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2013年12月31日 (火)

明治維新の闇と安倍晋三首相推進の戦前への回帰

いつか見た光景が広がっている。


安倍晋三氏は東証の大納会に参加して、株価上昇を自画自賛した。


そして「2014年もアベノミクスは買い」だと述べた。


政治家が成果に見えることをアピールするのは当然のことかも知れないが、日本人の感性からすると、興ざめだ。


日本人の感性は枕草子や徒然草などに典型的に示されるが、謙譲の美徳、抑制の美学にあるから、これができた、あれができたと、口角泡を飛ばして自画自賛するすがたはわびしきものである。


党首討論でも安倍氏はいつも、自画自賛のオンパレード。


その自画自賛が慢心を生む。


他者に対する配慮を欠く行動につながってくる。


いつか見た光景と言ったのは、マスメディアの取り扱いである。


CIAの差し金で創設されたと言われる日本テレビ放送網。


早速、安倍晋三礼賛報道を展開しているが、まったく同じ光景が小泉純一郎政権のときにもあった。


2009年9月の鳩山由紀夫政権樹立の際、国民の支持率は圧倒的に高かったが、マスメディアは、政権発足直後から鳩山政権攻撃を全面始動させた。


この違いが何に由来するものなのか。


その違いが意味することとは何なのか。


メディアに接する私たちは、流される裏側にある意図、背景を考察する必要がある。


それに気づかないと、メディアの流す情報に洗脳されてしまうのだ。

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安倍政権は特定秘密保護法を強行成立させた。


沖縄県の仲井真弘多知事を誘導して、辺野古海岸埋め立て許可を出させた。


消費税の税率を2014年4月から8%に引き上げることを表明した。


TPP交渉に参加し、TPPに参加する方向を明瞭に示した。


原発を再稼働させる方向に舵を切り替えた。


憲法を大改訂する意志を鮮明に示した。


これだけの大方針を明瞭に示している。


これらの方針に賛成する国民もいるだろう。


しかし、これらの方針に反対する国民も多数存在する。


どちらが多いかは調べてみなければ分からないが、恐らく拮抗する結果になるだろう。


2013年は日本政治の分水嶺になる可能性を有している。


「明の日本」から「暗の日本」への転換である。

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安倍政権が策定している「エネルギー基本政策」では、原子力を


「重要なベース電源」


と位置付ける方針が示されている。


福島の原発事故など存在しなかったかのような振る舞いである。


福島県民は安倍政権のこの姿勢を容認するのか。


常識的感覚からすれば「狂気の政権」としか思えない。


安倍政権が目指す憲法改定では、基本的人権が強力に抑制される。


安倍氏の頭の中では、公益及び公の秩序>基本的人権 なのである。


人が生まれながらにして持つ永久に不可侵の人権という考え方が捨てられる。


そして、天皇を国の元首と定め、国家と国旗に対する忠誠の義務を課す。


要するに、日本を戦前に引き戻すことを意図しているのである。


天皇を元首とする国家というのは、必ずしも天皇崇拝の国にすることではない。


天皇の権威を利用して、独裁政治を行う状況を生み出そうとするものである。


そもそも、明治維新には重大な疑惑がつきまとっている。


明治の新体制は天皇の権威を利用して独裁政治を行うシステムとして構築された疑いがある。


そのシステム構築に深く関与しているのが長州である。


安倍晋三氏の祖父にあたる岸信介氏が戦犯容疑者として収容される際、ある人物は「いずれ総理になる」と告げたという。


その人物が創設した宗教の本部が山口県熊毛郡田布施町にある。


私たちは明治維新の真実をもう一度見つめ直す必要に迫られている。

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