シロアリ根絶謳う超高額架空請求詐欺にご注意を
この国の自警団が緊急警告を発している。
その内容は、「シロアリ詐欺に警戒せよ」と云うものらしい。
内容を紹介する。
手口はかなり大胆である。
まず、この詐欺軍団の棟梁が、国全体を調べて分かったことがあると宣言するのだそうだ。
4500の法人に2万5000匹のシロアリが棲みついて、12兆円もの被害をもたらしているのだと。
この現状に立ち向かうことをこの棟梁が宣言する。
その宣言というものがかなり頼もしいらしい。
「命懸けで実行する」
と声高らかに宣言するのだという。
ついては、ぜひとも選挙で清き一票を入れてくれと来る。
この国に棲みつくシロアリの調査を綿密に行い、その全貌を明らかにしたから、その駆除をやらせて欲しいと言うんだ。
どうすれば良いのかと聞くと、とにかく選挙で一票入れて欲しいと言う。
そこで、町の人々は、こぞって、この棟梁に清き一票を投げ込んだ。
見事に棟梁は代表者に選ばれて、「言ったことは命懸けで実行する」と来た。
本当に多くの人が期待した。
いままで、何人もの人が「シロアリ退治」と叫んでは見たものの、「言うだけ番長」ばっかりだった。
涙を流して、さも頑張ったかのような演技をした人もいたが、とてもとてもシロアリ駆除とは言えない代物だった。
屋根裏を調べると、シロアリがびっしり。
驚いて苦情を言うと、「あっせん」という線の入ったシロアリだけは駆除したが、「あっせん」という線の入っていないのは、駆除の対象外なんだという。
そこで、調べてみると、シロアリに「あっせん」なんていう線の入ったのは、ほとんど一匹もいない。どうやらもともとは「あっせん」という線が入っていたらしいんだが、どいつもこいつも、その線が修正液で消されているんだ。
ということで、涙を流してシロアリ駆除を宣言した人も、完全に見かけ倒しだった。
ところが、今度の棟梁は、「シロアリ退治をする」と、街中でも堂々と叫んでいた。
「やると言ったらやる。やると言ったのにやらないなんて、そんなの、ものを語る資格もない」なんて啖呵切るくらいだから、これはぜったいにやるよ、と、皆が本当に期待して盛り上がった。
街ぐるみで、この棟梁に一票を入れたものだ。

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ところが、それから2年ほど時間がたって、様子がおかしくなった。
この棟梁が突然、まったく別人のように態度を変えた。なんかこう、ぶくぶくした外観はまったく変わらないのに、言うことがまったく別人なんだ。
突然、年に10兆円の金を出せと言い始めた。年に10兆円といったら、本当にとんでもない額だ。それを真顔で、カネを出せと言って引き下がらない。
2年前まで、4年間はお金の請求のことは一切口にしないと約束していたにもかかわらずだ。
この棟梁が凄みをかけたのだろう。宣伝ラッパを吹く奴まで現れた。
街宣車を何台も連ねて、朝から晩まで、カネよこせの大合唱だ。
肝心要のシロアリ退治はどうなったのかというと、なんと、一匹も退治なんかしていない。
それどころか、屋根裏に行って、ご丁寧にシロアリに大量のエサをやり始めたのだから驚きだ。
顔色の悪いフランケンみたいな用心棒を連れてきたんだが、この用心棒が、誰の用心棒かと言うと、シロアリ族の用心棒なのだと言う。
何でもこの用心棒の父親がシロアリ王国の幹部らしく、この用心棒は、シロアリにエサをやり、われわれから、強引にカネをむしり取ろうとしているらしい。
われわれがおとなしくて、黙っているものだから、やつらは完全に調子に乗ってしまっている。
「シロアリ駆除」など、まったく手を付けずに、超高額不正請求するのに、街宣車を何台も引き連れてくるって言うんだから、たまったものじゃない。
しかも、やつらは、警察とか、検察とかもグルで、われわれが警察や検察に、「シロアリ詐欺だ」と訴えても、まったく取り合ってくれないらしい。
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本当にひどい国になってしまったものだ。
われわれが、このまま黙って引き下がっていれば、必ず、この国は、国ごとシロアリに食い尽くされてしまう。
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たった一つだけ、このシロアリ詐欺を逃れる方法があるという。
それは、次の選挙の際、われわれ全員が一致団結して、この不当な高額請求に「NO」を突きつければいいのだそうだ。
そうすれば、この不正で不当な「シロアリ詐欺」の高額請求に応じなくてよいらしい。
よしわかった。それで行こう。次の選挙で、われわれが結束して、絶対に、シロアリ詐欺、不正請求には応じないことを態度で示すのだ。
シロアリ詐欺、不正請求、架空請求詐欺に対して、ネットを通じて、全国民に呼び掛けなければならない。
ドジョウを食べるサギ撲滅運動を皆で展開しよう。
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