2020年1月18日 (土)

伊方原発差し止め命令が示す裁判所良心のともしび

愛媛県の四国電力伊方原発3号機について、1月18日、広島高裁が運転を当面認めない決定を示した。 日本の司法に残されているかすかな良心が機能した。 裁判所判断は裁判官の属性によって方向が変わる。 2009年から2011年にかけて日本を揺るがした小沢一郎衆議院議員の政治資金管理団体を巡る政治資金規正法違反疑惑事案でも、東京高裁の小川正持裁判官と飯田喜信裁判官との間でまったく異なる判断が示された。 この問題については元検事で弁護士の郷原信郎氏が詳細な解説を公開されている。 「「刑事裁判の絶対権力者」による「ざまあ見ろ」判決の傲慢」https://bit.ly/3ag7nNf 石川知裕元衆議院議員などを有罪とした東京地裁の登石郁郎裁判官、東京高裁の飯田喜信裁判官の判断は失当と言うほかない。 裁判所が...

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2020年1月17日 (金)

新選組が与野党馴れ合いを斬る京都市長選

「2020年「政策連合」による日本政治刷新」のゆくえを占う最重要選挙が告示日を迎える。 令和2年2月2日、西暦2020年2月2日に投票日を迎える京都市長選挙が1月19日に告示される。 立候補が見込まれるのは 門川大作氏(69)=公明、自民府連、立憲民主府連、国民民主府連、社民府連推薦 福山和人氏=共産、れいわ新選組推薦 村山祥栄氏=無所属 の3名だ。 京都では非共産で国政与野党が相乗りしている。 2018年4月に行われた京都府知事選では 西脇隆俊氏 402,672票自民・民進・公明・立憲・希望推薦 福山和人氏 317,617票共産推薦 で西脇氏が当選した。 国政で自公と対決する野党勢力が京都では自公と共闘している。 京都では共産党が強い支持基盤を有しており、反共産で自公と旧民主系が連携してい...

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2020年1月16日 (木)

窮鼠猫をかむ安倍内閣通常国会冒頭解散可能性

自民党衆議院議員で前法相の河合克行氏と妻で昨年の参院選で当選した河合案里氏の事務所に家宅捜索が入った。 公職選挙法違反容疑での強制捜査である。 昨年7月の参院選で河合案里氏の選挙を取り仕切ったのは河合克行氏であると見られている。 その選挙において、法律で禁止されている利益誘導、買収行為が行われた疑いが持たれている。 問題が発覚して河合克行氏は昨年10月末に法相を辞任。 以後、夫婦揃って雲隠れしていた。 国会招集を前に強制捜査が行われ、河合氏が姿を表したが、捜査中で何も言えないの一点張りで疑惑に対して一切答えていない。 安倍内閣の内閣府副大臣を務めていた秋元司衆院議員は収賄の疑いで逮捕、勾留され、さらに再逮捕された。 安倍内閣が推進するIR=カジノが利権の温床になっていることが改めて鮮明になっ...

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2020年1月14日 (火)

通常国会で退陣を迫られることになる安倍首相

2020年の通常国会は1月20日に招集される。 会期は6月17日までの150日間。 7月5日が投開票日になる東京都知事選が6月18日に告示される。 東京オリンピックが7月24日から8月9日まで、 東京パラリンピックが8月25日から9月6日まで 開催される予定だ。 都知事選から逆算して通常国会の日程が定められた。 都知事選があるため、会期延長は難しい。 1月の通常国会冒頭で衆院を解散し、2月16日に衆院総選挙を実施するとの目論見は潰えたと見られる。 桜疑惑が拡大しているなかでIR疑獄事件が表面化した。 安倍自民惨敗は免れない。 総選挙大惨敗を恐れて衆院解散が先送りされた。 この通常国会では安倍内閣が集中砲火を浴びる。 昨秋の臨時国会で安倍首相は桜疑惑追及から逃げた。 野党は予算委員会での集中審...

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2020年1月13日 (月)

今だけ金だけ自分だけ強欲人間が諸悪の根源

「コストダウン 叫ぶあんたが コスト高」 これが1999年第一生命サラリーマン川柳第1位の作品だ。 重大事件の刑事被告人でありながら、違法な手段で海外に逃亡したカルロス・ゴーン被告を念頭に置いた一句であるのだろう。 日本経済の最大の経済問題は格差拡大だ。 格差拡大によって底辺にしわ寄せが来ている。 最前線にいる労働者の処遇が悪化の一途を辿っている。 「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」 は江戸時代の旗本神尾春央(かんおはるひで)の言葉として、本多利明の著作「西域物語」に書かれているもの。 260年の時空を経て、いま類似した政策が遂行されている。 末端の労働者を絞るだけ絞り、上に立つ者が私腹を肥やす。 この図式が問われている。 2012年12月の第2次安倍内閣発足から7年の時間が経過...

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2020年1月11日 (土)

戦後日本政治史実相を抉り出す書き下ろし

2020年の年頭にあたり、読者のみなさまにぜひご熟読賜りたい著作をご紹介させていただく。 それは私が心から尊敬申し上げている学者の著作物である。 いずれ単行本として公刊されることになると思うが、幸運なことに現在はウェブ上で閲覧することが可能である。 しかも無償での著作物の公開である。 戦後日本政治史の表と裏をすべて網羅するものだ。 ぜひご高覧賜りたく思う。 著者は渡邉良明氏である。 渡邉氏はこれまでに 『マハートマー・ガンディーの政治思想』https://amzn.to/2FFYazq 『J.F.ケネディvs.二つの操り人形』https://amzn.to/2tN2OsK などの著書も公刊されている。 今回の著作は戦後日本政治史と呼ぶべきものであるが、歴代日本首相ほか特筆に値する人物の実...

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2020年1月10日 (金)

政策基軸でない野党合流は野合ですぐしぼむ

2020年は総選挙が実施される可能性が高い。 当初は通常国会冒頭で衆院が解散され、総選挙に突入するとの見立てもあったが、桜疑惑が拡大する上にIR疑獄事件が炸裂して安倍首相が尻込みしたと見られている。 秋以降の衆院総選挙が見込まれる。 安倍政治を支持する者は主権者全体の25%程度と見られる。 メディアの内閣支持率調査結果は「作られた数値」でまったく信用できない。 2012年以降の国政選挙での自公絶対得票率(全有権者に占める得票の比率)は25%程度で横ばい推移が続いている。 これを 『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)https://amzn.to/2WUhbEK に記述した。 参政権を持つ人々の半分が選挙に行っていない。 選挙に足を運ぶ人の半分強は反自公に投票しているが、複数候補...

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2020年1月 9日 (木)

頭脳明晰を微塵も感じさせなかったゴーン会見

海外逃亡したゴーン被告が逃亡先のレバノン・ベイルートで記者会見を行った。 記者会見は失敗だったと判断できる。 会見をしなければ、ゴーンという人物は優秀な人物であるとの幻想が世間一般に残存した可能性があるからだ。 ゴーン氏が問われている罪は企業の財産を私的に窃取したというものだ。 企業の財産を横領し、私腹を肥やしたというものだ。 この疑いに対する無実の証明が皆無だった。 日本の刑事司法手続きに多くの問題点があることは知る人はみな知っている。 その前近代的な制度によって人権を侵害されてきた者は多数存在する。 しかし、記者を集めて説明する機会を得たにもかかわらず、ゴーン被告は自分が無実潔白であることについて効果的な説明ができなかった。 保釈中の不法な海外逃亡自体が犯罪である。 ゴーン氏はクーデター...

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