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2008年7月13日 (日)

「CHANGE」最終回-偽装に欺かれてはならない-

  

フジテレビの政治プロパガンダドラマ「CHANGE」が最終回を迎える。

  

朝倉首相は解散・総選挙を行うことを国民に直接語りかける。

  

「この解散は、朝倉内閣の実績を皆さんに問うためのものではありません。子どもたちに希望ある未来を用意するための解散です。」

  

「あなたの1票が、政治を、この世の中を変えることができる」

 

「権力に一切執着せず、理想と信念に燃えて働く政治家がいる」

 

「官僚と呼ばれる人たちの中に、本当にこの国のことを考え、必死で働くひとたちがいる」

 

「熱く、強い気持ちがなければ政治はできない」

   

キャッチコピーは『日本の政治を変える』

    

 8月にも旗揚げが予想される脱藩「官僚」の会。

 「子供が笑顔の大阪」をスローガンに掲げて知事選を戦った橋本大阪府知事

 ドラマと現実には天地の開きがあるが、視聴者は無意識のうちに、現実をドラマと重ね合わせてしまう。ドラマによって美しくない現実が美化される

 これが、テレビの「サブリミナル効果」だ。

   

 フジテレビドラマ「CHANGE」の監修者である飯島勲氏は、洞爺湖サミットから一夜明けた7月10日以降、本格的に動き始めた政局の裏側で蠢いている。

    

 小池百合子元環境相、猪口邦子議員、佐藤ゆかり議員のTPL、および小泉チルドレン

 中川秀直氏を中心とする「上げ潮派」

 「脱藩官僚の会」

 前原誠司氏および民主党凌雲会を中心とする反小沢代表派議員

 自民党別働隊の色彩に染め抜かれる橋下徹大阪府知事を筆頭とする知事グループ  

 これらの政治新勢力の裏側に飯島勲氏が存在し、小泉元首相、中川秀直氏、武部勤氏、渡辺喜美氏、竹中平蔵氏、田原総一郎氏がネットワークを形成している。ドラマ「CHANGE」が放送法に抵触しないかどうかは、国会で論議が求められる。

   

 7月12日記事CHANGE最終回-小沢民主党代表を無投票再選すべし-も合わせて参照いただきたい。

     

 民主党代表選について、時期を同じくして天木直人氏記事を掲載された。天木氏も小沢代表の無投票再選を主張された。

  

 私も、現在の民主党のすべてが正しいと考えているわけでない。党内議員の思想、哲学の個人差は非常に大きく、重要な政策について意思を統一できるのか、強い懸念を感じる。また、政権を樹立した時に官僚利権や政治利権を本当に根絶できるのかについて、大きな不安を残しているとも言わざるを得ない。

   

しかし、「弱肉強食奨励」、「官僚利権温存」、「対米隷属外交」を基本政策とし、「官僚主権構造」を支え続けている日本の政治状況を根幹から「CHANGE」するために、政権交代が不可欠であると確信している。

  

自民党および自民党別働隊が選挙に際して、いかなる美辞麗句を並べようとも、「官僚主権構造」を支え続けてきた既存の政治権力の基本性格を変えることが不可能であることを知っている。

  

小泉政権は「改革」を標榜したが、「官僚主権構造」にはまったく手をつけなかった。「天下り」利権を最後まで死守した。この小泉政権の直系にあたる「上げ潮派」、飯島勲氏や竹中平蔵氏に直結する政治グループが「官僚主権構造」を根絶することは絶対にあり得ないと確信する。

   

次期総選挙に向けて、再び壮大な「偽装」が仕掛けられていることに対して、私は全力をあげて国民に注意を喚起しなければならないと感じている。

 

『日本の政治を変える』ためには、既得権をいったん白紙に戻さなければならない。既得権の中核である自民党と連携して真の改革が実現されることはあり得ない。したがって、民主党による自民党との連立は完全に否定されなければならない。

 

「政権交代」こそ、日本の政治を「CHANGE」する唯一の方法だ。次期総選挙まで最大で1年3ヵ月の時間しか残されていない現時点で、「政権交代」を求めるすべての国民は、民主党に重大な役割を託さなければならない。政権交代実現に中核的役割を果たすことのできる政治勢力は現状で民主党しかないのだ。

   

民主党に代表選挙で党内対立を深める余裕は存在しない。民主党は次期総選挙に向けての戦術実行に全精力を注ぐべき時期にある。次期総選挙に向けての戦術として以下の3点を提案する。

  

①次期総選挙に向けての政策綱領=選挙公約=マニフェストを迅速に決定し国民に提示する。

②「政権交代」の目標を掲げて、すべての野党との共闘体制を盤石なものにする。

③自民別働隊による「偽装CHANGE勢力」の実態を白日の下に晒し、権力維持を目的とする既存権力の権謀術数に国民が嵌らないための啓蒙活動を大規模に展開する。

  

既存権力は「第一の権力」であるマスメディアを総動員して、国民の誘導に血道をあげている。野党勢力が与党の戦術を知り、全精力をあげて偽装を暴いてゆかなければ、国民は偽装によって欺かれてしまう可能性が高い。

   

野党勢力が次期総選挙で過半数を確保するには、自公勢力と、自民別働隊となる「偽装CHANGE勢力」とを合計した獲得議席を野党勢力が上回らなければならない。  

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フジテレビのドラマ「CHANGE」が最終回だったらしい。植草一秀はこれを自民党によるプロパガンダ・ドラマだと警鐘を鳴らしている(「「CHANGE」最終回-偽装に欺かれてはならない-」)。... [続きを読む]

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