« 重大な局面迎える辺野古米軍基地建設 | トップページ | 豊洲移転強行論の主因は汐留・築地再開発利権 »

2017年4月26日 (水)

記者を叩き今村復興相擁護した者たちの不見識

4月4日の会見で今村雅弘復興相が、


「こんなね、人を誹謗するようなことは許さんよ、絶対」


「うるさい!!!!!」


と激高した問題について、日本経済新聞が事実を微妙に歪曲した説明を付してネット上での世論調査を行ったことについて、本ブログ、メルマガの下記記事


「ねつ造だらけのマスゴミ世論調査の深層」


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-4594.html


「今村復興相激高会見正当化が目的の日経「世論調査」」


http://foomii.com/00050


に論評を記述した。


日経新聞の世論調査はこちらで閲覧できる。


「復興相、怒鳴るべきではなかった?」


http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15044780X00C17A4000000/


日経調査の質問文では、


「この発言に納得しない記者は「福島県の内実とか、なぜ(自宅に)帰れないのかという実情を、大臣自身がご存じないからじゃないでしょうか。それを人のせいにするのは、僕はそれは……」と、たたみかけました。」


の表現を盛り込んでいる。


この調査のあり方について私は、


「今村復興相の良識ある対応に対して、記者が良識のない対応を示したために今村復興相が激高することになったとの


「印象操作」


を行っている」


などの論評を示した。

人気ブログランキングへ

日経新聞は、記者と今村復興相とのやり取りについて、


今村復興相の「責任もってやっているじゃないですか、君は何て無礼なことを言うんだ!ここは公式の場なんだよ」という発言部分までを紹介し、


「こう続いたところで、今村氏は無責任な回答をしたと断定されたことで「撤回しなさい」と感情的になり、これに対し記者は「撤回しません」と応酬。


最後は今村氏が「出ていきなさい。もう二度と来ないでください」と声を荒らげたというのが一部始終です。」


と説明した上で質問しているが、


「責任もってやっているじゃないですか、君は何て無礼なことを言うんだ!ここは公式の場なんだよ」


という今村復興相の発言のあとに、次のやり取りが続いていた。


記者「そうです」


今村「だからなんで無責任だと言うんだよ!」


記者「ですからちゃんと…」


今村「撤回しなさい!!!」


記者「撤回しません」


今村「しなさい!出て行きなさい!!もう二度とこないでくださいあなたは!!」


記村「はい、これはちゃんと記述に残してください」


今村「はいどうぞ!こんなね、人を誹謗するようなことは許さんよ、絶対」


記者「避難者を困らせてるのはあなたです」


今村「うるさい!!!!」


記者「路頭に迷わせないでください」

人気ブログランキングへ

事実をありのままに伝えず、激高した肝心の部分を隠蔽したままで、「妥当かどうか」を質問するのは、あまりにも悪質な質問方式である。


安倍政権に媚びを売る日経新聞としては、今村復興相を擁護する調査結果を導きたかったのだろうが、その今村復興相が、さらに暴言を吐いて辞職に追い込まれた。


東日本大震災の被害について、


「まだ東北で、あっちの方だったからよかったんですけど」


と発言したのだ。


東北地方のことを、


「あっちの方」


と表現し、さらに、


「よかった」


とまで言い放ったのである。


この発言で今村復興相は辞任に追い込まれたが、この発言から30分後の記者会見で報道陣から発言の真意を問われた際には、


「そういう意味ではなかった。撤回すべきということであれば撤回しておきます」


と述べて、暴言であることも認識していない状況だった。


そこへ秘書官が首相官邸からの指示を記したメモを見て、


「改めてしっかりお詫びします」


と謝罪に転じたのである。


そもそも、この人物の基本姿勢に問題があるのだ。


4月4日の会見で問題にされるべきことは、原発事故によって自主避難をしている住民について、避難を


「自己責任」


としたうえで、


「裁判でも何でもやればいい」


と言い放ったことが問題なのだ。


これを、執拗に食い下がって質問する記者が悪いとのスタンスを示していた日経新聞などの御用メディアの姿勢こそ、糾弾されるべき対象である。

人気ブログランキングへ

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」


http://foomii.com/00050


のご購読もよろしくお願いいたします。


上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。


http://foomii.com/files/information/readfree.html

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第1727号「「安倍一強」というメディア捏造の巨大フェイク」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.com までお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

 

 

「国富」喪失 (詩想社新書)

価格:994円 通常配送無料

出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する

 

反グローバリズム旋風で世界はこうなる~日経平均2万3000円、NYダウ2万ドル時代へ! ~(TRI REPORT CY2017)

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

泥沼ニッポンの再生

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

 

安保法制の落とし穴

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

 

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

 

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

 

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

 

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ) 鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

 

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く 金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く

価格:1,785円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

 

消費税増税 「乱」は終わらない 消費税増税 「乱」は終わらない

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:同時代社
amazonで詳細を確認する

 

国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

 

消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す! 消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!

価格:1,000円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

 

日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却 日本の再生―機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:青志社
amazonで詳細を確認する

 

日本の独立 日本の独立

価格:1,800円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

 

売国者たちの末路 売国者たちの末路

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:祥伝社
amazonで詳細を確認する

 

知られざる真実―勾留地にて― 知られざる真実―勾留地にて―

価格:1,890円 通常配送無料

出版社:イプシロン出版企画
amazonで詳細を確認する

 

消費税のカラクリ 消費税のカラクリ

価格:756円 通常配送無料

出版社:講談社

amazonで詳細を確認する

 

戦後史の正体 戦後史の正体

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:創元社
amazonで詳細を確認する

 

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土

価格:798円 通常配送無料

出版社:筑摩書房
amazonで詳細を確認する

 

日米同盟の正体~迷走する安全保障

価格:798円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

 

検察崩壊 失われた正義 検察崩壊 失われた正義

価格:1,365円 通常配送無料

出版社:毎日新聞社
amazonで詳細を確認する

 

検察の罠 検察の罠

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する

 

「主権者」は誰か――原発事故から考える

価格:525円 通常配送無料

出版社:岩波書店
amazonで詳細を確認する

 

原発のカラクリ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体

価格:1,680円 通常配送無料

« 重大な局面迎える辺野古米軍基地建設 | トップページ | 豊洲移転強行論の主因は汐留・築地再開発利権 »

安倍暴政」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 記者を叩き今村復興相擁護した者たちの不見識:

« 重大な局面迎える辺野古米軍基地建設 | トップページ | 豊洲移転強行論の主因は汐留・築地再開発利権 »

有料メルマガご登録をお願い申し上げます

  • 2011年10月より、有料メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」の配信を開始いたします。なにとぞご購読手続きを賜りますようお願い申し上げます。 foomii 携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。

    人気ブログランキング
    1記事ごとに1クリックお願いいたします。

    ★阿修羅♪掲示板

主権者は私たち国民レジスタンス戦線

  • 主権者は私たち国民レジスタンスバナー

    主権者は私たち国民レジスタンスバナー

著書紹介

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

関連LINKS(順不同)

LINKS1(順不同)

LINKS2(順不同)

カテゴリー

ブックマーク

  • ブックマークの登録をお願いいたします
無料ブログはココログ