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2010年7月22日 (木)

文藝評論家山崎行太郎氏特別講演会のお知らせ

文藝評論家の山崎行太郎氏が7月26日午後6時より、港区赤坂区民センター4階第1会議室で講演される。
 
 『月刊日本』主催の特別講演会で、6月には私が講師を務めさせていただいた。6月講演会については、収録動画を配信していただいているので、ぜひご高覧賜りたい。
 
 山崎行太郎氏の特別講演会への出席は
『月刊日本』gekkan.nippon@gmail.com Tel 03-5211-0096
まで、直接お申し込み賜りたい。
 会場周辺地図は、http://www.koyukai.org/akasaka_guide.html
をご参照賜りたい。 


 講演内容について、山崎行太郎氏が同氏の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 7月21日付記事に記述されているので、以下に転載させていただく。多くの皆さまの積極的な参加を呼び掛けさせていただく。
 
 小林秀雄、福田恒存、江藤淳、三島由紀夫等が、「保守論壇」で輝いていた時代は、保守派、あるいは保守思想家の数は圧倒的に少なく、孤立無援の絶対的少数派だったが、思想性という問題においては、あるいは作品の質や量においては、多数派である左翼・進歩派、あるいは左翼過激派の思想家たちをはるかに凌駕していた。しかるに、三島由紀夫の自決事件を境に、小林秀雄、江藤淳、福田恒存が相次いで保守論壇から消えていくのと同時に、それに代わる存在として台頭してきたのは、エピゴーネン保守や、左翼からの転向者たちを中心とする「左翼もどきの保守思想家たち」、あるいは商業右翼、商業保守とも言うべき付和雷同組の保守であった。たとえば、西部邁、小林よしのり、渡部昇一、櫻井よしこ、そして中西輝政というような人たちである。「新しい歴史教科書をつくる会」や「沖縄集団自決裁判」に見られるように、彼等は左翼の闘争スタイルを保守論壇に持ち込み、思想的にはともかくとして、そのスタイルと組織論は完全に左翼の模倣であり、反復であった。「諸君!」「正論」「will」・・・というような保守系論壇雑誌が次々と創刊され、左翼陣営の衰退と崩壊の隙間を補完するかのように、多くの読者を獲得し、保守や保守思想や保守思想家というものが「商品化」されていく。いわば、保守論壇や保守思想が「わが世の春」を迎えるわけだが、そこで語られる保守や保守思想や保守思想家、あるいは保守論壇は、いったい、どういうものだったのだろうか。そこに、保守思想は存在したのか。やがて政権交代という現実を突きつけられた自民党は、実質的に再建不可能といってもいいような壊滅的打撃をうけ、静かに「自民党時代の終焉」を向かえつつあるが、その「自民党の終焉」をもたらしたものこそ、「保守論壇の知的退廃と劣化」である。つまり薄っぺらな保守思想を鵜呑みにし、保守思想や保守思想家と結託・連携することによって、政治家もまた劣化し退廃していったというわけである。「自民党の終焉」の直前に「諸君!」が廃刊に追い込まれたことが象徴しているように、保守思想や保守思想家、あるいは保守論壇もまた、大きな曲がり角に来ている。僕が、「保守論壇を『愚者の楽園化』したのは誰か?」と問うのは、この「保守論壇の悲・喜劇」を指している。むろん、僕は保守論壇を批判しているからといって、左翼論壇、あるいは左翼思想家たちを擁護しているわけではない。むしろ、僕が批判しているのは、「保守論壇の左翼化」、つまり「保守思想のイデオロギー化」である。保守論壇の再生のためには、何か必要なのか。保守論壇とは、そもそも何であったのか。小林秀雄や福田恒存、三島由紀夫等の時代に立ち返って、あらためて問うてみる必要がある。僕が目指す「保守の再生」、「保守論壇の活性化」への道は、僕の持論である「イデオロギーから存在論へ」の転回なしには不可能である、というものである。というわけで、今回の講演会ということになったわけだが、同時に、同じような内容の本も、九月が十月に出版される予定である。
(ここまで転載)

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講演会の概要は以下の通り
 
 『月刊日本』特別講演会
7月26日月曜日 午後6時
場所 赤坂区民センター
   東京都港区赤坂4-18-13
    赤坂コミュニティーぷらざ内
   電話03-5413-2711

演題 「保守論壇を『愚者の楽園化』したのは誰か?」


会費 千円(事前申し込みが必要)
   申込みは、
   gekkan.nippon@gmail.com
   又は、
   電話03-5211-0096『月刊日本』編集室まで。

会場周辺図 http://www.koyukai.org/akasaka_guide.html


交通機関 地下鉄銀座線・丸の内線 赤坂見附駅
      A(弁慶口)出口 徒歩8分
      B出口 徒歩8分
     地下鉄半蔵門線 永田町駅
      改札を出る前に連絡通路にて赤坂見附駅まで移動
     地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目駅
      4番出口  徒歩10分
 
 『月刊日本』2010年8月号が発売になる。私の寄稿小論については、稿を改めて紹介したい。

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