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2014年5月

2014年5月31日 (土)

日本政治の危機を象徴する政党政治の衰退

集団的自衛権の行使に関する論議は二つに分けて考察することが必要だ。


ひとつは、集団的自衛権行使そのものの是非。


もうひとつは、憲法解釈を変更することの是非。


両者を区分して議論するべきであるが、国会論戦を含めて、両者が混同された論議が多い。


もちろん、重大であるのは、憲法解釈変更の問題だ。


内閣が憲法解釈を自由に変えられるということになると、憲法は意味を失う。


憲法解釈変更とは、憲法の内容を変えることである。


憲法の内容を改定するのは憲法改正=憲法改定で、その手続き、用件は日本国憲法第96条に規定されている。


第九十六条  この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。


日本国憲法改定のハードルは高い。


硬性憲法である。


憲法改定のハードルはなぜ高く設定されているか。


憲法が国の基本法であり、憲法は政治権力の暴走を防ぐために定められているものだからである。


政治権力の暴走を許さない。政治権力が暴走しないように憲法が制約を課して政治権力の行動を縛る。


これが「立憲主義」の考え方である。

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安倍晋三氏は選挙で勝った政権は憲法解釈を勝手に変えられると受け取れる発言を示した。


そしていま、現行憲法の条文を変えずに、集団的自衛権の行使を容認しようとしている。


この問題については、歴代の政権が政府としての公式見解を示してきた。


「日本は独立国として個別的自衛権、集団的自衛権を有するが、日本国憲法の規定により、集団的自衛権は行使できない」


というのが、日本政府が明示し続けてきた見解である。


この憲法解釈は正当なものである。


日本国憲法第9条の条文は以下の通りである。


第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


日本は、


国際紛争を解決する手段としては、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する


こととしているのである。


この規定により、日本の集団的自衛権行使は憲法によって禁止されていると解釈され、これが政府の公式見解となってきた。

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このなかで、安倍政権が集団的自衛権行使を容認するというのは、憲法否定の行為であり、日本国憲法第99条に違反する違憲行為である。


日本国憲法第99条には次の条文が置かれている。


第九十九条  天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


難しい話ではない。


誰にでも理解できることがらである。

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安倍晋三氏が、信念をもって日本が集団的自衛権を行使できるようにするべきだと考えるなら、堂々と憲法改定を提案すればよい。


立憲主義に立つ政治を行う考えがあるなら、これが唯一の進むべき道である。


国会で、こうした正論が広く展開され、安倍政権の暴走に歯止めをかけることが求められているが、いまの日本の国会は著しく歪んでしまっている。


政界再編が取り沙汰されているが、野党のなかで、集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更を容認する見解が示されている。


維新とみんながこの考えを示している。


立憲政治を踏みにじる政治勢力が拡大していることは、日本の危機を意味すると言って過言ではない。


およそ考えられない事態が進行しているのだ。


安倍首相の暴走に同調する姿勢を示す政治勢力は、結局のところ、与党にぶら下がりたい勢力であるのだと思われる。


与党になれば、政権の旨みにありつける。


巨大な財政資金を配分する権利は、何にも代えられない巨大な利権である。


民主主義の根幹、法の支配、立憲政治を守り抜くという気概など、かけらも存在しない。


ひたすら政治権力を求め、政治利権を求める。


低俗な政治勢力が拡大していることが、日本の危機を如実に物語っている。

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2014年5月29日 (木)

原発の安全確保意味しない規制委員会の安全審査

アベノリスクの本質は安倍政権が衆参両院で与党過半数勢力を確保して暴走することである。


衆参両院で過半数勢力を確保しても、民主主義を健全に機能させるために必須の行動原理=少数意見の尊重を重視するなら政治の劣化を防ぐことができる。


しかし、政権が「数の論理」を振り回し、「数の力」で強引に重要事項を独断専行で決定してしまえば、政治の劣化は避けられない。


政権が国民の多数の支持によって成り立っているなら、政権の独断専行も一定の正当性を持つだろう。


しかし、安倍政権の場合、国政選挙の際に自公の与党勢力を直接支持した国民は、全有権者の4分の1程度に過ぎない。


4分の1の国民にしか支えられていない政権が独断専行で重要事項を決定してしまうことは正当性に欠くと言わざるを得ない。

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世論調査では脱原発を求める国民が圧倒的に多い。


時事通信社が5月に実施した世論調査では、国内の原発について、


「徐々に減らし、将来的にはなくすべきだ」が 49.3%


「なるべく早くなくすべきだ」が 24.7%


「直ちになくすべきだ」が 10.3%


だった。この三つの回答を示した比率は84・3%に達した。


日本の主権者は明確に脱原発の判断を有している。


ところが、安倍政権は4月11日にエネルギー基本計画を閣議決定した。


エネルギー基本計画では、原発を「重要なベースロード電源」と位置付けた。主権者の大半が脱原発の判断を有しているなかで、安倍政権は原発を積極推進する考えを明確に打ち出したわけだ。


上記の時事世論調査では、


「原発を重要な電源として活用を続けるべきだ」は 12.7%


にとどまった。


主権者の判断と遊離した政策を安倍政権は強引に推進している。

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原発の再稼働についても時事世論調査では、


反対が48.7%、賛成が41.3%だった。


この数値を見ると賛成の比率が非常に高いが、ここには、回答者の誤解がある。


それは、この設問が、


「原子力規制委員会の安全審査に合格した原発を再稼働させる政府方針」


についての是非を問うかたちになっているからだ。


回答者である国民は、


「原子力規制委員会の安全審査に合格した原発」


の表現を見て、「安全性が確認された原発」であると勘違いしてしまう。


「安全性が確認された原発」なら、再稼働させてもよいのではないかと勘違いしてしまうのだ。


何が勘違いであるのかと言うと、


「原子力規制委員会の安全審査に合格した原発」



「安全性が確認された原発」


とは異なることだ。世論調査の回答者の多くが、両者を同一視して回答してしまっていると思われるが、両者はまったく異なるものである。

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原子力規制委員会は設定された基準に適合するのかどうかを審査するのであって、原発の「安全」を確約するものでない。


「原子力規制委員会の安全審査」を調査回答者は「原発の安全性を確認する審査」と思ってしまうが、そうではないのである。


もっとも分かりやすいのが、基準地震動である。


福井地裁は5月21日に大飯原発運転差し止め訴訟で、大飯原発の運転差し止めを命ずる判決を示した。


その根拠として、福井地裁は極めて重要な事項を摘示した。


判決文から該当部分を取り出す。


「我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、1260ガルという数値はこれをはるかに下回るものである。


岩手宮城内陸地震は大飯(およびすべての原発立地地点)でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震である。


この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎない。


(よって)1260ガルを超える地震は大飯原発(およびすべての原発立地地点)に到来する危険がある。」


(括弧内は筆者補充部分)

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原子力規制委員会の「安全審査」とは、あくまで設定された規制基準をクリアすることを審査するものであって、その規制基準が十分であることを前提とするものでない。


したがって、世論調査の質問は、


「原子力規制委員会の安全審査に合格した原発」


ではなく、


「原子力規制委員会の審査に合格した原発」


の再稼働を認めるかどうか、に変える必要があるのだ。


原子力規制委員会の審査基準は、原発の絶対安全を確保するものでない。


いつでも発生し得る地震動すら前提とされていないのである。


こうした重大問題についてすら、安倍政権が衆参両院で過半数勢力を確保しているということだけで、国民が望まない方向で決定、運用されてしまうのである。


本当に深刻なリスク=アベノリスクが日本を覆い尽くしている。

原子力規制委員会では、さらに重大な事態が発生している。

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2014年5月28日 (水)

横綱白鵬会見拒否と舞の海のモンゴル力士発言

スポーツにおける差別撲滅が重要な課題になっている。


サッカー・Jリーグでは3月8日に行われた試合で、浦和レッズサポーターの一部が


JAPANESE ONLY


という人種差別的と受け止められても仕方のない横断幕をスタジアムに掲示。それをクラブ側も試合終了後まで撤去できなかったことが大きな問題に発展した。


米プロバスケットボール・NBAでは、4月29日、クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏に永久追放処分と250万ドル(約2億6000万円)の罰金を科すことが発表された。


スターリング氏は友人女性との会話で、元レーカーズのスーパースター、マジック・ジョンソン氏らとの交友関係に疑問を呈し、


「黒人との交友を吹聴するな、試合にも連れてくるな」


などと発言した。この会話の録音テープが芸能専門サイトに公開されて問題が発覚した。


十種差別の撲滅は世界的に重要なテーマになっている。

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こうしたなかで、日本国内で新たな問題発言があったことが報じられている。


報じられているとは言っても、『週刊金曜日』が報じているだけで、他のメディアは意図的に問題を伏せているようにも見える。


http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4394


記事タイトルは、


「“昭和天皇万歳”集会で――舞の海氏が排外発言。」


以下に記事を転載させていただく。


「改憲を唱える政治団体が4月29日、東京・明治神宮会館で開いた「昭和の日をお祝いする集い」で、厚労政務官・高鳥修一衆院議員(自民)らを先頭に、来賓と全参加者約250人が起立し、“聖寿万歳”と称し「天皇陛下万歳」を大合唱した。


この日は昭和天皇の死去後、みどりの日になったが2005年に昭和の日に法改正。主催団体であるNPO法人「昭和の日ネットワーク」は、吉見義明中央大学教授の従軍「慰安婦」問題訴訟で被告・桜内文城衆院議員(維新)の代理人を務めている高池勝彦弁護士の事務所に連絡先を置く。

 

“式典”では、竹下亘衆院議員(自民)に続き、田沼隆志衆院議員(維新)が「祝日法に『昭和天皇陛下の誕生日』という言葉を入れると共に、『文化の日を明治の日に、勤労感謝の日を新嘗祭にする』よう、祝日法全体を見直す」とも発言。そのほかの野党では民主党の金子洋一参院議員の名も祝電で披露されていた。

 

「昭和天皇と大相撲」と題し“記念講演”をした舞の海秀平氏が「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ると、参加者から拍手が湧いた。


“日の丸”旗を手にした男性が「頑張れよ」と叫び、会場は排外主義的空気が顕著になった。さらに舞の海氏が「天覧相撲の再開が必要だ。日本に天皇がいたからこそ、大相撲は生き延びてこられた。天皇という大きな懐の中で生かされていると感じる。皇室の安泰を」と結ぶと、大拍手が起こっていた。


最後の拓殖大学吹奏楽部による記念演奏会は“昭和のメロディー”と題されたものだが、「陸軍分列行進曲」「軍艦行進曲」など、軍歌が多かった。天皇のために人々が犠牲となる「海ゆかば」は、筆者を除く全員が起立斉唱していた。」


(永野厚男・教育ライター、5月9日号)

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大相撲夏場所で29回目の優勝を飾った横綱白鵬が、千秋楽翌日の会見を拒否していることが伝えらえている。


その理由は明らかにされていないが、舞の海発言報道との関連があるのかどうか。


舞の海発言については、そのすべてが動画配信されている。


日仏共同テレビがYOUTUBEに動画映像を提供している。


http://www.youtube.com/watch?v=sdzqi28XBgM


ちなみに、上記の日仏共同テレビは5月23日の「小沢一郎議員を支援する会」での私の講演内容を記事として掲載下さっている。


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-aaf0.html


http://www.france10.tv/social/2638/


動画映像で舞の海氏の講演は42分30秒あたりから始まる。


万歳三唱はその直前に行われている。


大相撲における外国人についての発言は59分20秒あたりから始まる。


モンゴルについての言及は59分50秒あたりから始まる。


「蒙古襲来」


と述べ、


1時間3分38秒時点では、


「もう外国の力士は排除したらどうかと言う人もいる」


と述べる。


舞の海氏の意見として述べているわけではないが、この発言で聴衆は大きな拍手を送る。

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舞の海氏の発言で一番の問題箇所は次の部分だ。


1時間0分25秒時点の発言だ。


「彼らの目的は何か。


日本のこの大相撲界に入って、そして早く強くなってお金をかせいで。


そして、両親家族の面倒を見なければならない。」


さらに1時間0分58秒には次の発言も飛び出す。

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2014年5月27日 (火)

原発事故加害者救済で被害者切り棄ての不条理

5月27日付東京新聞(=中日新聞)『こちら特報部』は、


「棄民化の策 帰還を強要」


の見出しで原発放射能汚染地域の住民が国や県によって棄民化されている現実を伝えている。


「チェルノブイリ原発事故で旧ソ連は年間積算線量1~5ミリシーベルトの区域を「移住権利ゾーン」と設定し、住民が移住を設定した場合、住民が失う家屋などの財産を補償した。


日本では20ミリシーベルト以下の地域で帰還を促し、もしも拒否すれば、その後の生活は自己責任とされてしまう。」


と記述する。


旧ソ連と現在の日本。


どちらが人の生きる権利、人権、生存権に強い配慮を示しているのか。


この事実ひとつでも、実態がくっきりと浮かび上がる。


『美味しんぼ』は休載に追い込まれたが、原作者の雁屋哲氏の主張を排除する正当な理由は存在しない。


雁屋氏は福島県に居住するすべての住民の鼻血が出るなどとは一言も言っていない。


鼻血が出た人がいる事実、その人が述べた「多くの人が、鼻血が出る体験をしている」の発言を、事実通りに描写しただけだ。


その上で、低線量被ばくの潜在的なリスクを重視する考えを示した。


低線量被ばくの健康被害の実態は十分に明らかになっていない。


しかし、低線量被ばくでも健康被害は起こり得るとの見解を示す専門家は多数存在する。


この見解を否定し切る根拠は存在しない。

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『美味しんぼ』第604話「福島の真実」24は、登場人物の海原雄山の口から次の言葉を表出させた。


「福島に住んでいる人たちの心を傷つけるから、
住むことの危険性については、
言葉を控えるのが良識とされている。」


「だが、それは偽善だろう。」


「医者は低線量の放射線の影響に対する知見はないというが、

知見がない、とはわからないということだ。」


「私は一人の人間として、福島の人たちに、
危ないところから逃げる勇気をもってほしいと
言いたいのだ。」


「特に子供たちの行く末を考えてほしい。」


「福島の復興は、
土地の復興ではなく、人間の復興だと
思うからだ。」


そして、こう付け加える。


「では、われわれにできることは。」


「福島を出たいという人たちに対して、
全力を挙げて協力することだ。」


「住居、仕事、医療などすべての面で、
個人では不可能なことを補償するように
国に働きかけることだ。」

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国の政策に対する強烈なメッセージ、批判が込められている。


いまの安倍政権の対応、佐藤雄平氏が率いる福島県の対応は、この真逆である。


放射能に汚染された地域で、いま、急ピッチに避難措置解除が推進されている。


完全な安全を確保し、住民を帰還させるのではない。


避難に伴う財政負担を軽くするために、避難措置を解除しているだけなのだ。


チェルノブイリでは年間積算線量1~5ミリシーベルトの地域は「移住権利ゾーン」とされた。


それが、日本では年間積算線量20ミリシーベルトの地域で帰還を促し、補償を打ち切る措置が取られるのである。

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『美味しんぼ』が排斥されたのは、『美味しんぼ』が正論中の正論を提示するからである。


このような「正論」が浸透すれば、国と福島県による「棄民政策」の推進は妨害される。


福島県は住民帰還を強行するために、空間線量をできるだけ低く見せるための工作を行ってきた。


住民の生命と健康を第一に考えるのではなく、財政負担の軽減だけを考える姿勢である。


原発事故を引き起こした東電は実質債務超過状態にあり、法的整理を実行して、関係ある当事者の責任を問う必要がある。


経営者、株主、債権者の適正な責任が問われる必要があるが、この責任は免除され、国が救済している。


一方で、罪のない住民の被害は共済もされず、放置されている。


このような理不尽、不条理が放置されている。


それが、いまの日本なのである。

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2014年5月26日 (月)

ナチスの手口で独裁政治確立目指す安倍政権

2013年7月29日、安倍晋三内閣の副総理である麻生太郎氏は都内で開かれた会合でこう述べた。


「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」


安倍晋三氏は日本国憲法の解釈変更を強行しようとしているが、憲法解釈変更というより、憲法破壊行為である。


安倍晋三氏は、本来、憲法改定の意向を有している。


日本国憲法をどのように改定しようとしているのかは、自民党が提示した日本国憲法改正草案を見れば分かる。


改正ではなく改定であり、まったく別の新しい憲法を制定しようとするものである。


しかし、憲法改定のハードルは高い。


第96条が、改定要件を厳しく定めているからである。


そこで安倍晋三氏は、憲法改定のハードルを高く設定している第96条の改定を先行させようとした。


衆参両院で過半数の賛成を得れば、憲法改定を発議できるように、96条の改定を目論んだのである。


しかし、当然のことながら、安倍氏のこの目論見に対して、厳しい反発が一斉に噴出した。


安倍晋三氏は「立憲主義」という考え方を理解していなかったのだと思われるが、権力の暴走を防ぐため、憲法改定のハードルは通常、高く設定されている。


「硬性憲法」としているのが一般的である。


安倍氏の96条改定の目論見は粉砕された。

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96条の改定が難しいとなると、憲法を全面的に書き換えて、別の憲法に作り替えることは容易なことではなくなる。


安倍政権与党は衆院で3分の2議席を確保しているが、参院では3分の2に届かない。


憲法改定は容易なことではないのだ。


この現実に気付いた安倍晋三氏がいま推進しているのか、憲法の条文を変えずに、「解釈」を変えてしまうという道である。


「道」とは言っても「正道」ではない。


「邪道」である。「蛇の道」の「蛇道」と言ってもよい。


その解釈変更も、正当な解釈を用いるというならまだ分かる。


しかし、逆立ちしても成り立ちようのない解釈を、「新解釈」として打ち出すというのだから、この政権はもはや「狂気の政権」というより他にない。

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ここで登場するのが「ナチスの手口」である。


ナチスはワイマール憲法という、当時の世界では最も先進的との評価を受ける憲法が存在するなかで登場し、実質的にこの憲法を無力化、無効化していった。


「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」


という発言の意味は不明な部分も多くある。


「ナチス憲法」というものが実在しないからである。


ヒトラーが政権を樹立して「全権委任法」を成立させ、ナチ党ヒトラーによる独裁が始動した。


これによりワイマール憲法は無力化され、ヒトラーのナチ党による一党独裁政治が始動したのである。

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つまり、麻生氏発言は、実質的な独裁体制を構築して、現行憲法を実質無効化してしまう手法として、「ナチスの手口」に学んではどうかと提案したものと受け取ることができる。


そして、いま、安倍晋三氏が進めようとしているのは、これに近い。


憲法改定を正面から論じれば、強い反対論が噴出してしまうだろう。


衆参両院での3分の2以上の賛成を得て憲法改定を発議することも容易でない。


その現実を踏まえるなら、衆参多数勢力を確保する政権が、「憲法解釈」を変えてしまい、実質的に現行憲法を無力化してしまうことがよいのではないか。


実質的な憲法改定になる。


このような考えで、安倍氏が動いているように見える。

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ドイツで、ワイマール憲法が実質無力化された直接の契機は、ヒトラー政権が1933年に全権委任法を成立させたことによる。


1932年に発生した国会炎上事件を利用して、共産党、社会民主党を無力化し、中間勢力を取り込んで、ヒトラー政権が全権委任法を成立させた。


これにより、ドイツの議会政治は実質的に終焉し、ナチ党の独裁が始動し、人類史上最悪の時代に突入していったのである。


全権委任法に対して反対したのは社会民主党だけだった。中央党、ドイツ人民党などの中間勢力も、ヒトラー政権の強権運営の脅威に晒されて、全権委任法の成立に賛成していった。

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5月23日に開かれたシンポジウムで、弁護士で前衆議院議員の辻恵氏がいまの日本の状況と1933年のドイツの状況が重なることを指摘した。


一強多弱と表現される政治情勢のなかで、中間勢力が安倍自民党に引き込まれれば、安倍晋三独裁政治が出現してしまうことに、強い警鐘を鳴らしたのである。


辻氏は、集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更を絶対に阻止する政治勢力を結集し、これを安倍政権与党に対峙する政治勢力として強大化することが必要であるとの見解を示した。


まったく同感である。


日本はいま、歴史的に最も重要な変節点に差し掛かっている。

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2014年5月25日 (日)

覚醒した市民は国民の生活が第一への回帰求める

5月23日(金)に開催された


「小沢一郎議員を支援する会」主催シンポジウム


『小沢一郎が語る これからの日本の政治と外交』


は、会場を埋め尽くす市民が参加し、日本政治再生に向けて、歴史的な意義のある会合になった。


Photo


開場までお運びいただいた皆様には、シンポジウム実施に参画させていただいた者の一人として、心から深く感謝の意を表したい。


シンポジウムでは生活の党代表の小沢一郎衆議院議員が1時間にわたって講演及び質疑応答に対応されて、会場を埋め尽くした聴衆をうならせた。


Photo_7 シンポジウム冒頭、「小沢一郎議員を支援する会」世話人代表の伊東章氏から、会のこれまでの活動経緯、本日のシンポジウムの意味、今後の活動方針などについて講話があった。


そして、メイン講師である小沢氏の講演に先立って、元内閣総理大臣の鳩山友紀夫氏が激励挨拶をされ、万雷の拍手と歓声を浴びた。




私は両者の挨拶、講演ののちに、「安倍政権の経済政策を批判する」のテーマで30分の講演をさせていただいた。


来賓として出席された、


二見伸明氏、川内博史氏、鈴木邦男氏、山宏太郎辻恵氏、森裕子氏からもスピーチがあった。


司会は小沢遼子氏が担当した。

小沢氏と鳩山氏が登壇し、固い握手を交わした。


歴史的に極めて意味の重いシンポジウムになったと言える。

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シンポジウムの模様はUSTREAMでライブ中継され、合計視聴数は54,210に達している。


極めて関心の高いイベントになったことがわかる。


http://goo.gl/KRaJGp


登壇者のスピーチ内容をアーカイブ映像で視聴することができる。


アーカイブ映像は3本に編集されており、以下の配分になっている。


1(37分10秒間)


http://www.ustream.tv/recorded/47913901


Photo_3 冒頭 二見伸明氏


6分経過時点から 鳩山友紀夫氏激励挨拶


26分55秒 鳩山氏と小沢氏握手


28分24秒から 小沢一郎氏講演




2(27分44秒間)


http://www.ustream.tv/recorded/47914681


Photo_6 冒頭から 小沢一郎氏講演(続き)


4分30秒から 質疑応答









3(76分45秒間)


http://www.ustream.tv/recorded/47915963


冒頭から30分45秒まで 植草一秀 講演


「安倍政権の経済政策を批判する」


30分45秒から 質疑応答


Photo_4 41分50秒から 川内博史氏


53分45秒から 鈴木邦男氏


1時間経過後から 山崎行太郎氏


1時間3分5秒から 辻恵氏


1時間10分0秒から 森ゆう子氏


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日本政治は2009年に光り輝く時を迎えたが、爾来、4年半の時間が経過して、大きく時計の針を巻き戻されてしまった。


小沢一郎氏が提唱した「国民の生活が第一」の政治が破壊され、特定の既得権益が支配する政治に逆戻りした。


この現状を、もう一度、変えることができるのかどうか。


鳩山友紀夫元首相は、小沢一郎氏を軸に、日本政治をもう一度、国民のためのものにするために、協力を惜しまない意思を表明された。


小沢一郎氏は、もう一度、政権交代を実現しなければならないこと、そして、それは次の総選挙でも十分に可能であるとの見解を示した。


二見伸明氏は現在の安倍政権を支える側に位置する公明党の支持母体である創価学会は、「平和と福祉」の路線を掲げており、集団的自衛権の問題等で、本来は、安倍連立政権から離脱するのが筋ではないかとの主張が示された。


Photo_5 辻恵氏からは、ファシズムに関して、極めて重要な指摘があった。その概要をいかに記す。


辻氏はファシズムはイタリアのファシスト党に由来すると考える。


その特徴は、対外的な排外主義と、国内における議会制民主主義を無視した強権的な独裁にあるとする。


第二次大戦前のドイツで、1932年、ナチス党は40%台の議席を占有した。しかし、過半数は確保していなかった。


このなかで、1933年、国会炎上事件という謀略事件を引き起こし、共産党を活動停止に追い込む。


そして、全権委任法という法律を制定するのではなく、国会で決議してナチスによる独裁体制が作られていった。


問題は、社会民主党だけは反対したが、その他の中間勢力がこの決議に賛成して、ナチスの独裁体制が構築された点にある。


いまの日本では、共産党と社会民主党が埒外に外され、そのなかで、野党勢力の合従連衡が取り沙汰されている。


1933年のドイツの状況と酷似している。

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2014年5月23日 (金)

日本の政治を主権者の積極的行動で刷新する

本日、5月23日(金)午後6時より、東京池袋にある豊島公会堂で、


「小沢一郎議員を支援する会」主催シンポジウム


『小沢一郎が語る これからの日本の政治と外交』


が開催される。


http://minshushugi.net/activity/index.cgi


開場は午後5時半、開演は午後6時である。


一人でも多くの市民にご参集賜りたく思う。


日   時   


平成26年5月23日(金)
午後5時半開場
午後6時開演


場   所   


豊島公会堂
170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1
TEL:03-3984-7601


テ ー マ  


「小沢一郎ならどうする-これからの日本の政治と外交-」


講   師   


小沢一郎衆議院議員(生活の党代表)
植草一秀(経済学者)


激 励 挨 拶   


鳩山友紀夫(元・内閣総理大臣)


出 席 者   


鈴木邦男(一水会名誉顧問)
辻 恵(前衆議院議員)
姫井由美子(元参議院議員)
岡本幸三(生活の党総支部長)
森ゆうこ(前参議院議員)
川内博史(元衆議院議員)
木内孝胤(元衆議院議員)
三井 環(市民連帯の会代表、元大阪高検公安部長)
山崎行太郎(文藝評論家)
多ケ谷 亮(生活の党東京都第10区総支部長)ほか


会   費   800円


受 付 方 法   当日、会場にて
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日本の民主主義はいま危機に直面している。


文字通り、アベノリスク全開なのだ。


私たち、日本の主権者の未来を左右する、重大問題に対する方針を決めなければならない局面にある。


安倍政権が、衆参両院でたまたま過半数議席を確保しているからということだけを根拠に、この重大問題についての結論を独断専行で決することは許されない。


その重大問題は、まさに日本の根幹を揺るがすものである。


私たちは、注意深く現実を観察し、そして、積極的に行動してゆかなければならない。


本日のシンポジウムが、日本政治刷新に向けての、市民による大きな政治運動の起点になることを強く願う。

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原発・憲法・TPP・消費税・沖縄


という、重大問題が存在する。


TPP・消費税は経済政策に関わる問題だが、経済政策において、主権者が考えるべきことは、その基本方向である。


大きな二つの考え方がある。


「弱肉強食で運営するべきだ」


という考え方と、


「共生を実現するべきだ」


という考え方である。


安倍政権が示す基本方針は、


「弱肉強食で運営するべきだ」


というものである。


法人税を減税して消費税を増税する。


非正規労働者の増大を推進する。


最低賃金制度を撤廃する。


医療に貧富の格差を導入する。


社会保障をできるだけ手薄いものにする。


解雇の自由化を進める。


全面的な価格競争で国内農業が消滅することを推進する。


こうした政策が全面的に展開されている。


私たち主権者は、この政策方針に賛同するのか、それを阻止するために力を尽くすのか。


判断して、行動してゆかなくてはならない。

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2014年5月21日 (水)

戦争・弱肉強食政治排し平和・共生政治実現

5月23日(金)に開催される「小沢一郎議員を支援する会」主催のシンポジウム


『小沢一郎が語る これからの日本の政治と外交』


を日本政治再刷新の起点と位置付けてゆくべきであると考える。


政治の本来の主役は主権者である国民だ。


主権者の 主権者による 主権者のための 政治


を実現しなければならないことはあたりまえのことだ、


しかし、この、あたりまえのことを実現することが難しい。


現実は、


既得権の 既得権による 既得権のための 政治 


に陥っている。


既得権とは、


米国であり、 官僚機構であり、 大資本である。


この米官業のトライアングルが日本政治を完全支配してしまっている。


そして、米官業トライアングル勢力=日本の既得権の「手先」として活動しているのが、


利権政治屋および利権政治集団



御用電波産業=マスメディア=マスゴミ


である。

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2009年の政権交代は、日本の歴史上、初めて実現した、

 

主権者の 主権者による 主権者のための 政治


実現を目指す

 

主権者の 主権者による 主権者のための 政権


であった。


しかし、


民主党内に既得権勢力が数多く潜んでいたこと


既得権が検察・メディアを総動員して、総攻撃に出たこと


を主因に、主権者政権は、残念なことに8ヵ月半の短期日で終焉してしまった。


現在の安倍政権の政治は完全なる旧政復古政権である。


安倍政権は


政治権力の暴走を防ぐために存在する憲法



国民を縛り付けるために存在する憲法

に改定しようとしている。


また、


「国権の発動たる戦争、武力による威嚇、武力の行使は、国際紛争を解決するための手段として永久に放棄する」


との憲法の条文が厳然と存在するなかで、


「国権の発動たる戦争、武力による威嚇、武力の行使を、国際紛争を解決するための手段として用いる」


ことを容認する姿勢を示している。


これは、憲法破壊行為であって、公務員に憲法尊重・擁護義務を課している日本国憲法第99条違反である。

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シンポジウム


「小沢一郎ならどうする-これからの日本の政治と外交-」


の概要を「小沢一郎議員を支援する会」サイトより転載する。


http://minshushugi.net/activity/index.cgi


当日は鳩山友紀夫元首相が登壇される。


2009年の政権交代実現の原点に回帰し、日本政治再興の起点にしなければならない。


日   時   平成26年5月23日(金)
        午後5時半開場
        午後6時開演


場   所   豊島公会堂
        〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1
        TEL:03-3984-7601


テ ー マ  「小沢一郎ならどうする-これからの日本の政治と外交-」


講   師   小沢一郎衆議院議員(生活の党代表)

        植草一秀(経済学者)


激 励 挨 拶   鳩山友紀夫(元・内閣総理大臣)


出 席 者   鈴木邦男(一水会名誉顧問)
        辻 恵(前衆議院議員)
        姫井由美子(元参議院議員)
        岡本幸三(生活の党総支部長)
        森ゆうこ(前参議院議員)
        川内博史(元衆議院議員)
        木内孝胤(元衆議院議員)
        三井 環(市民連帯の会代表、元大阪高検公安部長)
        山崎行太郎(文藝評論家)
        多ケ谷 亮(生活の党東京都第10区総支部長)ほか


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2014年5月20日 (火)

新橋の鮨で籠絡される茶坊主な政治記者たち

「集団的自衛権の行使容認の憲法解釈変更」


と表現すると、


「憲法の解釈を変えれば集団的自衛権の行使が憲法の規定に反しない」


との誤解を招く。


しかし、実際は違う。


憲法の条文は、集団的自衛権行使は禁止されているとしか読みようがない。


実際、日本政府は、


「憲法の規定により、集団的自衛権の行使は容認されない」


との公式見解を示し続けてきた。


ところが、安倍晋三氏は現行憲法下で集団的自衛権の行使を認めることを政府として公式に決定しようとしている。


これは


「憲法解釈変更」


ではなく、


「憲法の規定無視」、「憲法否定」、「憲法破壊」


である。


日本国憲法第99条は、公務員の憲法尊重擁護義務を定めており、安倍氏の行動は憲法第99条違反である。

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集団的自衛権の行使を容認したいなら、憲法を変えることだ。


これが人の道である。


創価学会は、


「集団的自衛権の行使を容認するなら憲法を改定する必要がある」


と主張しているが正論である。


これから1ヵ月の日本政治最大の焦点はこの問題だ。


公明党が反対を貫けば、閣議決定できない。


公明党が反対しながら閣議決定するなら、連立の組み換えが必要になる。


政界再編である。

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こんななかで、御用評論家として著名な田崎史郎氏が、安倍政権を応援する見解をまき散らしている。


田崎史郎氏といえば、本ブログでもたびたび取り上げてきた、御用評論家の代表格の一人である。


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-3f71.html


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-656a.html


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4b49.html


この田崎氏が、集団的自衛権について、「現代ビジネス」サイトに文章を掲載している。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39297


タイトルは、


「すでに論理破綻!?集団的自衛権の解釈変更で追い詰められる公明党」


だ。


内容は分かりやすい。


集団的自衛権行使を容認するなら憲法を改定すべき」との創価学会の見解に公明党が従うことをけん制する文章である。


公明党が連立離脱を決断しない限り、安倍政権に押し切られるだろうとの見方を示している。

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この記事掲載の日付が5月19日。


その直前に田崎氏はある人物に招かれて会食している。


ある人物とは、安倍晋三氏である。


東京新聞:「首相の一日」5月15日欄、


86分、東京・西新橋のすし店『しまだ鮨』。
田崎史郎・時事通信解説委員、島田敏男・NHK解説委員ら報道関係者と会食。
10
15分、東京・富ヶ谷の私邸。」


毎日新聞:「首相日々」も同文。


朝日新聞:「首相動静」には、


「時事通信の田崎史郎・解説委員、毎日新聞の山田孝男・特別編集委員、曽我豪・編集委員らと会食」


ジャーナリストも落ちぶれたものである。


御用記者をジャーナリストとは呼ばないが、こういった輩を


「茶坊主」


と呼ぶ。


公明党に集団的自衛権行使容認を容認させるための工作活動が展開される。


島田敏男氏はNHKの茶坊主。NHK茶坊主代表のもう一人は大越健介氏。


田崎史郎氏は時事通信社所属の茶坊主である。


腐った国ニッポン。


恥ずかしい国ニッポンである。

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2014年5月19日 (月)

「小鳩の春」は激烈な戻り寒波を経て盛夏を迎える

5月23日(金)夕刻に東京池袋の豊島公会堂で開催される、


『小沢一郎議員を支援する会』主催シンポジウム


「小沢一郎が語る これからの日本の外交と経済」


に、鳩山友紀夫元首相が出席されることになった。


画期的なことであると言える。


http://minshushugi.net/activity/index.cgi


日本政治はいま、戦後最大の危機に直面していると言っても過言ではない。


2009年9月には日本政治史上初めての


「民衆の民衆による民衆のための政権」


が樹立された。


小沢氏と鳩山氏が主導する旧民主党が、政権交代の大業を成就したのである。


このこと自体は、日本政治史上の金字塔であると言って良いだろう。


日本の主権者国民が拍手喝さいを送った。


しかし、この政権は短命で幕を閉じた。


光り輝く時代は暗転し、そこから日本政治は急坂を転げ落ちてきた。


そして、いま、憲法が破壊される危機に直面している。


日本社会が根底から変質させられようとしている。


この現状に歯止めをかけて、もう一度、主権者国民政権を樹立するべきであると、多くの主権者が考えている。

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私は、2009年9月から2010年6月までのわずか8ヵ月半の時間ではあったが、日本政治に一筋の光が差し込んだ期間を、


「小鳩の春」


と表現している。


「プラハの春」


は軍事的に破壊されたが、のちに東側社会は自己崩壊に進んでいった。


日本では旧政復古政権が樹立され、時計の針が大きく逆戻しされ、日本は大日本帝国憲法下の時代に引き戻される気配を強めている。


このまま、歴史の逆行を許してしまうのか。


それとも、もう一度、時計の針を右回りに転換することができるのか。


重要な正念場に差し掛かっている。

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2009年に小鳩政権が誕生したとき、危機に直面した日本の既得権勢力は、「三本の矢」を放った。


第一の矢が狙ったのは、小沢一郎氏の人物破壊であった。


第二の矢が狙ったのは、鳩山友紀夫の人物破壊であった。


そして、第三の矢が狙ったのは、小沢氏と鳩山氏の分断であった。


小沢氏と鳩山氏が連絡を密にして、強固な連携を展開することを阻止する工作が展開されたのである。


民主党内部には、主権者と敵対する勢力につながる分子が多数潜伏していた。


この隠れ既得権益勢力が鳩山政権を破壊し、小鳩分断を実行していった。

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菅直人政権、野田佳彦政権が生み出されていったが、この二つの政権は主権者政権ではない。


既得権勢力が奪還した旧政復古政権である。


菅・野田政権は民主党政権のイメージを破壊し尽くした。


二度と民主党政権が生み出されないように、徹底して民主党政権のイメージを破壊する自傷行為に突き進んだのである。


それは、自民党に大政を奉還するための方策であったようにも見える。

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安倍政権が推進する方向は、


「戦争と弱肉強食」


である。


極めて明瞭である。


この路線が好きだという国民も存在はするのだろう。


しかし、国民の過半数がこの路線に賛同するとは考えられない。


対峙する方向は、


「平和と共生」


である。


「戦争と弱肉強食」


の政治を、


「平和と共生」


の政治に転換できるか。


これが主権者国民に与えられた課題である。


政治刷新を実現するには、大同団結が必要不可欠だ。


この意味で、23日のシンポジウムには、果てしない、限りない、大きな意味がある。

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2014年5月17日 (土)

原発事故実害を「風評被害」にすり替える工作

「風評被害」


の意味を「goo辞書」は次のように記述する。


http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/190458/m0u/


「根拠のない噂のために受ける被害。


特に、事件や事故が発生した際、不適切な報道がなされたために、本来は無関係であるはずの人々や団体までもが損害を受けること。


例えば、ある会社の食品が原因で食中毒が発生した場合、その食品そのものが危険であるかのような報道のために、他社の売れ行きにも影響が及ぶことなど。」


『美味しんぼ』が休載になる。


言論弾圧の色彩が濃厚である。


「福島で鼻血が出た」との描写、


作中に登場する井戸川克隆元双葉町長が、


「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被曝(ひばく)したからですよ」


と語る場面が描写された。


この描写に対して激しい攻撃が展開され、国や福島県が「風評被害」を引き起こすとして批判した。


この攻撃を受けての休載発表である。


出版社が権力の圧力に屈したというなら、言論活動を行う資格はないというべきである。

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福島県双葉町の元町長である井戸川克隆氏は、騒動が起きてから取材に対しても、正々堂々と持論を展開している。


発言の正当性を強く訴えている。


『美味しんぼ』原作者の雁屋哲氏は自身のブログに、


「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。


真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。


「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」


などと書けばみんな喜んだのかも知れない。


今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。


私は真実しか書けない。」


「今の日本の社会は「自分たちに不都合な真実を嫌い」「心地の良い嘘を求める」空気に包まれている。」


と記述した。

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『福島の真実』


は、2324まで続くとあり、5月19日発売号が24にあたるから、予定通り発行を続けて、一段落したところで休載となるということなら当初の予定通りなのかも知れない。


しかし、民間人の真摯な言論活動に対して、国家権力、公権力が圧力をかけて、その情報発信を封じようとし、出版社がその圧力に屈して休載を決定したということなら出版社の姿勢が糾弾されるべきである。


根拠のないこと、ウソ、でっち上げた情報を流布して、人に迷惑をかけたのなら、その行為は糾弾されるべきだ。


しかし、


「鼻血が出た」


「疲労した」


「鼻血を出す人が多数いる」との発言があった


ことは事実であり、捏造でもでっち上げでもない。


井戸川氏は鼻血が出ることをネット上でも写真入りで伝えており、ウソを言っているとは思われない。

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政府や福島県は現在の原発周辺の放射能汚染の現状を「安全だ」としているが、反論を唱える者は専門家のなかにも少なくない。


低線量被ばくの健康への影響についても見解は割れている。


「安全だ」とする見解だけを流布させて、「危険だ」とする見解を流布させないというのは、言論弾圧であり、人権尊重、民主主義の大原則に反するものだ。

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消費者が放射線による内部被ばくを警戒して、原発立地周辺地域産出の農林水産物を忌避する行動を取ることは、基本的人権の正当な行使である。


これを「風評被害」とは言わない。


「消費者主権」に属する行為である。


消費者が「食の安心・安全」を重視して、原発立地周辺地域産の農林水産物を忌避すれば、当該地域の農林水産業者は被害を受ける。


これは「風評被害」ではなく、原発事故による「実害」である。


農林水産業者に罪はなく、罪があるのは国と東京電力である。


被害者である農林水産業者は救済される権利を有する。


その補償を行うべき主体は、消費者ではなく国と東京電力なのである。


「風評被害」という言葉は、農林水産業者、あるいは観光事業従事者が被害者で、消費者が加害者とする図式をもたらす言い回しだが、これは、「責任のすり替え」なのだ。


国と東京電力が負うべき損害賠償責任を消滅させるために、原発周辺地域を忌避する消費者が悪者であるとの「責任転嫁」を目論む表現なのだ。

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2014年5月16日 (金)

平和主義を軍国主義に転じる前に総選挙が必要

こうやって国は破滅に導かれてゆくわけだ。


そして、悪事に加担する者がたむろする。


たむろする者のなかで、際立って悪徳が突出しているのが


「電」 と 「学」


だ。


「学」の脆弱さはSTAP細胞騒動でも露わになったが、金と力に従属する「学」が蔓延している。


放射線被ばくが健康被害をもたらすとしても、全員にその被害が生じるわけではない。


ここが大事なところだ。


NHK、読売、産経


が突出して安倍晋三氏の暴走を支援している。


戦前の大政翼賛会の状況が日本の戦前史を不幸に導いた。


いま、同じことが繰り返されている。


昨年7月に『アベノリスク』(講談社)を上梓したが、アベノリスクとはこのことだ。


http://goo.gl/xu3Us


安倍自民党が衆参両院で過半数を確保すると大暴走を始める。


しかも、2016年夏まで国政選挙のない空白3年が生じるかも知れない。


この間に、日本が全面的に書き換えられてしまう。


そのリスクをアベノリスクと称した。

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政治権力が暴走して、主権者国民に累を及ぼす。


このリスクを遮断する防波堤の役割を担うのが憲法である。


憲法が政治権力の暴走を阻止する砦として機能する。


これが「立憲主義」である。


憲法は権力を抑制するために設置される。


権力が憲法を安易に改変しないように、憲法改正のハードルを高く設定する。


改定のハードルが高く設定された強固な憲法を「硬性憲法」と呼ぶ。


日本国憲法は衆参両院の3分の2以上の賛成がなければ改定を発議できない。


選挙に半分の国民しか足を運ばず、全有権者の4分の1の支持で国会議席多数を確保してしまう現状の下では、憲法改定発議の要件として、衆参両院の3分の2以上の賛成を定めるのは、極めて順当なことである。

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日本国憲法は第9条に次の条文を置いている。


国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


国際紛争を解決する手段として、


「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」


を永久に放棄している。


集団的自衛権とは、


「他の国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利」


であり、その本質は、


「直接に攻撃を受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に対処する」


ことである(Wikipedia)。


これは、


「国際紛争を解決する手段」


として、


「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」


を実行することに他ならない。


日本国憲法が集団的自衛権行使を禁止していることは、日本語を理解できる者であれば、誰もが理解することがらである。

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現に日本政府は政府公式見解として、1981年5月29日の政府答弁書において、


集団的自衛権について


「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもつて阻止する権利」


と定義した上で、


「我が国が、国際法上、このような集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上、当然であるが、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであつて、憲法上許されない」


旨の見解を表明した。


この政府見解と憲法解釈が、その後30年以上にわたって一貫して維持されている。


安倍晋三氏は、この憲法解釈を一方的に変更しようとしている。


論外の暴走である。

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2014年5月15日 (木)

『美味しんぼ』騒動がもたらした巨大な啓蒙効果

放射線被ばくが健康被害をもたらすとしても、全員にその被害が生じるわけではない。


ここが大事なところだ。


大半の人々には目立った変化が生じなくても、変化が生じる人の比率が上昇することが問題なのだ。


「福島に行ったが鼻血が出なかった」


と言う人が多くいたとしても、そのことは、


「福島の放射能汚染が問題を引き起こしてはいない」


ことを証明する根拠にはならない。


問題は、影響が具体的に生じている人の比率が上昇することにある。


したがって、「鼻血が出る」人が現実に存在し、その比率が原発事故前よりも上昇しているなら、これは重大な事実である。


その事実の確認は容易でない。


だが、現に、「鼻血が出た」人が存在することが事実であり、また、「鼻血が出る人はたくさんいる」との発言を示した人物が存在することが事実であるなら、その事実は、極めて重要な意味を持つ可能性を秘める。


言論の自由、出版の自由は、こうした「事実の記述」に制限をかける、弾圧することと矛盾する。


『美味しんぼ』の作者は、2年間にわたる福島での取材をもとに、この作者の目を通して得たものを、漫画作品として表出しているのであって、この言論活動に制限をかける、あるいは、弾圧することは、政治権力の行動として間違っている。

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ウェブ上に、


「総統閣下が「美味しんぼ」鼻血問題でお怒りのようです」


と題する映像が配信されている。


http://goo.gl/4I4Uh6


秀逸な作品であるので、拡散いただきたいと思う。


『美味しんぼ』作者の雁屋哲氏は、強い信念と行動力をもって対応している。


これに対して、石原伸晃環境相が、安易な批判を展開したことが、結果的には、重要事実を日本中に流布させる契機になった。


石原氏は


「鼻血と原発事故の因果関係は否定されている」


との見解を示したが、この見解が正しくない。


学者の一部が述べていることは、


「低線量被ばくで鼻血がでることはない」


という一つの「見解」であって、


「実際に被ばくして鼻血が出た」


という現実があるなら、その事実を否定することはできない。


昨日付の記事で紹介したチェルノブイリ原発事故関連でのアンケート調査結果を見る限り、


「原発事故で鼻血を流す人が増えている」


という現実は、否定しようがないように思われる。

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「風評被害」


という言葉が安易に用いられるが、「鼻血が出る」という現実があるなら、その事実をありのままに述べて生じる影響は、


「風評被害」


ではない。


「事実」と「事実に基づく影響=被害」


である。


「旅館の予約がキャンセルされた」


のは風評被害ではなく、「事実」に基く影響である。


旅館は被害者であるが、加害者は雁屋哲氏ではない。


加害者は原発事故を引き起こした国と東京電力である。


旅館予約のキャンセルによって、旅館に被害が生じるのであれば、その被害を補償する責任は国と東京電力が負うべきであって、その負担を雁屋哲氏にかぶせようとすることは、論理のすり替えでしかない。

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『院長の独り言』ブログの5月13日付記事


「美味しんぼ」大阪府が言論封殺行為」


http://onodekita.sblo.jp/article/96472463.html


のコメント欄に紹介されていたが、「美味しんぼ」騒動が勃発すると、産経新聞が次の記事を掲載したことが紹介されている。


"
低線量被曝が原因で鼻血が出ることは、科学的にはありえない


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000112-san-soci

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2014年5月14日 (水)

チェルノブイリの鼻血問題に関する報告

「美味しんぼ」鼻血騒動が続いているが、日本の政治権力の言動は、力による言論封殺でしかない。


「原発推進者の正体」がはっきりと表れたものである。


「美味しんぼ」作者の雁屋哲氏は自身のブログに次のように記述している。


「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。


真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。


「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」


などと書けばみんな喜んだのかも知れない。


今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。


私は真実しか書けない。」


正論そのものである。


雁屋氏はさらに続ける。


「自己欺瞞は私の一番嫌う物である。


きれい事、耳にあたりの良い言葉を読み、聞きたければ、他のメディアでいくらでも流されている。


今の日本の社会は「自分たちに不都合な真実を嫌い」「心地の良い嘘を求める」空気に包まれている。


「美味しんぼ」が気にいらなければ、そのような「心地の良い」話を読むことをおすすめする。」

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日本の言論空間が汚染されている。


除染が必要なのは、この汚染された情報空間である。


情報空間が汚染されていることを認識し、この情報空間に「真実」の情報を提供しようと努力する人々がいる。


私の活動もその一部である。


マスメディアでは、東京新聞=中日新聞、北海道新聞、日刊ゲンダイなどが、孤軍奮闘の活動を展開している。


雁屋氏は、自らの足で2年間にわたって福島で取材し、その取材で確かめた真実を「美味しんぼ」で情報発信している。


「鼻血が出た」という話を取材で得たことも真実であるし、「鼻血が出たと話した人がたくさんいた」との話を聞いたことも真実である。


30万部の販売部数を誇るコミック誌に連載されている人気漫画であるから、原発推進者は慌てたのである。


しかし、権力の力によって言論封殺をすることは、完全に間違っている。


その権力と一体化して雁屋氏を攻撃する市民の態度も間違っていると言わざるを得ない。

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「チェルノブイリ子ども基金」前代表で月刊誌「DAYS JAPAN」編集長チェルノブイリにおける鼻血問題について、貴重なデータを開示された。


レーバーネットサイトが、公表されたアンケート結果文書のPDFファイルを公開されているので、ぜひご熟読いただきたい。


http://www.labornetjp.org/files/0514days


1993年~1996年にかけて、広河氏とチェルノブイリ子ども基金は、チェルノブイリ原発の避難者2万5564人に対して、健康状況に関する独自のアンケートを行ったという。


その結果では、5人に1人が鼻血を訴えている。


アンケート結果の一部を紹介する。


●プリピャチ市(原発から約3キロ)の避難民アンケート
回答者9501人


「事故後1週間に体に感じた変化」
という質問に、人々は次のように答えた。


頭痛がした     5,754人 60.6

吐き気を覚えた     4,165人 43.8

のどが痛んだ      3,871人 40.7

肌が焼けたように痛んだ  591人  6.2

鼻血が出た       1,838人 19.3

気を失った        880人  9.3%

異常な疲労感を覚えた  5,346人 56.3%

酔っぱらったような状態になった1,826人 19.2

その他         1,566人 16.5%

 

「その人々の事故から約10 年後の健康状態」

健康           161人  1.7

頭痛          7,055人 74.3

のどが痛む       3,606人 38.0

貧血          1,716人 18.1%

めまい         4,852人 51.1

鼻血が出る       1,835人 19.3

疲れやすい       7,053人 74.2

風邪をひきやすい    5,661人 59.6%

手足など骨が痛む    5,804人 61.1

視覚障害        2,773人 29.2

甲状腺異常       3,620人 38.1%

白血病          50 0.5

腫瘍           440人  4.6

生まれつき障害がある    34 0.4%

その他         1,715人 18.1


武田邦彦氏は5月10日付記事に次のように記述している。


http://takedanet.com/2014/05/post_32bc.html


「今、甲状腺がんは100倍とされ、思春期の子供の急性白血病が増加していること、二本松市の死亡者数が20%以上も増大していることなど、日本人として関心を持たざるを得ないことが起こっている。」


雁屋哲氏の指摘は、安倍晋三氏にとって「極めて不都合」な内容を含んでいる。


これでは、


「フクシマの状況は完全にコントロールされている」


ことにはならなくなってしまうからである。

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「「鼻血が出る」が真実でない」


ことを立証するのは簡単なことではない。


テレビメディアは、福島の医師を登場させて、


「鼻血が出るという話は聞いたことがない」


と発言させる。


しかし、たった一人の医師がこのように発言したことは、


「「鼻血が出る」が真実でない」


ことを立証する根拠にはなっていない。

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2014年5月13日 (火)

小沢一郎が語る これからの日本の政治と外交

5月23日(金)夕刻、東京池袋の豊島公会堂で、


『小沢一郎議員を支援する会』が主催するシンポジウムが開催される。


テーマは、


「小沢一郎が語る これからの日本の政治と外交」


である。


講師として小沢一郎氏が出席される。


http://minshushugi.net/activity/index.cgi


私も


「安倍政権の経済政策を批判する」


のタイトルで話をさせていただく。

 

また、ビッグなサプライズゲストも登壇の見込みである。


日本政治を再建するために、主権者である市民が主導して道を切り拓かねばならない。


この大きな目標の下に多数の主権者の参集が求められる。

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日本政治はこの4年半の間に二転三転した。


「主権者のための政治」


実現を目指す人々は、2009年9月に樹立された鳩山政権に大いなる期待を寄せた。


米官業のトライアングルが支配する政治を打破し、新たに主権者である国民が支配する政治の実現が期待された。


「主権者の主権者による主権者のための政治」


の実現こそ、鳩山政権誕生の意味であった。


そして、この政権樹立を主導したのが当時の民主党小沢-鳩山ラインであった。


この民主党と現在の民主党は似ても似つかぬものである。


小沢一郎氏も鳩山友紀夫氏も現在は民主党を離れている。

 

この事実が何よりの証左だ。


(註 鳩山由紀夫氏は現在、氏名の表記を鳩山友紀夫氏に変更している。このため、本ブログにおいても、歴史事実の記述以外は鳩山友紀夫氏の表記を用いて表現している)

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小沢-鳩山ラインが樹立した政権は、米官業のトライアングルによる日本政治支配を打破する具体策を備えていた。


米国による日本支配打破を象徴する具体的政策方針が普天間の県外・国外移設であった。


結果的にこの施策実現の道筋は確立されなかったが、新政権が明確な方針を提示したことは確かな事実である。


官僚による日本支配を打破するための具体的施策が天下り利権根絶の方針だった。


野田佳彦氏が2009年8月15日に行った「シロアリ演説」が有名になったが、消費税増税を検討する前に、官僚の天下りとわたりの利権を根絶することが、新政権の最重要課題の一つに位置付けられた。


そして、業による日本政治支配、大資本による日本政治支配の構造を打破する決定的な施策も提示された。


それが、企業献金の全面禁止の方針である。


この方針は2009年3月に小沢一郎氏が明示したものである。


「政治とカネ」の問題がクローズアップされるなかで、「政治とカネ」問題の本質である「企業献金」を全面的に禁止するという、画期的な路線が提示されたのである。

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しかし、樹立された新政権=鳩山由紀夫政権はわずか8ヵ月半の短期日で終焉してしまった。


日本政治の根幹を刷新する、まさに「維新」の名にふさわしい大改革が断行されようとしたが、この動きに対して、既得権益勢力がまさに「目的のためには手段を択ばない」激しい抵抗、総攻撃を展開したからである。


その象徴が、悪名高い「小沢一郎氏裁判事件」である。


無実潔白の政治を標的に、卑劣な人物破壊工作が展開された。


「小沢一郎議員を支援する会」が追求してきたのは、この不当な権力の行使、既得権勢力の悪行の実態を暴き、小沢一郎氏とその関係者の名誉を守るとともに、日本の民主主義を守り抜くことであった。


鳩山政権が潰されて樹立された菅直人政権は「主権者政権」ではない。


旧来の支配者である「米官業トライアングル」が政治権力を奪還した「旧政復古政権」である。


だからこそ、菅直人氏は政権発足に際して、普天間の辺野古移設を確約し、「シロアリ退治なき消費税増税」の方針を示したのである


菅直人政権の樹立の実態とは「主権者政権」を潰し、「旧政復古政権」を樹立する党内クーデターの遂行だったのである。


菅直人政権を継いだ野田佳彦政権も、菅直人政権とまったく同類の、旧制復古政権であった。


野田佳彦氏は、


「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」


と主権者に宣言しておきながら、


「シロアリ退治なき消費税増税」


に突き進んだ。


菅直人氏と野田佳彦氏は主権者政権を破壊し、日本政治を旧制に復古させた、文字通りのA級戦犯である。

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2014年5月12日 (月)

鼻血が出るかではなく原発を推進すべきかが問題

「美味しんぼ」の鼻血描写について論争が生じている。


賛否両論が存在するのは、福島原発事故の影響評価に関する見解が、いまだに割れているからである。


同時に、この評価は原発推進と原発廃止の主張対立とリンクしている。


原発推進者は、福島の放射能汚染の影響を限定的に捉えている。


代表者は安倍晋三氏である。


IOC総会で、「状況はアンダーコントロールだ」と宣言した。


また、汚染水は福島原発の港湾0.3平方キロ内で完全ブロックされていると発言した。


しかし、この発言を肯定する者は少ない。


汚染水の流出は続いているし、港湾の汚染水も外洋と遮断されているわけではないからだ。


もうひとつの論点は低線量被曝の影響についての見解が割れていることだ。


低線量被曝による健康被害はないと主張する者がいる一方で、低線量被曝による健康被害はあると主張する者がいる。

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ただし、一方で、確かなこともある。


福島原発が人類史上最悪レベルの放射能事故を引き起こしたこと。


これは間違いない事実だ。


福島原発事故は暫定評価ながら、国際原子力事象評価尺度において、旧ソ連チェルノブイリ原発事故と並ぶ「レベル7」の事故に分類されている。


「レベル7」は深刻度で最高レベル、最悪の放射能事故を指す。


東電は福島第一原発からの撤退を検討した。


原発から撤退していれば、事故はさらに重大なものになったはずである。


東日本全体が壊滅した可能性は十分にある。

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低線量被曝の健康被害については見解が割れているが、高線量被曝が健康被害を引き起こすことについては、見解の相違は存在しない。


高線量を被曝すれば、人間は死ぬ。


これははっきりしている。


「放射能が安全である」という命題は、明確に「偽」である。


絶対安全だとされてきた原発が、重大事故を引き起こしたことも事実である。


これを否定する者もいない。


そして、日本が世界最大の地震国であることも事実である。


これを否定する者もいない。


福島原発事故が地震で起きたのか、津波で起きたのかは判明していない。


地震で事故が起きたとなると、同様に事故が発生する可能性は飛躍的に高くなる。


福島原発の地震動の規模の地震は日本で頻発しているからである。

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「美味しんぼ」のような描写が登場するのは、安倍政権が福島原発事故を経験しながら、原発推進の方針を示しているからである。


原発のリスクを除去するために、原発即時ゼロ、廃炉の方針を支持する者は極めて多い。


この考えを持つ人々が、共鳴者を一人でも増やすために、さまざまな啓蒙活動に尽力している。


この文脈でこの問題を捉えるべきである。


重要なことは、決定的な回答はまだ示されていないことだ。


政府や福島県は、低線量被曝の健康被害はないとのスタンスで政策を実行している。


そして、一般人の被ばく限度を、年間1ミリシーベルトから年間20ミリシーベルトに引き上げるという、恐るべき行政を展開している。


とりわけ、胎児、および乳幼児の健康に与える影響については、懸念する専門家が多数存在する。

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「風評被害」という言葉は、放射線を警戒する主張、見解を、攻撃するために用いられている。


低線量被曝を警戒する、回避しようとする行為は、基本的人権に属することがらである。


これを「風評被害」と攻撃することは、「言論封殺」そのものである。


人によっては、鼻血が出ることがあっても不思議ではない。


「鼻血が出る人はいない」と断定するなら、その明確な根拠を示すべきである。


「多い」、「少ない」は主観的な表現である。


3人いたとして、これを「多い」と表現する人はいる。


10人いても、これを「少ない」と表現する人もいる。


問題は、今後の政府の施策なのだ。


原発推進と原発廃絶の二つの主張が間違いなく存在する。


そして、現在の安倍政権は原発推進なのだ。


政府が原発推進だから、原発廃絶の主張をしてはいけない、というのは、民主国家の対応ではない。


これが問題の本質であることをわきまえるべきだ。

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2014年5月10日 (土)

沖縄知事選前に基地建設着工という卑劣な手口

4月のオバマ大統領訪日における日本側の対応は「売国」としか表現できないものであった。


日米首脳共同会見、日米共同声明に、


「尖閣諸島が日米安保条約第5条の適用範囲である」


との内容が示されたが、こんなことは、日米安保条約の条文解釈として、100人が100人認定する内容である。


米国側の説明、オバマ大統領の説明も、日米安保条約第5条の表現は、尖閣諸島が同5条の適用範囲であると理解できるものになっているという表現を出るものでない。


日本施政下にある領域が日米安保条約第5条の対象範囲で、尖閣諸島は日本施政下に置かれているから、日米安保条約第5条の対象範囲になると理解できる。


これは「成果」ではなく、単なる条文の通常解釈でしかない。


日本政府は尖閣諸島が日本固有の領土であると主張しているが、米国は日本の主張を認めていない。


米国は尖閣諸島が領有権係争地であると認定している。


日本の主張と米国の見解は、埋めようのない開きを持っている。


米国が「尖閣諸島は日本固有の領土である」と認めたのなら、これは、日米首脳会談の「成果」だと言えるが、そのような事実は存在しない。


オバマ大統領は日米安保条約の条文を条文のまま解釈しただけで、それ以上のリップサービスもなければ、社交辞令もなかった。


日本の集団的自衛権行使についても、米国は日本の検討を歓迎しただけで、日本の集団的自衛権行使の方針を歓迎したわけではない。


「検討」は英語表記でconsiderationで、日本がconsiderすることを歓迎するだけで、日本の集団的自衛権行使を歓迎するなどとは、米国はまったく言っていない。

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その一方で、安倍政権は米国に対して、TPP交渉で一方的譲歩を示した疑いが濃厚である。


農産品5品目については、「聖域」として関税を守ることが、安倍氏が主権者に約束したことだ。


ところが、この5品目についてさえ、牛肉や豚肉の関税を著しく低水準に引き下げることを、日本側が米国に約束したと一部メディアが伝えている。


安倍政権はTPPに関して主権者に6項目の約束を示している。


この約束を守らずに、日本がTPPに参加することはあり得ない。


ところが、安倍政権は、こうした公約をかなぐり捨てて、TPP参加に突き進もうとしているように見える。<