、限りなくロックダウンに近い状況が生み出された。

その結果として新規感染確認者数が減少した。

しかし、人々が行動抑制を緩和すれば感染者数が再び増加する。

ゴールデンウイークが終了するまで極端な行動抑制が取られたが、ゴールデンウイーク明け後に行動抑制が緩和された。

その結果として新規感染者数の再拡大が生じている。

再び行動抑制を強化するべきかが議論の対象になる。

感染抑止と経済活動維持を両立させる方策を示す必要がある。

人気ブログランキングへ

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」

https://foomii.com/00050

のご購読もよろしくお願いいたします。

上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。

https://foomii.com/files/information/readfree.html

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第2649号「東京五輪の是非を問う東京都知事選」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.comまでお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

 

価格:1,650円 通常配送無料

出版社:株式会社コスミック出版
amazonで詳細を確認する

 

価格:994円 通常配送無料

出版社:詩想社
amazonで詳細を確認する

 

価格:907円 通常配送無料

出版社:発行:祥伝社
amazonで詳細を確認する


日本経済を直撃する「複合崩壊」の正体

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」~(TRI REPORT CY2018)

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

「国富」喪失 (詩想社新書)

価格:994円 通常配送無料

出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する


泥沼ニッポンの再生

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

« 国民民主の正体見たり都知事選 | トップページ | 蓮池透氏コメント脇に追いやる御用メディア »

新型肺炎感染拡大」カテゴリの記事

有料メルマガご登録をお願い申し上げます

  • 2011年10月より、有料メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」の配信を開始いたします。なにとぞご購読手続きを賜りますようお願い申し上げます。 foomii 携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。

    人気ブログランキング
    1記事ごとに1クリックお願いいたします。

    ★阿修羅♪掲示板

主権者は私たち国民レジスタンス戦線

  • 主権者は私たち国民レジスタンスバナー

    主権者は私たち国民レジスタンスバナー

著書紹介

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

関連LINKS(順不同)

LINKS1(順不同)

LINKS2(順不同)

カテゴリー

ブックマーク

  • ブックマークの登録をお願いいたします
無料ブログはココログ