『金利為替株価大躍動-インフレ誘導の罠-』
経済金融市場分析の新著を上梓する。
『金利・為替・株価大躍動
-インフレ誘導の罠を読み抜く-』
(ビジネス社)
価格は消費税込みで1785円。
円安・株高、日銀新体制人事を的中させた
NO.1エコノミスト7年ぶりの経済金融分析
日経平均1万6000円超、
加速する円安インフレ時代の投資戦略の極意。
2013年秋までに勝敗は決まる!!
目次
第1章 2013年度の日本と世界はこう動く
第2章 2012年の日本と世界
第3章 金融市場を読み解く極意
第4章 最強・常勝七ヵ条の極意
第5章 2013年度を読み抜く極意
アベノミクスのアベノリスク
瞬間風速のGDP成長率
米国財政の崖と欧州政府債務危機
中国の反転
戦争経済への移行
2012年の日本金融市場・3つのキーワード
消費税大増税が3度目の政策逆噴射となるのか
くすぶり続ける欧州政府債務危機
何が日本株価変動を決めているか
財政危機で国債価格が暴落するというデマ
円ドルレート変動は何によって生じている
2012年の転換点をどう読み抜いたか
「政治の年」を認識する
財政政策の変化が転機を掴むカギ
2012年11月の次の大転換点はどこか
円安株高はどこまで進むのか
既に進行しているインフレ
(見出しより抜粋)
本書は政治分析の書ではない。
純粋に経済金融市場動向を分析する書である。
つまり、現実に起きている経済現象についての価値判断については、言及を最小限に留めた。
金融市場分析においては、ものごとの良い悪いではなく、ものごとの発生、消滅が意味を持つ。
その金融変動を読み抜くことで、わが身を守ることも可能になる。
現実に発生している経済金融の変動を的確に把握し、経済金融変動の先を読むことが求められている。
11月14日に野田佳彦氏が衆院解散を宣言して以来、円安・株高の流れが発生して、現在まで持続している。
私は『金利・為替・株価特報』2012年10月29日号に、この変化を予測して記述した。
したがって、11月14日以降の円安・株高の流れは想定の範囲内の動きだ。
『金利・為替・株価特報』では、昨年12月25日号に、日経平均株価が18000円を目指す流れに入ったことを記述した。その後、水準修正後の水準を16000円に修正したが、世間一般の通常予測が示す株価上昇よりも、株価上昇が速く大幅なものになることを記述した。
株価が大幅に上昇している最大の理由は、株価がこれまで、割安水準にとどめ置かれていたことにある。
つまり、安倍政権の功績というよりも、菅政権と野田政権の負の功績によって株価がいま大幅に上昇しているというわけだ。
安倍政権が示した政策は目新しいものではないが、前政権の経済政策が間違っていた分だけ、余禄がついた形になっている。
問題は、この株高のなかで参院選が行われることが持つリスクだ。
参院選の結果によっては取り返しのつかない問題が生まれることになる。
安倍政権の持つ本当の意味のリスクについては、改めて一冊の本にまとめて提示したいと考えている。
これとは別に、現在の金融経済市場変動を読み解く一助として新著をご参照賜れれば誠に嬉しく思う。
続きは本日の
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