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2012年7月 7日 (土)

『国家は「えんざい」をこうして創る』も国民必読書

森ゆう子議員の新著『検察の罠』が刊行され、大きな話題となっている。


警察・検察は根源的な基本的人権である身体の自由にまで踏み込んで強制力を行使し得る巨大権力である。


そして、警察・検察権力の適正な運用を監視する立場にある裁判所・司法の機能。


この警察・検察・裁判所が暴走し、基本的人権を守るのではなく、基本的人権を侵害する機関に変質するなら、その国は暗黒国家に陥ることになる。


戦前の特高警察の悪夢が繰り返されることになる。


西松事件・陸山会事件の深い闇が明るみに晒され、その全貌は必ず解明されなければならないことである。


この問題に関連して、もうひとつ、必読の書が公刊された。


高橋博彦氏、副島隆彦氏、そして私も参画させていただき、新著が出版された


『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創(つく)る』


である。


Photo 2006年9月に発生した植草事件の裁判記録が一冊の著書にまとめられた。『検察の罠』、『戦後史の正体』などの必読書と合わせ、本書をぜひご高読賜りたい。


主著者である高橋博彦氏は、ブログ『神州の泉』主宰者としてネットの世界ではすでによく知られた存在である。





高橋氏は実際に私の裁判に足を運び続けられ、すべての裁判記録を詳細に分析されたうえで、膨大な記述を残された。執筆過程で腱鞘炎などの事態に遭遇され、ブログ記事更新までをも犠牲にして下さって、本書の執筆にご尽力くださった。


本書は、高橋氏がご執筆くださった膨大な記述のなかのエッセンスの部分を抽出したものであり、そこに副島隆彦氏が私との対談を企画くださり、ひとつの著作に仕上げてくださったものである。


副島隆彦先生には、本書出版に際して、極めて重要な重要情報を新たに盛り込んでくださり、本書を時事問題に対する最良の解説書に仕上げてくださった。


副島隆彦氏、高橋博彦氏のご尽力に心より感謝を申し上げたい。

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高橋博彦氏はブログ「神州の泉」に、


「「国家は『有罪(えんざい)』をこうして創る」(副島隆彦、植草一秀、高橋博彦著 祥伝社)が出ました」


と題する記事を掲載された。


まずは、その記述を紹介させていただく。


「本日73日、「国家は『有罪(えんざい)』をこうして創る」(祥伝社)という本が全国書店から発売される。この本は、2006913日に起きた植草事件(京急電鉄内痴漢冤罪事件)の裁判を通じて、神州の泉(高橋博彦)が実際に傍聴した裁判証言から、この事件が国家によってフレームアップ(捏造)されたことを分析、考察したものである。植草一秀氏が電車内で、どのように罠に嵌められたか、公判証言から追求した。簡単に述べると、検察側証人供述の不合理を摘示(てきし)することによって、その謀略性を浮かび上がらせることを試みた。


これに加え、国際政治学者の副島隆彦氏と、経済学者で事件当事者であり、真の意味での被害者である植草一秀氏の対論が収録されている。言論界・二大巨頭の対論は圧巻である。本の構成は、神州の泉が書いた京急事件の公判記録と、両先生の対論のコラボレーションによってできあがっている。


両先生の対論は、3年前に同じ祥伝社から出ている「売国者たちの末路」の第二弾となっているが、その内容は、権力批判、小沢一郎裁判批判、消費増税批判、橋下徹ブームの裏側など多岐に渡り、今の日本が向かう極めて危険な流れが指摘されている。前著をはるかに凌ぐ密度の濃さである。神州の泉も読む度に、ここまで話していいのかと驚きを禁じ得ない。両先生の対論は、他の追随を許さない凄まじい迫力に満ちている。


植草一秀氏は、時の政権が向かっている間違った方向性を、いつでも厳しく糾弾し断罪したために、三度も司直の手によって犯罪者に仕立てられている。本書は植草一秀氏の名誉回復を強く希求し、二年半の時をかけてできあがったものである。両先生には並々ならぬご尽力を賜った。


以下に目次を掲げる。○は神州の泉(高橋博彦)のパートであり、●は副島隆彦、植草一秀両先生の対論パートである。


「国家は『有罪(えんざい)』をこうして創る」(祥伝社)


目次


○はじめに (高橋博彦=神州の泉)


(
対論1)冤罪との闘いは続いている  (副島隆彦×植草一秀)


●植草一秀「収監」の日 ●毎日「袋貼り」をしていた ●「この世の地獄」を見た ●再審請求という闘い ●謀略部隊は生きている 


(
公判記録1)「目撃者」は何を見たのか (高橋博彦)


○傍聴はこうして始まった ○被告人「意見陳述書」の中身 ○「半眠り状態」と「2人の男」 ○法廷に登場した目撃者 ○不自然な証言 ○証人は思わず口を滑らせた ○なぜ目撃者・T証人は警察への出頭を隠したのか ○「謀略側」の作戦変更 


(
対論2)日本は「危険な流れ」の中にある (副島隆彦×植草一秀) 


●橋下徹大阪市長の背後に、「あの男」が控えていた ●世界実力者会議の日本の窓口 ●重要発言「橋下徹はキングメーカーになれる」 ●消された法務スキャンダル 


(
公判記録2)隠された現場再現  (高橋博彦)


○彼は嘘をついている! 目撃者の「位置」はこうして変えられた ○「視界」は語る ○そこに検察の意図が働いた ○「振り向く」動作の不合理 (公判記録3)不自然な「通報時間」と「逮捕者」 ○被告人を逮捕した警察官の証言○「110番」は、いつ、誰が、どこから? 2人目の男 ○「途中から駅員が来た」という不思議 ○被告人は右手で吊り革をつかんでいた 


(
対論3)ファシズムの先に待つもの  (副島隆彦×植草一秀)


●「きわめて危険な流れ」とは ●「ああ言えば、こう言う」には勝てない ●「ファシズム」は過激思想である ●「独裁」を歓迎する若者 ●歴史の法則―――やがて戦争が始まる 


(
公判記録4)証言者は「無実」を見ていた !  (高橋博彦)


○新たな目撃者 ○限定された犯行時間帯 ○消えた「2人目の逮捕者」 ○検察が執着した「駅名」 ○なぜタイムテーブルをずらそうとしたのか


(
ここまで、高橋博彦氏ブログ記事の転載)

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高橋博彦氏が記述する三つの事件とは、

1998年1月事件

2004年4月事件

2006年9月事件

のことだ。


三度も事件があったから、冤罪ではないだろうという人がいるが、これはまったくの誤りだ。


新著に、詳細は記述されていないので、詳しくは拙著『知られざる真実-勾留地にて-』をご参照賜りたい。


1998年事件は、そもそもまったく事件ではなかった。高橋氏の当初の原稿には、この点の補足が多く記されているが、事件でないものが事件とねつ造された背景に、私の言論活動の当時の橋本政権との対立があった。


まったく事件性のないことがらが、政治的な背景によって犯罪に仕立て上げられたのである。


最近明らかになっている検察の体質を考慮すれば、その事情は容易に想像できる。


2004年事件は1998年事案を表に出すために人為的に創作された事件である。


オウム真理教関連事件で大いなる威力を発揮している防犯カメラ映像。


2004年事件の現場を上下から4本の防犯カメラが確実に捉えていた。


私は一貫してこの防犯カメラ映像の公開を求め続けた。


私の無実潔白を客観的に完全に立証する決定的証拠である防犯カメラ映像を隠滅したのは、警察・検察当局である。


決定的証拠の隠滅は、本来、巨大な刑事犯罪である。このときも警察・検察は巨大犯罪に手を染め、無実の私を犯罪人に仕立て上げたのである。

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今回の新著は2006年事件に焦点を当てた裁判記録である。


詳細を読んでいただければ、事実は明白に浮かび上がる。


私の無実は法廷で完全に証明されていたのである。


一部の悪意ある人間が、「反対方向の電車に乗ったのだから冤罪ではない」との説を意図的に流しているが、この点についても、本書ではクリアな説明が示されている。


ウィキペディアでは、繊維鑑定の結果を誤用した記述があるので、この点について補足しておきたい。


この点は、本書には収録されていない。


科捜研が実施した繊維鑑定では、私の手指からいくつかの「無色綿繊維」が検出された。他方、被害者とされる女性着用の下着の構成繊維にも「無色綿繊維」が含まれていることから、メディアは両者が「類似している」ことを強調した。


しかし、科捜研鑑定結果には、次の記載があり、上記事実は、まったく意味がないことが強調されている。


「無色綿繊維は空中に無数に浮遊しているものであり、被疑者の手指から検出された無色綿繊維が何に由来するかを特定することはできない」とのただし書きが科捜研鑑定結果には明記されていたのである。


現実には、被害者とされる女性着用の下着の構成繊維は、手指から一つも検出されなかった。このために、警察は、手指鑑定のあと、私が着用していたネクタイを鑑定し、ここでも証拠を発見できなかったことから、最後には、スーツ上着までを付着物鑑定にかけた。この警察の捜査過程そのものが、手指付着物鑑定における私の無実を立証するものである。


上告趣意書では、繊維鑑定の専門家弁護士がこの点をひとつの章として独立して、繊維鑑定結果における無罪立証の説明を大々的に展開した。


私の手指付着物から、「青色獣毛繊維」が数本検出され、科捜研はこれが、女性着用スカート構成繊維と「類似している」との鑑定結果を出した。これもメディアが大々的に報道したものである。


ところが、弁護団が静岡大学の繊維鑑定専門家教授に委託した調査の結果、この「青色獣毛繊維」が、私と駅事務室でもみ合いになった京急駅員着用の制服構成繊維と「極めて類似している」ことが判明し、証拠申請された。


つまり、繊維鑑定結果は私の無実を立証したのである。繊維鑑定結果が犯罪を立証しているかのような、事実を完全に歪曲した報道は、明白な誤報、というよりも、悪質な情報操作であった。


裁判記録でもっとも重要な点は、弁護側証人が、完全に私の無実を証明したことである。本書を精読賜り、この点をぜひ皆様の目でご確認賜りたい。

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