2023年6月 7日 (水)

本当は最低最悪の岸田政治

私たちは私たちが直面する問題に真剣に向き合うべきだ。 岸田首相が日本の軍事費を突然2倍にする予算を決めた。 東アジアで戦争が起こる。 そんな風説が流布されているが、震源地は一体どこなのか。 国家予算で1年間に計上される各種政策予算は社会保障関係を除くと約35兆円。 科学技術振興、文教、公共事業、中小企業対策、食料・農業、外交、そして防衛など、ありとあらゆる政策のために支出される国費が年間35兆円。 これが2023年度は一気に40兆円にかさ上げされた。 増大の原因は防衛費=軍事費の増大。 防衛費が5兆円規模から10兆円規模へと一気にかさ上げされた。 北朝鮮がミサイルを発射すると迎撃態勢が取られる。 PAC3などの高額兵器が装備された。 しかし、先日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際は、強風でP...

» 続きを読む

2023年6月 5日 (月)

近代国家と言えない日本

一連の出来事を通じてこの国のかたちが浮き彫りになる。 歌舞伎界で活躍してきた市川猿之助氏が一家心中の渦中にあるが両親が死亡し、当人が生存している。 自殺ほう助罪、自殺ほう助罪の疑いがあることが伝えられている。 西武ライオンズの山川穂高選手が強制性交の疑いで書類送検された。 被害者とされる女性の処罰感情は強いとされている。 2022年7月の参議院選挙でガーシー氏は287,714票を得て比例代表選挙で当選した。 選挙期間中から当選してもドバイで活動を続けることを宣言していた。 ところが、国会はガーシー議員を除名処分した。 警察は脅迫罪でガーシー議員を国際指名手配し、パスポートを失効させた。 そのガーシー元議員が帰国して逮捕された。 今後、起訴されれば法廷で司法判断が示されることになる。 オリンピ...

» 続きを読む

2023年6月 4日 (日)

権力が手段でなく目的の岸田首相

岸田首相は中学生から首相を目指した理由を問われ、 「総理大臣は日本の社会の中で一番権限の大きい人なので、総理大臣を目指した」 と答えた。 本年3月に福島県相馬市で開かれた「こども政策対話」でのやりとり。 権力を持つために首相を目指したということ。 社会をこうしたいから、人々にこのように尽くしたいから首相を目指したのではなく、権力者になりたいから首相を目指したのだと聞こえる。 岸田氏は回答のなかで 「やりたいと思うことを実現する、やめてほしいと思うことをやめてもらうには、やはり力を付けないといけない。」 と述べているから、やりたいと思うことを実現するには権力を握らないといけないと主張しているようにも見える。 その岸田氏が首相の座を射止めた。 いまこそ、「やりたいと思うことを実現する」千載一遇の...

» 続きを読む

2023年6月 3日 (土)

結論ありきの123便事件控訴棄却

6月1日午後1時半、東京高裁において、JAL123便ボイスレコーダー等開示請求事件の判決が示された。 結果は予想されたものであったが原告の控訴は棄却された。 開廷から5秒で判決公判は終了した。 政治権力に阿る裁判官では正当な司法判断を示すことはできない。 東京高裁が控訴を棄却した最大の根拠は和解の存在。 1991年3月26日、ボーイング社を被告とする損害賠償請求訴訟事件の和解が成立した。 123便墜落事件発生から5年半が経過した時点での和解成立。 損害賠償の請求対象はボーイング社だった。 政府事故調は123便墜落の原因を圧力隔壁損傷にあるとした。 当該123便はしりもち事故を起こしており、その際の圧力隔壁補修が不十分であったために圧力隔壁が損傷。 このことによって123便の垂直尾翼が破壊・喪...

» 続きを読む

2023年6月 1日 (木)

軍拡・原発・増税まっしぐら暴政

原子力発電所の実質的な60年超運転を認める新たな運転延長認可制度などを柱とする「GX脱炭素電源法」が5月31日、参議院本会議で賛成多数により可決、成立した。 岸田首相の本質は米国と官僚機構の指示・命令に従うこと。 官僚機構は日本の「国のかたち」を掌握している。 日本国の実態は米国の植民地。 官僚機構は宗主国の命令に服している。 対米隷属の官僚機構の指示・命令に従っているのが岸田文雄首相。 安倍元首相が存命の間、岸田首相は何もしなかった。 何を聞かれても「検討します」と答えるだけ。 「検討使」に徹していた。 昨年7月8日に安倍元首相が暗殺された。 安倍元首相暗殺事件の謎は解明されていない。 多くの疑惑が渦巻いている。 安倍元首相暗殺を契機に岸田首相の行動が一変した。 「何もしない」が史上空前の...

» 続きを読む

2023年5月31日 (水)

合言葉は「そうだ、選挙に行こう!」

できの悪い我が子に分不相応の役職と権限を与える。 岸田首相が掲げる異次元の少子化対策、異次元の子育て支援の具体的内容が明らかになった。 どこが異次元なのかという疑問が充満していたが疑問が氷解した。 しかし、これでは本人の為にも、親の為にも、社会の為にもならない。 岸田祥太郎氏の不祥事について重大な問題だと指摘した野党議員の発言を批判した吉本興業のブラマヨ吉田氏。 岸田内閣を含めて現実の社会は岸田遼太郎氏に厳しく対応した。 当然のこと。 ものごとを正しく見極める力を持たないと政権応援がひいきの引き倒しになる。 芸能と政治権力の癒着は好ましいものでない。 日本のメディアのあり方も問われている。 マスメディアを支配しようとする政治権力の姿勢も問われている。 国民民主党の玉木雄一郎氏はコメントを求め...

» 続きを読む

2023年5月30日 (火)

真相解明まで終わらない123便事件

6月1日午後1時半、東京高裁がJAL123便ボイスレコーダー等開示請求事件の判決を示す。 訴訟は2021年3月28日に東京地方裁判所に提起された。 原告は123便墜落で夫を失った吉備素子さんと123便副操縦士佐々木祐さんの姉、市原和子さんの2名だったが市原さんは提訴を取り下げた。 暗闘が存在したと考えられる。 訴えは日本航空に123便のボイスレコーダーとフライトレコーダーの全面開示を求めるもの。 開示されているものは不完全。 1.内容のすべてを2.原記録のままの状態であることが確認できる状態で3.聴取・閲覧できるかたちで 開示することを求めている。 東京地方裁判所は2022年10月13日に原告の請求を棄却する判決を示した。 原告は直ちに東京高等裁判所に控訴。 控訴審では2023年2月21日、...

» 続きを読む

2023年5月29日 (月)

6.14そうだ、選挙に行こう大集会

岸田内閣がピークを通過したと記述したが、すでに内閣支持率が再低下し始めたことが報道された。 岸田首相が解散・総選挙戦略を断行するなら、このタイミングしかないだろう。 時間が経過すれば内閣支持率は沈み込むことになると思われる。 原因は岸田内閣に称えるべき実績がないこと。 岸田首相はサミットにすべてをかけてきたと見られる。 出身地の広島に錦を飾る。 脇目も振らずにこのことに注力してきたのだと見られる。 しかし、被爆地広島でサミットを開催した意味はなかった。 岸田首相が主導して発表した「広島ビジョン」。 ここには「核兵器は有用な兵器である」との趣旨が明記された。 被爆地広島から発するべきメッセージは核廃絶だった。 核兵器禁止条約にG7が加わる方針を示すべきだった。 戦乱が繰り広げられるなかでのサミ...

» 続きを読む

«「ブラマヨ吉田に賛同の声」に?

有料メルマガご登録をお願い申し上げます

  • 2011年10月より、有料メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」の配信を開始いたします。なにとぞご購読手続きを賜りますようお願い申し上げます。 foomii 携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。

    人気ブログランキング
    1記事ごとに1クリックお願いいたします。

    ★阿修羅♪掲示板

主権者は私たち国民レジスタンス戦線

  • 主権者は私たち国民レジスタンスバナー

    主権者は私たち国民レジスタンスバナー

著書紹介

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

関連LINKS(順不同)

LINKS1(順不同)

LINKS2(順不同)

カテゴリー

ブックマーク

  • ブックマークの登録をお願いいたします
無料ブログはココログ