天木直人氏による『日本の独立』書評掲載に深く感謝
『日本の独立-主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘』の販売が開始されたが、地方書店では店頭での在庫切れが多く発生してご迷惑をおかけしていることをお詫びを申し上げます。
![]() |
![]() |
日本の独立 著者:植草一秀 |
amazon等のネット書店では在庫がありますので、ご活用賜りたく存じます。
元外交官の天木直人氏が、直ちにご通読下さり、ブログに記事を掲載くださった。拙著でも天木氏の著作から多くを引用させていただいたが、日本の安全保障を確保するための方向について、天木氏が極めて示唆に富む見解を表示されている。天木氏には、この場を借りて深く感謝を申し上げたい。
『さらば日米同盟!』(講談社)は、日本の安全保障問題を考える上での必読書である。
この1ヵ月、東アジアの安全保障問題、領土問題がことさらにクローズアップされている。このことと、沖縄県知事選が11月28日に迫っていることとは、無関係ではないと思われる。
米国は、辺野古の海岸を破壊してV字形滑走路を日本政府に建設させることを極めて重要視していると考えられる。しかし、沖縄県民の県内移設反対の意思は強い。
沖縄県知事選は、仲井真弘多氏と伊波洋一氏が終盤で激戦を展開しており、米国としては、あらゆる手段を用いて、この選挙を誘導しようと試みていると考えられる。荒唐無稽な推察に思われる向きもあると思うが、米国の歴史が工作と謀略に彩られている現実を認識する必要がある。
しかし、仲井真弘多氏の当確はまだ得られておらず、そのことが、あらゆる騒動の背景に存在していると考えられる。
日本が反米になる必要はない。米国と良好な外交関係を構築し、維持することは日本にとって極めて重要な課題である。
しかし、このことと、日本が米国の言いなりになり、ひとつの独立国、主権国家としての行動をも制約されることとは同義ではない。
残念ながら日本政治の現実は、米国にすべての面でひれ伏すものであり、日本政府の姿勢は、米国に従属するためには日本の主権者国民を犠牲にすることをもいとわないというものであった。
天木直人氏の著作『さらば日米同盟!』と併せて拙著をご高覧賜れれば誠にありがたく感じる。
本ブログと友好関係にある多数の有力ブログの主宰者様に、本来は拙著をお送り申し上げなければならないと感じるが、諸般の事情で実現できずに申し訳なく存じ上げる。これまでのシンポジウムなどで直接お会いした方の一部に拙著を送付させていただいたケースがあるが、基本的に大多数の皆さまには欠礼していることをなにとぞご寛恕賜りたく思う。
政治情勢は風雲急を告げているが、大きな流れとして、これまでの日本政治を支配してきた米官業政電の悪徳ペンタゴンが、日本政治の支配権を完全に奪還するべく、活動を展開し続けていると見て間違いないと思う。
民主党内クーデターを挙行し、主権者国民政権を打倒し、さらに自民党政権への回帰を企てていることがよく分かる。マスゴミは旧来の利権勢力の一角を占めており、偏向情報で日本の情報空間を汚染し続けている。
主権者国民の手に政治権力を奪還するには、この混乱の本質を見極めてゆかねばならないと思われる。対米隷属の二大勢力が確立されて政権交代が生じても、本質的な変化は生じない。民主党が対米隷属勢力に乗っ取られてしまったことの意味はあまりにも重い。
主権者国民勢力を糾合して、主権者国民勢力による政権樹立を目指さねばならない。そのためには、民主党が主権者国民党と対米隷属党に分かれる必要があると思われる。ハードルは決して低くないが、主権者国民勢力による政権奪還、すなわち第二平成維新を必ず成就しなければならない。
その新しい第一歩として、11月28日の沖縄県知事選は極めて重要である。あらゆる工作活動と情報操作の罠に嵌らず、この選挙を勝ち抜かねばならない。
![]() |
![]() |
日本の独立 著者:植草一秀 |
![]() |
![]() |
誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 販売元:マガジンハウス |
![]() |
![]() |
売国者たちの末路 著者:副島 隆彦,植草 一秀 |
![]() |
![]() |
知られざる真実―勾留地にて― 著者:植草 一秀 |
![]() |
![]() |
さらば日米同盟! 平和国家日本を目指す最強の自主防衛政策 著者:天木 直人 |
« 米国に堂々とものを言える沖縄県知事を選出すべき | トップページ | 沖縄の命運、日本の命運を左右する沖縄県知事選 »
「著書・動画配信紹介」カテゴリの記事
- 日本経済が衰退した理由(2022.04.20)
- 日本経済の黒い霧(2022.03.28)
- 資本家が絶対に見せたくない映画(2022.01.23)
- メディアが触れない日本の真実(2021.10.29)
- 「ルネサンスとはすべてを疑うこと」(2021.10.18)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 天木直人氏による『日本の独立』書評掲載に深く感謝:
» 北朝鮮の韓国砲撃まで持ち込ませた米韓、そして蚊帳の外で騒ぐ日本のマスゴミ [ライジング・サン(甦る日本)]
昨日、北朝鮮による韓国への砲撃があった。 北朝鮮から数十発が発射され韓国軍が約80発を撃ち返して応戦したと伝えられている。 日本のマスゴミは今日もなお北朝鮮=悪ということだけを報道し続け、日本国民に間接的に在日米軍を存続存続させなければならないという気持ちを... [続きを読む]
» 北朝鮮の韓国・延坪島砲撃事件の背後にある、欧州勢力VS米戦争屋のせめぎ合い [日本を守るのに右も左もない]
11月23日、北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃した事件の背後にあるものは? いつも応援ありがとうございます。 ... [続きを読む]
» 漫言・朝鮮半島の動向 [木霊の宿る町]
韓国・朝鮮の砲撃合戦が起きてから二日たちました。相変らずカナダのテレビでは大した報道はありませんが、ネットではワシントンポストやテレグラフなどの朝鮮レポートが増え、本日だけで十数本あります。レポートごとに切り口がいろいろあって面白いです。天才おのま、全てを並べ快刀乱麻を断つといきたいところですがそれは無理。以下シロートおのまが拾い読みしての無責任漫言です。漫言:思いつきでいう。とりとめもないことば。漫語。(小学館 新選国語辞典)1火曜日のテレビを見ておのまは朝鮮が一方的に砲撃を開始したと思ったのです... [続きを読む]
» 9818 ◎ 方丈や TW川柳 いくTL(12/15)/■ 空き菅や しっかり潰して ゴミ箱へw(@nomSABOyujiさん) [アルデバランの 夢の星]
色々引用させていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。 [続きを読む]
» 9822 ペンタとの 死闘日本の 独立や/日本は 日本のことを(決定できぬ) 服従や/時宜得た 日本独立 心有る 日本国民 最も切望/悪徳の ペンタ政官 業外電⇒米官業政 ... [アルデバランの 夢の星]
色々引用させていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。 [続きを読む]
« 米国に堂々とものを言える沖縄県知事を選出すべき | トップページ | 沖縄の命運、日本の命運を左右する沖縄県知事選 »