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2008年6月25日 (水)

地球温暖化仮説への疑念

「晴天とら日和」様kobaちゃんの徒然なるままに」様、「無愛想のブログ」様「憲法と教育基本法を守り続けよう」様「こわれたおもちゃを抱き上げて」様「小畑くにおBLOG」様、記事のご紹介ならびに貴重なご高見をありがとうございました。深く感謝しております。「副島隆彦」様には、いつも応援をいただきまして、感謝しております。

kojitakenの日記」、ならびに「きまぐれな日々」主宰者のkojitaken様、ご丁重なメッセージを掲載くださいましてありがとうございました。過分なお心遣いを賜りましてありがとうございます。私の説明も不十分であったと感じております。意見や主張がそれぞれの個人によって異なるのは当然のことだと思いますが、各人が互いに尊重し合いながら健全な論議を深めてゆくことができればうれしく思います。今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。「カナダde日本語」の美爾依さんには身に余るご尽力を賜りまして心よりお礼申し上げます。

また、「_~山のあなたの空遠く幸い住むと人のいう」様にはいつも、ビジュアルなご紹介をいただきましてありがとうございます。

  

  

7月7日から9日にかけて北海道で開催される「洞爺湖サミット」では、環境問題が討議される見通しだ。環境問題については「らくちんランプ」のスパイラルドラゴンさんが多くの貴重な情報を提供くださっているが、CO2による地球温暖化の仮説自体が十分に科学的に裏付けられていないことを知る人は驚くほど少ない。

地球温暖化は、人間の産業活動に伴って排出された温室効果ガスが主因となって引き起こされているとする。「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)によって発行された「IPCC第4次評価報告書」によって、人為的な温室効果ガスが温暖化の原因であるとされている。

  

しかし、地球の歴史を振り返ると、地球の気候は時代とともに大きく変動して現在に至っている。野上道男氏の「地球温暖化Q&A」によると、

  

「長期間の気温変動は気候変動の1つですが、証拠が残りやすいので観測が行われる以前の時代についても、いろいろな周期の変動があったことがわかっています.例えば、地質時代の中生代から新生代へは寒冷化のフェーズ、第三紀から第四紀へは寒冷化のフェーズ、最終間氷期(12.5万年)からは寒冷化(後氷期に回復)、縄文時代(後氷期の最温暖期)からは寒冷化、弥生時代からは温暖化、小氷期(江戸時代中期ごろが中心)から現在を含む観測時代へは温暖化のフェーズとなっています.」

とあり、地球は温暖期と寒冷期とを繰り返して現在に至っている。

  

  

洞爺湖サミットに関して、共同通信が以下のニュースを配信している。

  

「7月7日に開幕する主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の議長総括や合意文書に、日本が地球温暖化対策として提案している温室効果ガス削減に向けた「セクター別アプローチ」に対する肯定的評価が明記されることが21日、固まった。新興、途上国から一定の支持を得られたためで、消極的姿勢だったドイツも容認の方向に転じた。複数の外交筋が明らかにした。

 国別削減目標の設定に、産業分野別に削減可能量を積み上げるセクター別アプローチが「有益」「重要」とする案が有力。京都議定書に続く2013年以降の温暖化対策の国際枠組みづくりで、この方式が採用される可能性が高まりそうだ。

 ただ欧州連合(EU)内には、削減可能量を積み上げるだけでは温暖化に歯止めをかけるために必要な中長期目標の達成は困難との見方が根強く、さまざまな条件が付くことも予想される。

 セクター別アプローチは、福田康夫首相が今年1月のスイス・ダボス会議で提唱。温室効果ガス削減の目標を決める際に(1)透明性や公平性が確保される(2)省エネ技術導入につながる?と国際基準化を訴えてきた。」
2008/06/22 02:05 【共同通信】)

  

  

過去1000年の時間を区切っても、中世の温暖期やその後の小氷期が存在したことが知られている。過去40万年では、およそ10万年周期で温暖期と寒冷期が繰り返されてきた。

  

地球温暖化仮説は人為によるCO2排出が近年の温暖化の主因であるとするものだが、この仮説に対する懐疑論が多くの専門家から提示されており、説得力のある主張も多い。

  

  

北極圏の研究で知られる地球物理学者の赤祖父俊一氏の指摘をスパイラルドラゴンさんが紹介しているので、引用する。

  

「この100年の期間、北極圏での平均温度変化を見てみよう。すぐに分かることは、北極圏ではやはり二回、同様の温度変化が起こったということである。

  
 さらにその変動の幅は、地球平均変動の幅に比較してはるかに大きかったことであり、第一回目の変化のピークは、現在の温度と比較すると大体同じであるか、少し高かった。

   
 しかし、炭酸ガスが上昇し続けたにもかかわらず、1940年から気温はいったん減少したことであり、したがってその上昇の大部分と降下は、炭酸ガスには直接関係がないということである。

   
 さらに1970年からの上昇の一部は、1910年からの上昇と同様の上昇によると考えることを、全く否定する根拠はない。」

  

  

地球環境が重要であることを否定しようとは思わないが、地球温暖化により、近い将来に世界が破滅的危機に直面するとのイメージが流布され、その原因がCO2にあると断定し、その断定に基づいて、CO2の排出量規制を設定し、排出権取引を開始する方向に主要国が突き進む現実には異様な不自然さを感じる。

  

1995年に議決され2005年に発効した京都議定書には、最大のCO2排出国である米国が参加しておらず、カナダも目標を放棄している。基準年が1990年とされたことで、日本の排出量削減が極めて困難な状況にある。

  

このまま進むと、今後、各国のCO2排出量キャップが設定され、排出権取引が開始されるときに、日本は世界で最も大きな資金負担を背負わされることになる。サミットでの成果をアピールするために、国益を無視して日本に著しく不利な合意形成に突き進むことは日本の正しい選択ではない。

  

   

日本のマスメディアは洞爺湖サミットに向けて環境問題を集中的に取り上げているが、地球温暖化仮説に対する懐疑論を含めて冷静な分析を提示するものは皆無に近い。

  

産業界は環境関連ビジネスをビッグ・ビジネス・チャンスと捉えている。金融業界も排出権取引に重要なチャンスを見出し、政治権力への強い働きかけを展開している。電力業界は原子力発電の安全性に対する懸念が世界的に拡大し、利潤の面から圧倒的に有利な原子力発電推進に強い逆風が生じている現状を転換する最大の契機として環境問題を捉えていると考えられる。

  

国民がデマゴギー、プロパガンダに彩られたメディア・コントロールの闇に包まれて、利権にまみれた政治論議だけが暴走する現状を打破しなければならない。地球環境問題に対する冷静な論議が求められる。

  

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