「これでいいのか日本!」第6回シンポ本日開催
本日、1月29日(木)午後6時から、大阪市中央公会堂(大阪市中区中之島)において、
「 これでいいのか日本! 」
全国縦断シンポジウム・第6回
が開催される。
主催は、村上正邦元参議院自民党議員会長が代表を務める
一般社団法人「躍進日本!春風の会」
で、入場無料である。
以下に開催要項を転載するので、多くの市民の皆様のご参加をお願いしたい。
日 時:1月29日(木)午後6時~8時(5時開場)
場 所:大阪市中央公会堂(中之島公会堂)
大阪市北区中之島1-1-27
TEL:06-6208-2002
http://osaka-chuokokaido.jp/access/index.html
主催者:一般社団法人「躍進日本!春風の会」
〔代表 村上正邦(元参議院自民党議員会長)〕
発言者:佐々木実(ジャーナリスト)
武村正義(元官房長官)
森田 実(政治評論家)
植草一秀(経済評論家)
司 会:南丘喜八郎(「月刊日本」主幹)
間際での告知になってしまい、誠に申し訳なく存じるが、日本の行く末を憂う主権者が参集し、事態を打開する方策を皆で考えたい。
シンポジウム案内チラシには、次のように記述されている。
「小泉・竹中路線と呼ばれる米国主導の新自由主義経済政策が過度に進められた結果、所得格差が増大し、国民の心の拠り所である故郷が荒廃しつつあります。
このままでは健全な国民精神が経済至上主義に蝕まれ、瑞穂の国・日本の根幹が揺るぎかねません。
今こそ、経済・金銭より大切な価値に目を向ける必要があります。
それは、歴史・文化・伝統という目に見えないものであり、
国民一人ひとりが、この国に生まれてよかったといえる国づくりです。
・・・
これまでの経済至上主義を大胆に転換することが、
戦後七〇年という節目の年の大きな課題ではないでしょうか。」
元農水省の官僚で現在は東大教授を務める鈴木宣弘氏は、著書
『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』(文春新書)
の冒頭で、
「今だけ、金だけ、自分だけ」
のフレーズを紹介する。
鈴木宣弘氏は、TPPが日本の主権者にとって、百害あって一利なしである現実を強く訴える。
TPPの問題は多岐にわたっており、しかも、その交渉内容が秘匿されているために、一般にその害悪が十分に理解されていないが、恐るべき内容が盛り込まれているものだ。
現在、元農水相である山田正彦元衆院議員、元日本医師会会長の原中勝征氏、弁護士の岩月浩二氏などが中心となって、
「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」
を創設し、広く市民の参画を呼び掛けている。
TPPこそ、新自由主義、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナ連合の究極の謀略である。
日本がひとたびこの蟻地獄に引きずり込まれると、そこから抜け出すことが非常に難しくなる。
だからこそ、その内容を国民に知らせることもなく、秘密裏に交渉を進めているのである。
新自由主義の跳梁跋扈と、今回の人質事件とは無関係でない。
安倍晋三氏が日本の軍拡、戦争への突進を推進する最大の背景は、グローバル強欲資本の指令にある。
グローバル強欲資本は、資本の自己増殖のことしか考えていない。
資本の自己増殖のためには市場の拡大が必要不可欠であり、そのために、日本市場の収奪が目指されているのであり、また、戦争と紛争の創作が実行されている。
安倍首相は邦人がイスラム国によって拘束されている状況のなかで、あえて、イスラム国を空爆によって壊滅することを支持する声明を発表するとともに、イスラム国と闘う国に2億ドルの資金支援をすることを、イスラム国の宿敵であるイスラエルで宣言した。
安倍首相がイスラム国に宣戦布告を行なったのであり、その延長上に邦人殺害危機が発生した。
この事件をテコに、日本の軍拡が推進されることは間違いない。
また、集団的自衛権行使容認という違憲行為がゴリ押しされてゆくことになる。
こうした憲法破壊行為、民主主義の破壊を、私たち日本の主権者は許してはならないのである。
シンポジウムに一人でも多くの市民が参加して、重大な問題に対する考察を深めてゆきたいと思う。
続きは本日の
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