10月以降の株価乱高下基本背景と今後の展望
株式市場が乱高下を示している。
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では、2018年初以来の波乱相場の背景を解説している。
さらに、2019年の金融市場を洞察するための点検事項を包括的に検証している。
また、個人の資産防衛術について極意を提示している。
シリーズ2017年版『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』
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はサブタイトルを
「~日経平均2万3000円、NYダウ2万ドル時代へ! ~」
とした。
2017年は日米株価が急騰した。
トランプン大統領が就任し、グローバルな株価上昇が広がった。
シリーズ2018年版『あなたの資産が倍になる』
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では、2018年金融市場の波乱を予測した。
2018年は1月末以来、内外金融市場の波乱が続いている。
日米株価は10月初めに年初来高値を更新し、NYダウは史上最高値を更新した。
しかし、その後に急落を演じた。
日経平均株価は10月2日に24448円の高値を記録したのち、10月26日に20971円へと下落した。
しかし、その後は11月8日に22583円の高値を記録したのちに下落し、11月21日に21243円まで下落、その後に反発して11月29日には、一時22400円台まで値を戻した。
猫の目のように目まぐるしい市場変動が繰り返されている。
私が執筆している会員制レポート『金利・為替・株価特報』=TRIレポート
http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html
は、これらの株価変動を的確に予測してきている。
詳細は同レポートをご高覧賜りたい。
10月初旬からの株価急落は中国株価の下落が引き金を引いた。
上海総合指数は下値節目の2638ポイントを下回ったのだ。
連動して主要国の株価が急落した。
しかし、「高値波乱」局面で株価は一本調子の下落を続けるわけではない。
急落の後に急反発することも多い。
このあたりが金融市場分析の難しいところだ
『金利・為替・株価特報』
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では、この短期変動をきめ細かく予測し、ほぼ予測通りの現実が生じている。
株価下落の主因は三つある。
米国金融引き締め
米中貿易戦争
日本増税
である。
この基本要因に変化がなければ、2019年に向けて株価に下方圧力がかかりやすい状況が持続する可能性が高い。
ところが、11月21日以降には、この三つの要因の一部に重要な変化が生じた。
『金利・為替・株価特報』2018年11月26日発行号(11月21日執筆)はタイトルを
「米利上げ政策転換あれば目先は相場反転も」
とした。
その変化が現実化して株価が反発している。
金融市場変動の先行きを見通すことは容易ではない。
しかし、金融変動のメカニズムを正確に把握し、変動要因の変化を的確に洞察できるなら、金融変動の先を読むことも可能になってくる。
資産防衛が重要な現代において、経済金融情勢を的確に分析して金融変動の先行きを洞察する重要性が増している。
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