はしご外された右翼の人々
元外務省国際情報局長の孫崎享氏が執筆したベストセラー
『戦後史の正体』(創元社)https://amzn.to/3CelgvN
は戦後史の実相を解き明かした名著である。
安倍元首相銃殺事件は図らずも戦後史の実相に光を当てることになった。
事件直後、山上徹也容疑者が供述したとされる旧統一協会と安倍元首相との関係についてメディアは「山上容疑者の思い込み」と表現した。
テレビ朝日「報道ステーション」司会を務める大越健介氏は次のように発言した。
「宗教団体への積年の恨みということを供述していますが、なぜその恨みの矛先が一足飛びに安倍元総理に向かったのか。
その理由として、祖父の岸元総理大臣、安倍元総理大臣と宗教団体との関係性を挙げていますけれども、これは全く、到底理解できない中身となっています。
徹...