「いのちよりカネ条約」=TPPを止める裁判に集結
11月16日月曜日、午後2時半より
東京地方裁判所103号法廷において、
TPP交渉差止・違憲訴訟
の第2回口頭弁論が開かれる。
9月7日の第1回公判には、280名を超す主権者が参集した。
法廷内で傍聴できる座席は限られており、抽選が行われるが、抽選に漏れた主権者に対しては、弁護士会館の会議室を使って学習会が開催された。
法廷終了後は、公判の報告集会が開催された。
今回の第2回口頭弁論に際しても、午後1時半より、東京地裁正門前において、
門前集会
が開催される。
また、傍聴を希望して傍聴できない主権者のために、
衆議院第一議員会館多目的ホール
において、
14時30分から学習会
が開催され、法廷終了後の
16時から報告集会が開催される。
私たちの生活を破壊する
「いのちよりカネ条約」
であるTPP
を主権者の力で止めなければならない。
そのために、一人でも多くの主権者の参集が求められる。
詳細は、
TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会
のご案内を参照していただきたい。
以下に、上記サイトの告知を転載させていただく。
TPP交渉差止・違憲訴訟 第2回口頭弁論期日のご案内
当会は、5月21日と8月21日の二回にわたり東京地方裁判所に1,582名の原告が提訴を行い、9月7日の第一回口頭弁論期日に続きまして、
11月16日が東京地方裁判所103法廷にて第二回口頭弁論期日となります。
当日は、13時30分から裁判所正門入口前で門前集会を行いますので、ぜひお集まりください。
また、14時から抽選券の配付が行なわれ、その後当選者に傍聴券が交付される予定です。
口頭弁論期日は、14時30分開始の予定です。
口頭弁論では、弁護団を激励し裁判官の反動的な対応を抑止するためにも、多くの傍聴者参加が必要です。
前回は傍聴席が全て満席となりましたが、今回も傍聴席を満席にするよう多くの原告、会員、一般の方にお集りいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
また、当日は16時から衆議院第1議員会館多目的ホールにて報告会を行います。傍聴できなかった皆さまも、お集りいただければ幸いです。
なお、今回の裁判の期日に合わせて、韓国から韓米FTAの権威ソン・キホ弁護士を団長とする代表団が来日されており、韓米FTA締結後の韓国の現状についても、ご報告いただく予定です。
記
1.日 時:11月16日(月)14時30分~
2.場 所:東京地方裁判所103法廷
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/
3.当日スケジュール:
13時30分 東京地方裁判所門前集会(東京地方裁判所正門付近)
14時00分 抽選券・傍聴券配付開始(東京地方裁判所入口付近(正門側))
※抽選に漏れた方は、14時30分~衆議院第1議員会館多目的ホールの集会にご移動ください。
14時30分 第2回口頭弁論期日開始(東京地方裁判所103法廷)
【期日の概要】
①原告代理人(弁護団)意見陳述
元外務省国際情報局長・孫崎享氏(予定)
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長・赤城智子氏(予定)
②今後の裁判の進行に関する議論ほか
16時00分 報告集会(衆議院第1議員会館多目的ホール)
http://goo.gl/N4MnYZ
以上
裁判所は安倍政権の意向を受けて、この裁判を早期に結審してしまう考えを有していると推察される。
憲法違反のTPPについて、原告からの意見陳述さえ十分に認めないという、裁判所としてあるまじき姿勢を示していると聞く。
メディアは、この重要な訴訟について、まったく報道しない。
裁判の傍聴に280名もの主権者が殺到し、憲法違反の訴えを起こしているときに、この事実だけでも伝えるのが、報道機関としての最低限の責務である。
その責務さえ放棄している。
理由は、安倍政権がTPPを強引に推進しているからである。
これだけの傍聴人が殺到する裁判では、通常、各報道機関が取材を行い、テレビの場合には開廷前の法廷の模様を撮影して報道する。
また、どのような意見が述べられたのかについても報道する責務がある。
第1回口頭弁論では、これらの報道が、ほぼ皆無であった。
こうした裁判報道を忌避する一方で、日本の腐敗した御用メディアは、TPP交渉大筋合意以降、大規模な
TPP礼賛キャンペーン
を展開している。
報道では、
「TPPで輸入牛肉ステーキが安く食べられるようになる」
とはやし立てるものがほとんどである。
ネガティブな側面としては、
「農家が厳しい状況に追い込まれる」
として伝え、
「これまでの補助金漬け保護政策から脱皮して、農業の競争力を強化することが必要」
などの言説を撒き散らす。
関税交渉でも日本は全面譲歩で、日本の国益を守る交渉はまったく行われていない。
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