年末年始にお勧め日本の真実を知る書物
「災」=災いが年を表す漢字に選出された2018年が間もなく終わろうとしている。
人々の表情から明るさと笑顔が消えて、出生率が低下の一途をたどっていることが大変気がかりである。
2019年には新しい時代が始まるが、この新しい時代を
愛・夢・希望にあふれたものにしなければならない。
そのためには、主権者である市民が積極的に動かなければならないだろう。
年末年始の時間のあるときに、いまの日本を見つめ直す書に向き合うことも大事だと思う。
年末年始にじっくりと読み通すのにふさわしい書を紹介させていただく。
拙著も含まれていて大変恐縮だが、いまの日本の真相=深層を知ることが明日への道しるべになることは間違いない。
拙著から紹介させていただいて恐縮だが、
まずは、
『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』
(祥伝社新書、税込み907円)
https://amzn.to/2KtGR6k
を提示させていただく。
私たちは真実を知らされていない。
そのために道を大きく誤ることになる。
真実を知ることが、何よりも優先される。
本書副題に「日本国民を欺く9のペテン」と記述しているが、「9のペテン」とは、
①「アベノミクス」の嘘
②「民営化」の嘘
③「働き方改革」の嘘
④「2020東京五輪」の嘘
⑤「日航ジャンボ機123便の嘘」
⑥「平和安全法制」の嘘
⑦「刑事司法」の嘘
⑧「TPPプラス」の嘘
⑨「消費税で社会保障」の嘘
2019年10月に消費税率10%への大増税が計画されており、
「消費税で社会保障の嘘」
は全国民必読の内容である。
日本国民にフランス国民の行動力があれば、市民の行動で消費税増税を断固阻止することになるのは間違いない。
財政再建のための消費税増税、社会保障拡充のための消費税増税という「真っ赤な嘘」のからくりを全国民が知る必要がある。
また、「日航ジャンボ機123便の嘘」も反響が極めて大きい。
1985年8月12日に発生した死者520名を生み出した事故=事件である。
その真相が闇に葬られようとしているが、真摯な姿勢で真相を追求する日航元客室乗務員の渾身の探求により、恐るべき真実が浮かび上がりつつある。
他方、経済金融変動、投資環境分析に関心をお持ちの方には、
『日本を直撃する「複合崩壊」の正体』
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のご高読を推奨させていただく。
「2019年波乱相場を勝ち抜く賢者の投資戦略」
を、そのまま第5章に所収している。
内外株式市場が風雲急を告げるなか、2019年の政治経済金融情勢を読み解くエッセンスを網羅しているので、関心のある向きにはぜひご高読をお勧めさせていただきたい。
また、第2次安倍内閣が発足して丸6年の時間が経過したが、政権発足当初に安倍政治のリスクを明示した
『アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪』(講談社)
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の電子書籍版が発刊されたので、6年間を振り返る意味でご高覧賜れればありがたく思う。
原発、戦争、憲法破壊、TPP、増税、天下り、日銀劣化
の予言が、まさに現実のものになってきたのがこの6年間である。
紙幅が少なくなって恐縮だが、以下の良書を強くお勧めしたい。
『日本が売られる』(堤未果著、幻冬舎新書)
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『知ってはいけない2』(矢部宏冶著、講談社現代新書)
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『脱大日本主義』(鳩山友紀夫著、平凡社新書)
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年末年始の貴重な時間を有効に活用されることを祈念します。
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『アベノリスク』(講談社)
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