『対米従属という宿痾』刊行と「日本が進むべき道」
6月7日に新著が上梓される。
『対米従属という宿痾』(飛鳥新社)
(消費税込み1470円)
である。
鳩山由紀夫元首相、孫崎亨氏と私の3名による共著である。
目次は以下の通り。
『対米従属という宿痾(しゅくあ)』
はじめに 鳩山由紀夫
第一章 本当に安倍政権でよいのか
第二章 鳩山政権の真実
第三章 三つの領土問題
第四章 日米関係に〝戦後史の正体〟を探る
第五章 曲解された鳩山イラン訪問
第六章 アベノミクスで日本経済は復活するか
おわりに 孫崎亨
あとがき 植草一秀
出版社サイトから解説文を紹介する。
http://www.asukashinsha.co.jp/book/b110776.html
――――――――――――――――――――――――
TPP参加、原発推進、沖縄基地固定化、消費大増税…
国民が求めた、主権者目線の改革はなぜことごとく潰されるのか?
「米国・官僚・財界・政界・大マスコミ」が一体となった既得権構造と闘うための「真実の情報」と知恵を結集。
領土紛争を煽り、尖閣、竹島、北方四島問題で隣国と関係が悪化したのは、すべてアメリカが仕掛けた地雷だった!
属国のツケは、日本経済の破壊と戦争で支払うことになる。このままでいいのか。
日本を取り戻す政治刷新のため、対米従属勢力に叩かれ、挫折させられた3人が立ち上がった。
――――――――――――――――――――――――
日本政治の現状を憂い、日本の未来に向けて、真実の道を探る書である。
ぜひ、ご高読賜りたい。
鳩山政権が破壊されたメカニズムについても、生々しい真実が明らかにされている。
1947年以降のGHQ、そして米国は、日本の立場を堂々と主張する人物が、国民的人気を集め、脱米・自主独立のシンボルとなることを恐れ続けてきた。
これが、近年の日本で人物破壊工作に見舞われた人物たちに観察される、共通特性である。
こうした背景が存在することを知り、この事情に基く人物破壊工作を日本国民が阻止できなければ、日本の真の独立、真の民主主義の確立は困難であると思われる。
『対米従属という宿痾』
の出版を記念して、トークイベントが開催されることになった。
《第126回紀伊國屋サザンセミナー》
『「対米従属」という宿痾』(飛鳥新社刊)発売記念トークイベント
「日本が進むべき道」
鳩山由紀夫 (元首相、前衆議院議員)
孫崎享 (ベストセラー『戦後史の正体』著者)
植草一秀 (政治経済学者)
日時 2013年6月30日(日) 19:00開演 (18:30開場)
会場 紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料金 1,500円 (税込・全席指定)
《5月30日(木)10:00よりチケット発売・電話予約開始》
■前売取扱(店頭販売)
キノチケットカウンター (新宿本店5階/受付時間10:00~18:30)
紀伊國屋サザンシアター (新宿南店7階/受付時間10:00~18:30)
■電話予約・お問合せ
紀伊國屋サザンシアター 03-5361-3321 (10:00~18:30)
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このまま安倍自民党に任せていいのか?
国民には知らされていない「真実の情報」を開示する
尖閣・竹島・北方四島の領土問題で隣国との関係が悪化したのは、すべてアメリカが仕掛けた地雷だった!
TPP参加、原発推進、沖縄基地固定化、消費税大増税・・・主権者目線の改革はなぜことごとく潰されるのか?
対米従属勢力にバッシングを受け続けてきた3人が、日本を取り戻すべく、メディアと安倍政権の「不都合な真実」をすべて明らかにする。
(当日、会場ロビーにて『「対米従属」という宿痾』サイン本(限定100冊)販売があります)
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私たちはいま、「日本が進むべき道」を、もう一度じっくりと考え直すべき時期に立ち至っている。
世の中の動きがあまりにも目まぐるしく、主権者である国民にじっくりとものを考える時間が付与されていない。
2009年に実現した主権者政権は、わずか8ヵ月余りで破壊された。
そこから、日本政治の凋落が始まった。
2012年、安倍政権が誕生し、この「浮かれムード」のなかで参院選が挙行され、日本が日本でなくされてしまう危機が迫っている。
私たちは、いま、もう一度2009年の政権交代実現の原点に立ち帰り、この国が進むべき道を見つめ直し、路線を修正する必要がある。
続きは本日の
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