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2020年2月 4日 (火)

「人間としてどうなのかと」は誰のこと?

総理大臣を7年も8年も務めながらまったく尊敬されない人は珍しい。

安倍晋三首相は希有な存在である。

息を吐くようにウソをつくと言われるが、息を吐くようにウソをつくのは

「人間としてどうなのか」。

2013年9月7日、アルゼンチンのブレノスアイレスで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)総会。

安倍首相はこう述べた。

「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています」

安倍首相は質疑応答では次のように答えた。

「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の、0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされています」

しかし、これは真っ赤な嘘だった。

2017年2月17日の衆院予算委員会で安倍首相は、森友学園への国有地不正払い下げ疑惑について、こう述べた。

「私や妻が関係していたということになれば、それはもう、まさに私は、それはもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」

その1年半後、2018年9月14日の自民党総裁選公開討論会で安倍首相はこう述べた。

「私の妻や私の友人が関わってきたことでございますから、国民の皆様が、疑念を持つ、疑惑の気持ちを持たれるというのは当然のことなんだろうと、このように思っております」。

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2014年11月18日の記者会見で、安倍首相は消費税増税延期を発表した。

「来年(2015年)10月の引き上げを18ヵ月延期し、そして18ヵ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。

ふたたび延期することはない。

ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします」

その安倍首相が2016年6月1日、2017年4月の消費税増税についてこう述べた。

「そうした中で、内需を腰折れさせかねない消費税率の引上げは延期すべきである。そう判断いたしました。」

「今回、『再延期する』という私の判断は、これまでのお約束とは異なる『新しい判断』であります。」

さらに、

「信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません」

と付け加えた。

2月4日の衆議院予算委員会で立憲民主党の黒岩宇洋氏が安倍晋三後援会主催の「桜を見る会前夜祭」の予約のリスク負担に関して質問した。

黒岩議員はホテルニューオータニにも規約があることを根拠に、前夜祭で出席予定者の一部が出席をキャンセルした場合、安倍事務所、ホテル、参加者の誰がその費用を負担するのかを問い質した。

これに対して安倍首相がこう述べた。

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「ニューオータニの規約に書いてあるんですか?

いまこれ、根拠のないことをおっしゃったということが明らかになりましたね。

別にニューオータニの規約に書いてあるわけではないんですよ、そんなことが。

根拠がないのにおっしゃる。

これは、久兵衛のすしと同じじゃないですか。

でそれは、根拠がないことを言うのはウソついてるのとおんなじことでしょ。

はっきりと申し上げて!はっきりと申し上げて!

いまの黒岩議員のご質問においてですね、規約に書いてある、規約に書いてあるということについて、というのはそういうことなんじゃないんですか。」

これに対して黒岩議員がこう反論した。

「総理、なに、人をウソつき呼ばわりしてるんですか。

ここに規約ありますよ、ホテルニューオータニの。

規約も読んだことすらないみたいにおっしゃっていただきたくない、取り消してください。

うそつきと言った首相の発言を撤回していただきたい。」

安倍首相がしどろもどろの答弁に追い込まれたことは言うまでもない。

黒岩議員が質問中に安倍首相に話しかける秘書官に対して「うるさい」と注意したことについて安倍首相は

「言葉を荒らげてその秘書官に対してどなるというのは、私は人間としてどうなのかなと」

発言したが、「人間としてどうなのか」と言われるべき人物が誰であるのかは誰の目にも明白である。

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