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2011年1月18日 (火)

無実の小沢一郎氏を猛攻撃する利権複合体勢力

拙著『日本の独立-主権者国民勢力と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘』の書評を二つ紹介させていただく。
 
 米官業のトライアングルによる日本支配を維持しようとする利権複合体=「米・官・業・政・電」利権複合体の広報部隊であるマスゴミ=偏向メディアは、無実の小沢一郎元民主党代表に対する理不尽で不当で卑劣な攻撃を続けている。
 
 検察審査会が二度起訴相当の議決をすれば、起訴される制度が導入されたが、検察審査会が絶対の存在ではない。
 
 検察当局が存在し、職務として犯罪捜査を行っている。小沢一郎氏に関連する捜査は、何度にもわたる強制捜査を含めて長時間と大量の人員を投入して行われたものである。それにもかかわらず、犯罪を立証することはできず、不起訴の決定が示された。
 
 弁護士の佐藤善博氏が指摘するように、検察審査会は本来、
証拠がそろっていて検察官は起訴するべき事件なのに、不当な理由、例えば、容疑者との特別な関係や権力者への配慮などから、検察官が起訴しなかった場合に、しがらみのない一般市民が起訴を決定する制度」であるべきだ
 
 佐藤善博弁護士は同時に、「検察審査会はそもそも法律の専門家ではない市民に、専門家でも判断が分かれる証拠能力などの微妙な法律的問題についての判断を求める制度ではないはずだ」と指摘する。検察審査会は法律の細部について最終判断を示す機関ではない。
 
 佐藤弁護士はさらに、「審査員に就任する人たちには、刑事裁判の最大の目的は、無実の人を罰しないこと、冤罪事件を生まないことにあるのだということをよく理解してもらいたい。そのためには、人類が長い刑事裁判の歴史の中で生み出し「疑わしきは被告人の利益に」とか「推定無罪」といった原則を必ず審査員に説明することを審査会の慣行にしてもらいたい」と指摘するが、基本的人権の尊重という日本国憲法の根本原則がないがしろにされていることに対する批判が存在しないことは重大な問題である。
 
 小沢一郎氏が検察審査会議決により起訴されることになるが、起訴に正当性があるとは思われない。メディアは検察や検察審査会が何を問題にしてきたのかを、類似する他の事例と比較して国民に詳しく説明するべきである。
 
 さらに重要なことは、これほどの重要性を持つ検察審査会であるなら、その審査の内容を十分に開示することが不可欠である。密室の暗黒の協議か儀式で、起訴相当などの重要事項が決定されたのでは、市民は安心して暮らすことができない。
 
 東京第五検察審査会の二度目の起訴相当決議には、重大な疑惑が数多く存在する。この疑惑の全面解消無くして、公正な裁判はあり得ない。
 
 全員交代された審査員の属性を公表するべきである。同時に、9月7日に吉田繁實弁護士が補助審査員弁護士に委嘱されてから、9月14日の議決までに1週間しか時間が経過していない。この間の審査会開催の詳細、論議の概要を公表する必要がある。
 
 小沢一郎氏に対する一連の攻撃は、「主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘」の最重要の一場面を示している。
 

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その基本図式を正しく理解し、日本政治を主権者国民のために刷新するために、拙著『日本の独立-「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘』をぜひご通読賜りたく、謹んでお願い申し上げたい。
 
 以下に書評を二つ転載させていただく。過分な書評を掲載下さったことに心より感謝申し上げます。
 
ブックレビュー1
「ムロイコウの絵日記」様
「植草一秀『日本の独立』」

「植草さんの『日本の独立』を読みました。

ところどころ、日本の政治家(主に民主党内の反小沢な人たちと小泉竹中など)のあまりの卑劣さに気分が悪くなり、

秘密組織「三宝会」の存在を知ってまた気分が悪くなり、

メディアの偏向報道はとっくに気づいていたものの、

コメンテーターが官房機密費を当然のように受け取って小沢一郎のネガティブキャンペーンに加担していることを知って改めて気分が悪くなり、

息苦しさに時々本を閉じたりしてしまいましたが

アメリカによる日本支配がどのようにして始まって今に至っているのか、や小泉竹中の罪や警察や検察や裁判所制度のあり方(裁判官の人事は結局内閣が握っていて、権力が集中しやすいので司法権は独立していないことになる)など、かなりよくわかりました。

そして植草さんの文章は、頭のいい人が書いているだけに分かりやすく、その高潔な人柄がにじみ出ているようで、本当に「宇宙一清潔な著書」でした。

「日本国民は全員、手を洗ってから読んだ方がいい」と心から思いました。」
 
ブックレビュー2
Tnikaido’s Blog」様
「「日本の独立」(植草一秀著)読了」

「日本が主権者国民の国になるための提言を歴史を紐解きながら理路整然と語られている。
現状の問題の多さに深刻な気持ちにさせられるが、一個人としてできる事を前向きにやっていこうと思った。
 
 植草氏は現代の日本に求められる課題は以下の5つであるという。

1)
対米従属(本書では「隷属」)からの脱却
2)
完了主権構造の変革(本書では「破壊」)
3)
政治権力と大資本の蜜月(本書では「蜜月」)排除
4)
市場原理主義の経済政策排除
5)
警察・検察・裁判所の近代化
 
 歴史的事実や近年の事件が植草氏の指摘が真実である事を認識させられる。
 
 これら5つの課題を解決するには1)基地問題の解決、2)天下りの根絶、3)企業献金の全面禁止、4)セーフティネットの整備、5)検察取調の全面可視化
 
の実現が必要であると解いている。
 
 どれも現政権では後ろ向きの状態である。元々の民主党の政策が覆されている状況はメディアの誘導によるところが大きいという指摘である。
 
 最近の記者クラブメディアの異様な報道をみていると指摘は適切であり非常に共感できる。
 
 ネットで様々な情報が取得できる時代。個人が真実の情報を取得し正しく把握することから始めなければならないと感じた。」

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