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2013年9月21日 (土)

主権者のための政権はどのように破壊されたのか

9月23日(月)午後8時から、


『友紀夫・享・大二郎・孟のUIチャンネル』


http://ch.nicovideo.jp/eaci


において、


「鳩山友紀夫×植草一秀対談「アベノリスク」」


http://ch.nicovideo.jp/eaci/blomaga/ar345307


が放映される。


2009年以降の日本政治の流れを振り返り、日本政治の現状の問題点を摘示し、今後の日本政治の方向を探る番組である。


2009年に政権交代の偉業が実現した。


日本の歴史上、初めて日本の民衆が自らの意志で民衆のための政権を樹立したものであった。


この偉業を主導したのが民主党の小沢-鳩山ラインであった。

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小沢一郎氏が民主党代表に就任したのが2006年の4月。


民主党は解党の危機に瀕していた。


岡田克也氏が代表を務めた民主党は郵政民営化選挙に惨敗し、後を継いだ前原誠司氏が偽メール騒動で失態を演じて代表を辞任した。


この局面で火中の栗を拾ったのが小沢一郎氏である。


小沢一郎氏が民主党代表に就任した瞬間から民主党の大躍進が始まった。


2006年4月に千葉7区の衆院補欠選挙で快勝、2007年7月参院選で大勝して、参院第一党の地位を確保した。


そして、2009年8月総選挙でついに主権者政権の樹立に成功したのである。


しかし、日本の既得権益は、小沢氏と鳩山氏が主導する主権者政権の樹立に強い警戒を示し続けた。


私が本ブログに、


「自民党が恐れる最大の存在は小沢一郎民主党代表である」


と題する記事を掲載したのは2008年5月29日である。


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_4d0a.html


日本の既得権益は、小沢一郎氏が日本に主権者政権を樹立させ、既得権益を排除する方向に進むことを警戒し続けたのである。


そのために、小沢氏が民主党代表に就任した2006年4月以降、小沢氏に対する攻撃=人物破壊工作を展開し続けたのである。


小沢氏に対する人物破壊工作が誰の目にもはっきりと見えるようになったのは、2009年3月3日の大久保隆規氏の逮捕からであるが、実は、それ以前に、小沢氏に対する激しい攻撃は執拗に実行されていたのだ。

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2007年秋の大連立構想。


2008年4月の日銀幹部人事。


2008年秋の民主党代表選。


これらのすべてのタイミングを通じて、小沢氏の影響力を排除するための工作活動が展開され続けた。


すべては、小沢-鳩山ラインが主導する主権者政権の樹立を阻止するためのものであったと考えてよいだろう。


しかし、小沢氏はこれらの攻撃をかわすことに成功した。


窮地に追い込まれた既得権益は、この期に及んで、遂に目的のためには手段を選ばぬ動きに突き進んだのである。


私は、2009年1月16日に、


「手段を選ばぬ「悪徳ペンタゴン」次の一手」


http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8352.html


と題する記事を掲載し、その末尾に次のように書いた。


「検察当局が西松建設の裏金疑惑解明に動き出した。「悪徳ペンタゴン」による政権交代阻止活動の一環としての行動であるとの見方が存在する。


日本の政治を「悪徳ペンタゴン」から「一般国民の手」に取り戻す、千載一遇のチャンスである。「悪徳ペンタゴン」はあらゆる手段を用いて、本格的政権交代阻止に全力を尽くすと考えられる。あらゆる工作活動の本質を洞察して粉砕(ふんさい)し、本格政権交代を成し遂げなければならない。」


私は西松建設の裏金事件捜査が小沢一郎氏を攻撃するための謀略工作に用いられる可能性が高いと洞察したのである。


そしてこの予測は、2009年3月3日の大久保隆規氏逮捕となって火を噴いたのである。

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2009年5月11日、小沢一郎氏は、西松事件に関連するマスメディアによる小沢氏攻撃が来る総選挙に悪影響を及ぼすことを警戒して民主党代表の職を辞した。


そして、後継代表に就任したのが鳩山由紀夫氏であった。


メディアは後継代表に鳩山氏が就任することを阻止し、既得権益派である岡田克也氏を新代表に据えようとしたが、これは叶わなかった。


小沢-鳩山ラインはついに2009年9月、主権者政権の樹立に成功したのである。


しかし、戦いはこれで終止符を打たなかった。


既得権益勢力が死に物狂いの巻き返しを図り、その後の3年半で、すべてを転覆してしまったのである。

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その延長上に樹立されたのがいまの安倍晋三政権である。


既得権益の既得権を守ろうとする力は凄まじい。

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