アベノミクスで99%主権者の生活はズタズタだ
安倍政治の本質は何か。
これを正確に把握することがとても大事である。
安倍政治の本質を捉えたうえで、安倍政治に対する対応の姿勢を決める。
これが合理的な行動の取り方である。
その際、メディアが流布する情報に耳を傾けないことが大切だ。
メディアは正しい情報を流布しているのではない。
メディアは人心を誘導するために、間違った情報を流布しているのである。
権力とメディアは完全につながっている。
権力の利益のために情報操作が行われている。
だから、その操作された情報に触れぬようにしなければならない。
触れる場合には、常に、操作された「歪んだ情報」であることを認識してこの情報に接しなければならない。
安倍政治の本質は「巨大資本のための政治」である。
「巨大資本」の本尊は「ハゲタカ」である。
米国を支配する巨大資本、これがハゲタカであり、ハゲタカは世界を支配している。
ハゲタカ巨大資本は、自己の利益拡大しか考えない。
ハゲタカがハゲタカの利益を極大化するために展開している運動が
「グローバリズム」
である。
そして、安倍政治とはハゲタカの利益極大化を目指す政治なのである。
安倍政治の本質は「ハゲタカファースト」であり「グローバリズム」推進なのだ。
安倍政権の経済政策をどう評価するか。
きわめて重要な問題である。
安倍政治の本質について、7月11日に、新宿街頭で共謀罪施行に抗議する「共謀祭」で街頭演説をさせていただいた。
その模様をYoutubeにアップくださっているので、ぜひご高覧賜りたい。
https://www.youtube.com/watch?v=aAA62Hjas2M
https://www.youtube.com/watch?v=-dRw2fPS8mk
安倍政治の本質と、これに対する私たち主権者の、次の総選挙に向けての戦略について話をさせていただいた。
いただいた時間が20分だったので、この時間での説明であったため、やや言葉足らずの部分があるが、全体の要旨をご理解賜れればありがたく思う。
安倍政治の本質について、音楽家のかむろ綴さんが、
戦争・搾取・弾圧
だと指摘されている。
正鵠を射た指摘であると思う。
そして、その戦争と搾取を追及しているが、まさにハゲタカ巨大資本なのである。
ハゲタカ巨大資本にとっての天敵は誰か。
それは私たち主権者である。
ハゲタカ巨大資本対私たち主権者は、
1%対99%と言い換えることができる。
この1%のハゲタカ巨大資本にとって、最大の敵は99%の主権者、民衆なのだ。
言い方を変えれば、資本主義にとっての天敵が民主主義なのだ。
だから、私たち主権者が、この99%の力を正しく活用すれば、必ず、1%の勢力に打ち克つことができる。
だからこそ、1%勢力は99%勢力を恐れるのである。
99%勢力とは民主主義そのものを指している。
そこで彼らが採る戦略が「弾圧」なのだ。
主権者が主権者として発言し、行動することを妨害する。
これが「弾圧」であり、安倍暴政は、「弾圧」法制を強行制定してきたのである。
特定秘密保護法、刑事訴訟法改悪、共謀罪制定の三位一体強行立法により、弾圧法制が創設されてしまった。
新・治安維持法の制定であると言ってよいだろう。
この安倍政治の本質を踏まえたうえで、安倍政治の経済政策について正しい認識を共有することが極めて重要である。
安倍政治の経済政策の基本は、
弱肉強食の推進
である。
アベノミクス、成長戦略などの安倍政権経済政策は、すべてが弱肉強食推進の方向を向いている。
安倍首相は○○のひとつ覚えのように、
有効求人倍率が上がった
雇用が増えた
株価が上がった
と自画自賛するが、私たち主権者にとって喜ぶべき事項はほとんどない。
経済全体のパフォーマンスを示すもっとも代表的な指標は経済成長率である。
正確に言えば実質経済成長率だ。
第2次安倍政権が発足した2012年第4四半期以降の実質GDP成長率の単純平均値は+1.3%である。
これは、民主党政権下の実質GDP成長率単純平均値+1.8%よりも大幅に低い。
安倍政権下の日本経済の成長率は、あの、あまりぱっとしなかった民主党政権時代の経済成長率よりもはるかに低い。
これをまずはしっかりと押さえておかねばならない。
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